http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.07.00/relnote_07_00_15.txt Revision : 07.00.15 Release : Dec 2002, ヤマハ株式会社 RTX1000/RTX2000 Rev.7.00.15 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.7.00.14からの変更点 ========================================================================== ■バグ修正 [1] 静的IPマスカレードの設定が複数設定された場合に有効に働かないことが あるバグを修正した。 [2] IPマスカレードとIPsecを同時に使おうとすると、IPsecの通信が不安定に なるバグを修正した。 [3] no ipsec ike remote nameコマンドで設定を消去したにも関わらず、内部 的に設定が残ってしまうため、同じ名前でより大きな番号のゲートウェイ を使おうとした場合に、そちらが検索できずに接続できなくなるバグを修 正した。 [4] VRRPの仮想アドレスをNATの外側アドレスとして設定すると、状態がスレー ブのときでも、その仮想アドレスに対するARPに応答するバグを修正した。 [5] ip routeコマンドで、nameオプションとhideオプションの両方を付けた経 路を複数設定すると、それらの経路のhideの状態が同期してしまうバグを 修正した。 [6] restartコマンドの入力、あるいは、リビジョンアップ終了後の再起動の 処理の開始時に、接続状態のPPを切断するが、PP接続先へのパケットが発 生すると再度PPを接続してしまい、接続状態のまま再起動するバグを修正 した。PPPoE接続用のPPでは、この動作のために、再起動直後に新たに接 続をしようとしてもサーバに接続を拒否されることがあった。 [7] 大量の経路情報が設定されていると、再起動後にLAN側への通信ができな くなることがあるバグを修正した。 [8] lan backupコマンドのオンラインヘルプを修正した。 [9] tunnel backupコマンドのswitch-interfaceオプションの設定が再起動す るまで有効にならないバグを修正した。 [10] トンネルバックアップとPPバックアップを併用する設定で、バックアッ プから復帰したときに、バックアップ側のSAが削除されずに残ることがあ るのを修正した。 [11] RTX1000で、バックアップ機能でIPsecとフィルタ型ルーティングを併用 した場合に、バックアップ動作が正しく機能しないバグを修正した。 [12] RTX1000のPPTPで、接続処理中に、他の拠点からANONYMOUS接続等で接続 しにきても接続できないバグを修正した。 [13] RTX1000で、PPTPのGREシーケンス番号と応答確認処理に誤りがあり、動作 不安定になることがあるバグを修正した。対向がRTである場合には、双方 にこの修正が入ったファームウェアが必要である。 [14] RTX2000で、snmp trap send linkdownコマンドの設定が正しくshow configで正しく表示されず、また、FlashROMにも保存できないバグを修正 した。