http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.08.03/relnote_08_03_26.html
Revision : 08.03.26
Release : Jan. 2006, ヤマハ株式会社

Rev.8.03.26リリースノート


Rev.8.03.15からの変更点


■仕様変更

  1. 自分自身がTCP端点となる通信で、optimistic ACKを受信した時には、スロースタート状態に戻るようにした。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/VU102014.html
    RTシリーズのTCP上でDoS攻撃を受ける可能性のある脆弱性について

■バグ修正

  1. IKEのメッセージを受信したときに次のいずれかの条件でリブートするバグを修正した。

    1. ISAKMPヘッダに含まれる次のフィールドの値が正しくないとき。
      • next payload
      • version
      • exchange type
    2. メッセージの長さがISAKMPヘッダのlengthフィールドで示された値よりも小さいとき。

    これらの問題はipsec ike send infoコマンドでoffを設定しているときには発生しない。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/VU637934.html
    RTシリーズのTCPに関する脆弱性について

  2. IKEのメッセージを受信したときに次の条件でリブートするバグを修正した。

    1. 258バイト以上の鍵を含むKey Exchange Payloadを受信したとき。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/NISCC273756.html
    RTシリーズのISAKMPに影響を与える脆弱性について

  3. IKEで、次のいずれかの条件を満たすProposal Payloadを受信したときにリブートするバグを修正した。

    1. 16バイトよりも長いSPIを含む。
    2. 4バイトの倍数長でない属性を含む。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/NISCC273756.html
    RTシリーズのISAKMPに影響を与える脆弱性について