ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote_03_00_42.txt Revision : 03.00.42 Release : Apr 1999, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT140[iep]/RT80i Rev.3.00.42リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.00.36からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 ■仕様変更 [1] IPフィルタのログと発呼の原因となったパケットのログで、対象がDNS問 い合わせパケットであれば、問い合わせているFQDNを一緒に表示するよう にした。また、自分がリカーシブ動作をして生成した問い合わせパケット では、元のDNS問い合わせパケットを送信したホストのIPアドレスも表示 するようにした。 [2] RT80iで、WWW画面から設定できるフィルタの最大数を増やした。 [3] ブロードキャスト宛にきたTCPパケットを処理しないようにした。 ■バグ修正 [1] RT140で、LANインタフェースにIPアドレスを与えて、かつケーブルを差し ていないと、一定時間後にLANの動作ができなくなるバグを修正した。 [2] RT80iで、アナログポートが突然使えなくなることがあるのを修正した。 [3] MSコールバックに応答して発信した時に、MPの2B目が発信できないバグ を修正した。 [4] FRで一つのPPに複数のDLCIが存在する時に、あるDLCIへの静的経路を InARPで解決できる相手のIPアドレスをゲートウェイとして設定している と、他のDLCIに対してその経路がRIPで広告できなかったのを修正した。 [5] RT80iで、WWW設定でブラウザの再読み込みボタンを何度も押しているとルー タがリブートしてしまうことがあったのを修正した。 [6] snmp syscontact、snmp syslocation、snmp sysnameコマンドの引数に空 白文字を含めることができるようにした。 [7] RT140pのPRIで、AISや同期外れ検出時に通信が中断してしまうバグを修正 した。 [8] RT140のLANインタフェースを速度固定モードにしておいて、かつ、LANケー ブルを接続したまま電源を入れると、一度LANケーブルを抜き差ししない とLANの通信が行えないバグを修正した。 Rev.3.00.37でエンバグした。 -- 以降は Rev.3.00.37で反映済みの変更点 -- ■機能追加 [4] MSCBCPで、発呼側がコールバックを要求したのに着呼側でそれを拒否され た時に、従来はMSCBCPのタイムアウトで切断されていたが、切断理由を明 示してすぐに切断できるようにした。 [5] CCPの圧縮タイプとして'3stac'を追加した。一部ISPのアクセスポイント に対して有効な場合がある。 [6] RT80iで、アナログポートの自己アドレスと着番号との比較の時に、番号 種別/番号計画識別子のチェックをやめた。データ呼の場合はもともとチェッ クしていない。 ■バグ修正 [9] IPマスカレードを使っている時に、TCP/UDPチェックサムが壊れているパ ケットに正しいチェックサムを付け直してしまうバグを修正した。 Rev.3.02.32で入ったバグ。 [10] RT140pで、専用線としてPRIをPPにバインドした時に、show isdn remote コマンドの表示が正しくないのを修正した。 [11] SNMPトラップのうち、LinkUp/LinkDownが専用線に対して正しく上がって いなかったのを修正した。 [12] BACPで、MPバンドル中のリンクの数を減らす時に、ごくまれに余計に一 つリンクを落しすぎるというバグを修正した。 [13] RT140pで、PRI専用線のコネクタを抜いても show status pp コマンドで 回線が接続されているように表示されるバグを修正した。 [14] PP Anonymousから名前によるルーティングでの発呼を行う時に、接続で きるチャネルをすべて使い切った場合には発呼が失敗するが、その時に名 前とAnonymous番号の結び付きが解放されないため、その後の発呼が本来 自動に選択されるべきAnonymous番号がすべて固定のものになってしまう バグを修正した。 [15] IPsecで、受信用のSAがないトンネルに対してパケットを送信するとリブー トすることがあるのを修正した。 [16] ARPテーブルがあふれたり、ARPに返事が得られない時にその後の動作が 不安定になっていたのを修正した。 [17] RT140e/RT140pで、トラフィックが激しい時にsaveなどを実行するとリブー トしてしまうのを修正した。