http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.06.02/relnote_06_02_03.txt Revision : 06.02.03 Release : May 2001, ヤマハ株式会社 RT300i/RT140/RT105i Rev.6.02.03 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.6.01.06からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] RT105iに対応した。 [2] IPv6に対応した。詳細は、以下のURLを参照のこと。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/ipv6/index.html [3] ファイアウォール機能に対応した。詳細は、以下のURLを参照のこと。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/firewall/index.html ■仕様変更 [1] RT140のRev_4=>Rev_6コンフィグ変換で、dhcp server rfc2131 compliant offを設定するようにした。 [2] PPPoEで、LCPとNCPのパケットに関しては切断タイマの監視対象外とした。 [3] PPPoEで、show status ppで表示される負荷計算のベース速度として、 speed ppコマンドで設定されている値があればその値を使用することとし た。 [4] PPPoEで、LAN INのパケットダンプ表示でもイーサネットヘッダまで表示 するようにした ■バグ修正 [1] MMIの修正 - pppoe access concentratorコマンドの綴が間違っていた。 誤: consentrator -> 正: concentrator "pppoe access consentrator"でFlashROMに保存されている設定は自動 的に変換されて読みこまれる。 - pppoe access concentratorコマンドで、アクセスコンセントレータ名 として64 文字を越える文字列を受け入れてしまう。 - nat descriptor masquerade staticコマンドで、プロトコルがTCP/UDP 以外の時にshow configで設定を表示すると、末尾に不要な'*'文字が付 加されるために、設定が保存できなくなっていた。 - dhcp relay serverコマンド、dns serverコマンド、wins serverコマン ドでIPアドレスを5つ指定して入力するとリブートする。 - RT140のRev_4=>Rev_6コンフィグ変換で、scheduleコマンドが変換でき ていなかった - telnetd listenコマンドで、ポート番号として65536を受けつけていた。 [2] INS1500の呼制御手順で、グローバル呼番号における初期設定手順が誤動 作していたのを修正した。 [3] ネットワークアドレスが同じビット表現となるがネットマスクの異なる複 数の宛先がある時、一方の経路を削除するとその後の経路探索がうまくい かなくなることがあるのを修正した。 [4] numberedなPPで、RIPの受信ができないバグを修正した。 [5] PPPoEのppでの負荷計算で、LAN速度を反映させるようにした。ただし RT105iではオートネゴの結果とどのポートを使用するかを知る手段がない ので、全ポートが100Mに設定されていない限り10Mで計算する。 [7] PIAFS2.1端末2台と同時に通信できないバグを修正した。 [8] INS1500でリブートする可能性があったのを修正した。 [9] プライベートMIBで、yrIfPpOperStatus変数がLCPの状態を表すように修正 した。 [10] PPPoEが設定されているPPインタフェースの状態がプライベートMIBで取 得できるようにした。 [11] 既に使用中のPPPoE用のPPに発信が要求されると、そのPPのPPPを強制終 了してしまうバグを修正した。 [12] PPPoEのTCP MSS制限機能が正しく動作しないのを修正した。 [13] VRRPで、いったんバックアップからマスターに切り替わった後、優先順 位の高い別のVRRPルータが立ち上がってマスターからバックアップに切り 替わるべき時に、うまく切り替わらないのを修正した。 Rev.6.01.05でエンバグ。 [14] 静的経路情報を設定して、再起動すると再起動中にリブートしてしまう ことがあるのを修正した。Rev.6.01.06でエンバグ。 [15] tftpクライアントからconfig putした場合に、 Access via TFTP is not allowed: のログと共に失敗することがあったのを修正した。 [16] OSPFのイコールコスト経路で、インタフェースのアップ・ダウンに伴っ て経路が正しく増減しないことがあるのを修正した。 [17] フィルタログがsyslog hostに飛ばなくなるバグを修正した。 Rev.6.01.03でエンバグ [18] 再起動するまで専用線/FRバックアップの設定変更が反映されないのを修 正した。 [19] lengthフィールドが0のIPオプションヘッダを受信すると、無限ループに 陥って正常に動作しなくなるのを修正した。