Revision : 03.00.46 Release : Aug 2001, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT140[iep]/RT80i Rev.3.00.46リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.00.45からの変更点 ========================================================================== ■バグ修正 [1] RT80iでshow accountコマンドの表示が桁ずれしているのを修正した。 [2] 専用線バックアップ機能で、バックアップ先のPPで正しくMPが動作しない バグを修正した。 [3] 着SETUP中の発番号情報要素のオクテット3aが省略されていた場合に、発 番号を間違って認識するバグを修正した。 [4] implicitな経路のnextHop/Gatewayが正しくないときがあるのを修正した。 [5] RT80iのPIAFS64kの場合に、同期パターンを誤検出することがあり、結果 として通信できないことがあるのを修正した。 [6] RT80iで、以下のバグを修正した。 - MP通信中にアナログ機器から発信すると、MPの1Bを解放してアナログ機 器の通信を始めるが、アナログ機器での通信中に、通信中着信通知(チャ ネルなし)によるデータ呼の着信があると、アナログ機器での通信が自 分からは切断できなくなってしまう。また、相手から切断された時も、 通信自体は切断されるが、ルータのB1/B2 LEDは点灯したままとなって しまう。 [7] 自分が送信するISDN L3メッセージでの情報要素の並び方が規格通りでな いところがあったのを修正した。 [8] PRIのエラー情報がshow status ppコマンドで正しく表示されないのを修 正した。 [9] fr backupコマンドで、バックアップのPP番号としてanonymousを設定で きるバグを修正した。 [10] dhcp service offの設定の時に、show dhcpコマンドで何も表示されない のを修正した。 [11] 外部から127/8を終点IPアドレスとして持つパケットを受け取ったら廃棄 するようにした。また、内部から127/8を始点IPアドレスとして持つパケッ トを送信しようとしたら廃棄するようにした。 [12] anonymousで、MSコールバックを受け付け可能だが、あるユーザについて はMSコールバックなしで接続する、という設定で、そのユーザからの着信 で接続をしたときに、接続を切断した後の動作が不安定となるバグを修正 した。 [13] 双方向でCHAP認証を行う場合、一方のCHAP Challengeパケットが何らか の理由で落ちるとそれが再送されないバグを修正した。 [14] MPでかつ圧縮なしという設定の時に、IPパケットの入力フィルタのチェッ クが行われないことがあるのを修正した。 このバグはRT80iだけは発生しない。 [15] BACPのネゴが始まるとIP通信が途絶してしまうことがあるのを修正した。 [16] PIAFS通信中に回線側がハングアップする可能性を排除した。 [17] RT80iで、PIAFS64kでビットずれのある場合に著しくスピードが落ちるの を修正した。NTT DoCoMoのP-in Comp@ctを相手に通信すると現象が発生す る。 [18] TCPで、SYN-RECEIVEDの状態の時にRSTを受信してもそれを正しく処理で きない問題を修正した。 [19] ip pp rip disconnect sendコマンドで'update'が設定されているときに、 経路情報が変化しなくてもRIPを送信することがあるのを修正した。具体 的には、PPインタフェースの接続・切断が契機になる。 [20] RT140とRT200iでTFTPを使ってsaveコマンドを実行すると動作が不安定に なるバグを修正した。 Rev.3.00.30でエンバグ [21] MPで、回線切断時にメモリリークすることがあるのを修正した。 [22] 回線切断時に不正なメモリアクセスでリブートする可能性を排除した。 [23] 一部のPIAFS端末との接続ができない可能性を排除した。 [24] lengthフィールドが0のIPオプションヘッダを受信すると、無限ループに 陥って正常に動作しなくなるのを修正した。 [25] RT140e/fのLAN2インタフェースでブリッジが動作しないバグを修正した。 コンソールからbridge groupコマンドを設定すると一度は動作するように なるが、再起動すると動作しなくなる。 [26] WindowsからのTELNETに接続できず、無応答になってしまうことがあるの を修正した。 [27] ブリッジで、LANインタフェースからPPインタフェースに対してパケット を転送するときに、パケットを送信しているにも関わらず、送信タイム アウトで回線を切断することがあるのを修正した。 [28] WWWサーバ機能で不正に長いリクエストを受け取るとリブートしてしまう ことがあるのを修正した。 -- 2001年10月18日追記 -- ■機能追加 [1] PIAFS 2.2に対応した。