ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote_03_00_35.txt Revision : 03.00.35 Release : Jan 1999, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT80i/RT140[iep] Rev.3.00.35リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.00.33からの変更点 ========================================================================== ■仕様変更 [1] IPsecで、パケットを暗号化しようとした時に該当SAが存在しない時に、 改めてIKEにより鍵交換を行うようにした。 [2] 受信したLANインタフェースのネットワークアドレス範囲内にないIPアド レスから受信したARPパケットを無視するようにした。 ■バグ修正 [1] dhcp scopeコマンドの入力を間違えるとリブートしてしまうことがあった のを修正した。 [2] RT80iのWWW設定画面で、以下のバグを修正した。 - MACアドレスを間違った形式で入力するとリブートしてしまうことがあっ た。 - 着信ベルの登録、識別番号の登録を行うとリブートすることがあった。 [3] RT80iで、アナログ通信で2Bとも使用中にデータ通信をしようとすると、 データ通信の発呼要求がキューイングされ、その後データ通信が全く不可 能になるバグを修正した。 [4] RTが、発信時に自分で割り当てた呼番号の通信を行っている間に、同一の 呼番号を網から割り当てられた着信を受け取った時、本来ならばそれは受 け入れなければいけないにも関わらず着信を拒否していたのを修正した。 [5] RT140pで、電源投入直後にPRIで不正なL1アラームが上がることがあった のを修正した。 [6] FRバックアップ機能で、FR回線がまるごとダウンした場合にInverse ARP で解決されたアドレスに向けたパケットがバックアップされないバグを修 正した。 [7] DHCPサーバ機能で、他のクライアントに予約されているアドレスを DHCPOFFERで出してしまうことがあったのを修正した。修正前の状態でも、 DHCPOFFERで与えたアドレスに対してDHCPREQUESTを受け取ればDHCPNAKし ていたので、最終的には正しいアドレスがクライアントに渡されていたは ずである。 [8] データ圧縮の状態がおかしくなった時に、そこから復帰できずにそのまま データ転送ができなくなることがあったのを修正した。 [9] BACPで、Call Status Indicationが送信されないバグを修正した。 [10] PP Anonymousで名前によるルーティングで発呼する設定で、MPの2B目以降 が発呼できないバグを修正した。 [11] RT140pで、MIB変数の'interfaces.ifTable.ifEntry.ifSpeed'がPRIの情報 を反映していなかったのを修正した。 [12] RT140シリーズで、発番号認証を行わないanonymousの着信の場合に、本来 着信してはいけないアナログの着信を受け付けてしまうことがあったのを 修正した。