ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/Rev.03.01/relnote_03_01_13.txt Revision : 03.01.13 Release : Mar 1999, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i Rev.3.01.13 リリースノート ============================================================================ ○ Rev.3.01.12 からの変更点 ============================================================================ ■仕様変更 [1] fr dlciコマンドで、手動設定のDLCIが最大32個までしかFlashROMに保存でき なかったのを最大96個に増やした。 [2] MSCBCPで、発呼側がコールバックを要求したのに着呼側でそれを拒否された ときに、従来はMSCBCPのタイムアウトで切断されていたが、切断理由を明示 してすぐに切断できるようにした。 [3] CCPの圧縮方式に'3stac'を追加した。一部の機器に対して有効な場合がある。 [4] IPフィルタのログと発呼の原因となったパケットのログで、対象がDNS問い合 わせパケットであれば、問い合わせているFQDNを一緒に表示するようにした。 また、自分がリカーシブ動作をして生成した問い合わせパケットであれば、 元のDNS問い合わせパケットを送信したホストのIPアドレスも表示するように した。 ■バグ修正 [1] 通信終了時にリブートすることがあるのを修正した。 [2] anonymousの着信時に、pp auth usernameで名前が設定されているにも関わら ず、着信を拒否することがあるのを修正した。 [3] 30000バイト以上もある大きなIPパケットを転送しようとする時に、正しく動 作できないことがあるのを修正した。 [4] IPマスカレード使用時に、TCP/UDPチェックサムが壊れているパケットに正し いチェックサムをつけ直してしまうバグを修正した。 [5] SNMPトラップのうち、LinkUp/LinkDownが専用線に対して正しく上がっていな かったのを修正した。 [6] BACPで、MPバンドル中のリンクの数を減らす時に、ごくまれに余計に一つリ ンクを落しすぎるというバグを修正した。 [7] PP Anonymousから名前によるルーティングで発呼を行うときに、接続できる チャネルがなければ発呼が失敗するが、そのときに名前とAnonymous番号の結 び付きが解放されないため、その後の発呼に使われるAnonymous番号がすべて 固定となるバグを修正した。 [8] FRが回線ごとダウンした場合に、バックアップが正しく動作しないバグを修 正した。Rev.3.01.12でエンバグした。 [9] IPsecで受信用のSAがないトンネルに対してパケットを送信するとリブートす ることがあるのを修正した。 [10] ARPテーブルがあふれたり、ARPに返事が得られないときにその後の動作が不 安定になっていたのを修正した。