http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.10.01/relnote_10_01_45.html
Revision : 10.01.45
Release : Feb. 2013, ヤマハ株式会社

Rev.10.01.45リリースノート


RTX1200 Rev.10.01.42からの変更点


■機能追加

  1. GUIのスイッチ制御のページで、スナップショット機能を追加した。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/snapshot.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  2. スイッチ制御機能で、LANケーブル二重化機能を追加した。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/lan_duplication.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  3. GUIのスイッチ制御のページで、管理中のスイッチに設定されているすべてのタグVLANの情報をVLAN IDごとに色分けして表示するページを追加した。
    [スイッチ制御(スイッチの管理トップページ)]で、VLANの設定を表示したり変更したりするセレクトメニューから"VLAN一覧表示"を選択することでアクセスできる。

  4. スイッチ制御機能で、ループ検出機能を強化した。

    スイッチ制御パケットによるループ検出機能を追加した。
    この機能により、ヤマハスイッチの配下に接続されたハブやスイッチでループが発生した場合に、それらの機器が接続されているヤマハスイッチのポート上でループを検出することができる。

    ただし、ネットワーク構成や環境、設定内容によって、ループを検出できないことがある。例えば、ヤマハスイッチ配下のハブやスイッチにて輻輳等が発生し、スイッチ制御パケットが転送されない場合は、ループを検出できないことがある。

    ○スイッチ制御パケットを用いたループ検出を行うか否かの設定

    [書式]
    switch control function set loopdetect-use-control-packet mode
    no switch control function set loopdetect-use-control-packet
    switch control function get loopdetect-use-control-packet [switch]
    [設定値及び初期値]
    • mode
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on 制御パケットによるループ検出を行う
        off 制御パケットによるループ検出を行わない
      • [初期値] : on
    • switch
      • [設定値] : スイッチ
        • MACアドレス
        • 経路
      • [初期値] : -
    [説明]
    スイッチ制御パケットを用いたループ検出を行うか否かを設定する。
    本機能をonに設定すると、スイッチ自身が送信した制御パケットを受信した場合にループが発生したと判断する。
    [ノート]
    スイッチ配下のハブやスイッチにて輻輳等が発生し、制御パケットが転送されない場合は、ループを検出できないことがある。

  5. GUIのスイッチ制御のページで、スイッチの各ポートに接続されているホストを一覧表示できるページを追加した。
    スイッチのアイコンのポート部分をクリックしたときに表示される[スイッチ制御(スイッチポートの設定)]からアクセスできる。

  6. スイッチ制御機能で、ポートブロッキング機能を追加した。

    ポート毎にスイッチ制御パケット、データパケットを遮断できる。
    これにより、スイッチを制御できるポートを限定できる。

    ○スイッチ制御パケットを遮断するか否かの設定

    [書式]
    switch control function set port-blocking-control-packet port mode
    no switch control function set port-blocking-control-packet port
    switch control function get port-blocking-control-packet port [switch]
    [設定値及び初期値]
    • port
      • [設定値] : ポート番号
      • [初期値] : -
    • mode
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on 制御パケットを遮断する
        off 制御パケットを遮断しない
      • [初期値] : off
    • switch
      • [設定値] : スイッチ
        • MACアドレス
        • 経路
      • [初期値] : -
    [説明]
    スイッチ制御パケットを遮断するか否かを設定する。本機能をonに設定すると、当該ポートでスイッチを制御するための通信が行われなくなる。

    ○スイッチ制御パケット以外のデータパケットを遮断するか否かの設定

    [書式]
    switch control function set port-blocking-data-packet port mode
    no switch control function set port-blocking-data-packet port
    switch control function get port-blocking-data-packet port [switch]
    [設定値及び初期値]
    • port
      • [設定値] : ポート番号
      • [初期値] : -
    • mode
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on データパケットを遮断する
        off データパケットを遮断しない
      • [初期値] : off
    • switch
      • [設定値] : スイッチ
        • MACアドレス
        • 経路
      • [初期値] : -
    [説明]
    スイッチ制御パケット以外のデータパケットを遮断するか否かを設定する。本機能をonに設定すると、当該ポートでスイッチを制御するための通信以外のデータ通信が行われなくなる。

■仕様変更

  1. スイッチ制御機能で、GUIのホスト検索においてDHCPクライアント一覧、ARPエントリ一覧に表示されていないホストも、検索できるようにした。
    これにより、ルーターが情報を保持していないホストを検索したい場合、そのホストのMACアドレスを指定して検索することで発見できる。

    制限事項は以下のとおりである。


  2. GUIのスイッチ制御のページで、スイッチのアイコン上部にスイッチの名称を表示するようにした。
    また、スイッチのアイコンが詳細表示されているとき、アイコン上部に機器間の接続ポートを表示するようにした。

■バグ修正

  1. GUIのスイッチ制御のページで、ホスト検索を実行するとメモリリークするバグを修正した。

  2. Unnumbered接続をしているインターフェースでOSPFを使用すると経路が正しく切り替わらないバグを修正した。

    Rev.10.01.42のみで発生する。

■更新履歴

Feb. 2013, Rev.10.01.45 リリース


以上