ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote_03_00_37.txt Revision : 03.00.37 Release : Mar 1999, ヤマハ株式会社 RT140[iep] Rev.3.00.37リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.00.36からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] RT140pで、INS1500に対応した。 INS1500を利用するには、追加ソフトウェアとして「YMS15P」が必要になる。 「YMS15P」の入手方法に関しては、RT140pを購入した先に問い合わせること。 ■仕様変更 [1] MSCBCPで、発呼側がコールバックを要求したのに着呼側でそれを拒否され た時に、従来はMSCBCPのタイムアウトで切断されていたが、切断理由を明 示してすぐに切断できるようにした。 [2] CCPの圧縮タイプとして'3stac'を追加した。一部ISPのアクセスポイント に対して有効な場合がある。 [3] RT80iで、アナログポートの自己アドレスと着番号との比較の時に、番号 種別/番号計画識別子のチェックをやめた。データ呼の場合はもともとチェッ クしていない。 ■バグ修正 [1] IPマスカレードを使っている時に、TCP/UDPチェックサムが壊れているパ ケットに正しいチェックサムを付け直してしまうバグを修正した。 Rev.3.02.32で入ったバグ。 [2] RT140pで、専用線としてPRIをPPにバインドした時に、show isdn remote コマンドの表示が正しくないのを修正した。 [3] SNMPトラップのうち、LinkUp/LinkDownが専用線に対して正しく上がって いなかったのを修正した。 [4] BACPで、MPバンドル中のリンクの数を減らす時に、ごくまれに余計に一 つリンクを落しすぎるというバグを修正した。 [5] RT140pで、PRI専用線のコネクタを抜いても show status pp コマンドで 回線が接続されているように表示されるバグを修正した。 [6] PP Anonymousから名前によるルーティングでの発呼を行う時に、接続で きるチャネルをすべて使い切った場合には発呼が失敗するが、その時に名 前とAnonymous番号の結び付きが解放されないため、その後の発呼が本来 自動に選択されるべきAnonymous番号がすべて固定のものになってしまう バグを修正した。 [7] IPsecで、受信用のSAがないトンネルに対してパケットを送信するとリブー トすることがあるのを修正した。 [8] ARPテーブルがあふれたり、ARPに返事が得られない時にその後の動作が 不安定になっていたのを修正した。 [9] RT140e/RT140pで、トラフィックが激しい時にsaveなどを実行するとリブー トしてしまうのを修正した。