http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.14.01/relnote_14_01_07.html Revision : 14.01.07 Release : Apr. 2015, ヤマハ株式会社 Rev.14.01.07 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ RTX1210 Rev.14.01.05 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■バグ修正 [1] IPマスカレードで、FTPのPORT/EPRTコマンドの再送パケット、またはPASV/EPSVコマ ンドのレスポンスの再送パケットが通過すると、通信が不安定になりリブートやハン グアップが発生することがあるバグを修正した。 ただし、nat descriptor backward-compatibilityコマンドが1に設定されているとき はリブートやハングアップは発生せず、NATエントリのTTLの値が不正な値に更新され る。 [2] IPsecで、SAの削除が発生するタイミングで稀にリブートすることがあるバグを修正 した。 [3] LANマップで、端末を管理対象に含めておりLANマップ画面上でRTX1210にWLX302が直 接接続されているように表示される構成のとき、メモリリークが発生するバグを修正 した。 [4] IPマスカレードで、以下のタイミングでTCP以外のセッションに割り当てる外側ポー トが使用中のままになり、TCP以外のセッションが新規に開始できなくなることがあ るバグを修正した。 - IPマスカレード変換セッション数制限機能によって、TCP以外のNATセッションの作 成が制限されたとき - nat descirptor masquerade incomingコマンドがforwardに設定されているNATディ スクリプターの外側アドレスに対して、UDPのポート診断機能を実行したとき ただし、nat descriptor backward-compatibilityコマンドが1に設定されているとき は本バグは発現しない。 [5] IPマスカレードで、稀にTCPセッションが確立しにくくなったりTCPセッション確立後 すぐにIPマスカレードエントリが消えたりすることがあるバグを修正した。 ただし、nat descriptor backward-compatibilityコマンドが1に設定されているとき は本バグは発現しない。 [6] IPマスカレードでnat descriptor timerコマンドが1025以上に設定されているとき、 ノーマルパスで処理されるセッションに対応するIPマスカレードのエントリのTTLが 1025から1024に変化すると、そのセッションの通信が不安定になるバグを修正した。 ただし、nat descriptor backward-compatibilityコマンドが1に設定されているとき は本バグは発現しない。 [7] IPマスカレードで、nat descriptor timerコマンドが1025以上に設定されており静的 IPマスカレードの設定が存在しないとき、show nat descriptor address detailコマ ンドの実行結果にTTLが1025以上のIPマスカレードのエントリが表示されないバグを 修正した。 ただし、nat descriptor backward-compatibilityコマンドが1に設定されているとき は本バグは発現しない。 ■更新履歴 Apr. 2015, Rev.14.01.07 リリース 以上