Revision : 02.02.45 Release : Feb 2000, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT140i/RT80i Rev.2.02.45リリースノート ========================================================================== ○ Rev.2.02.44からの変更点 ========================================================================== ■バグ修正 [1] show status ppの表示で"octets"と表示されるべきところが"octet"と複 数形の"s"が表示されないことがあったのを修正した。 [2] PP anonymousでMSコールバックを受け付ける設定になっているにも関わら ず、anonymousの2B目以降がコールバック動作にならないのを修正した。 [3] PPPで、専用線の時はNCPがすべて終了してもLCPをクローズしないように した。 [4] IPXで、自分が送信するブロードキャストパケットがOUTフィルタの対象に ならないのを修正した。 [5] IPXで、フィルタ列の一番最初のフィルタに引っかかった時に、それがロ グに記録されないのを修正した。 [6] FRの時に、回線側のIPXネットワーク番号として、ipx pp networkコマン ドで設定した値を使わず、ipx lan networkコマンドの設定値を使ってし まうバグを修正した。 [7] PP Anonymousで、clid付きで同じ電話番号を持つユーザを複数登録すると、 それらのユーザに対する認証が正しく行えないバグを修正した。 [8] PPP/BAPで、Call-Request受信時に相手からNo-Phone-Numberオプションを 指定されなかったにもかかわらず、対応するCall-Response送信時に Phone-Deltaオプションを含めていなかったのを修正した。 これにより、MN128-SOHO SL11のTAモードから発信されるMP接続の着信が うまくいかない現象が修正される。 [9] PPP/BAPで、Phone-Number-Sub-AddressサブオプションなしのPhone-Delta オプションを含むBAP CallRespを受信すると正しく処理できないのを修正 した。 [10] PPPで、サポートしているNCPは、ネットワークフェーズ以外で受信して もLCP ProtRejを返さないようにした。 [11] show status ppコマンドで、IPCPで獲得した相手のIPアドレスが "Unnumbered"と表示されることがあるのを修正した。 [12] isdn disconnect interval time x 1 x と設定すると自動切断されない バグを修正した。 [13] BAP Link-Drop-Query-Requestを送信した後にResponseを受信できないと、 設定にかかわらず再送処理を行わずにLCPをクローズしてしまうバグを修 正した。 [14] 以下のような状況の時にRIP1を使っていると、RIPのエントリとして同じ 経路を重複して広告してしまうバグを修正した。 | | RT1 RT2 | | -------------------- RT1: ip pp local address 192.168.6.1/23 RT2: ip pp local address 192.168.6.2/23 [15] BAP Link-Drop-Query-Request に正しい Link-Discriminator が設定さ れていなかったのを修正した。 [16] teardrop攻撃に対応するコードを実装した。bonk, newtear, syndropに 対しても有効である。