http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.08.01/relnote_08_01_19.html
Revision : 08.01.19
Release : Apr. 2005, ヤマハ株式会社

RTX1000 Rev.8.01.19 リリースノート


Rev.8.01.18からの変更点


■バグ修正

  1. フレームリレー回線で、PPインタフェースのIPアドレスを外側アドレスとするIPマスカレードを設定しているときに、フレームリレー側からそのIPアドレスに対してpingを実行しても返事が返らないバグを修正した。

  2. 動的フィルタでFTPのコネクションを管理するとき、FTPの制御コネクションで通常のコマンドとは異なるデータを送受信すると、メモリを過剰に消費し、最悪のケースでは、ルータがリブートするバグを修正した。

  3. NATを設定したインタフェースで、UPnPのポートフォワーディングで通過するはずのコネクションが通過しないバグを修正した。具体的には、Windows Messengerで音声チャットが接続できない問題を引き起こす。
    Rev.8.01.18でエンバグしている。

  4. PPTPやTELNETなどのTCPアプリケーションでルータに接続したときに、ルータの動作が不安定になることがあるのを修正した。多くのTCPコネクションを同時に受けたときに発生しやすい。

  5. IPマスカレードで、ICMP Echoを内側から外側へ変換して送信し、そのパケットが送信先で何らかの理由でエラーになりICMPエラーが返って来たときに、ICMPエラーのデータ部に格納されたICMP EchoパケットをNATテーブルにもとづいて変換できないバグを修正した。Windowsのtracert.exeはICMP Echoを利用しているので、ルータ以遠では最終の宛先以外のゲートウェイからの返事が得られなくなる。
    Rev.8.01.18でエンバグしている。