Revision : 02.02.44 Release : Jul 1999, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT140i/RT80i Rev.2.02.44リリースノート ========================================================================== ○ Rev.2.02.41からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] iナンバーサービス対応で、iナンバーサービスによって送られてくるポー ト番号とRTのアナログポートを関連付けられるようにした。 ○iナンバーサービスのポート番号とアナログポートの対応 [コマンド形式] analog arrive inumber-port PORT all analog arrive inumber-port PORT none analog arrive inumber-port PORT INUM_PORT [INUM_PORT] [パラメータ] PORT ... アナログポートの番号 (1, 2) INUM_PORT ... iナンバーサービスでのポート番号 (1, 2) [説明] iナンバーサービスでNTT側から送られてくるポート番号と、アナログ ポートの対応を関連付ける。設定したポート番号がNTT側から送られ てきた時に、対象のアナログポートは着信の対象となる。'all'を指 定した場合には、iナンバーサービスでどのようなポート番号が送ら れてきても着信の対象となる。'none'を指定した場合にはどのポート 番号でも着信の対象とならない。 [デフォルト] アナログポートの番号とiナンバーサービスでのポート番号は 同じ番号となる。 ○アナログポートからの設定 [機能番号] 81 [シーケンス] 「オフフック」 「*」「#」「8」「1」 「ポート番号(1/2/*)」 「iナンバーサービスのポート番号(0/1/2/*)(複数可)」 「#」 「オンフック」 iナンバーサービスのポート番号で「*」を押すとコマンドでの'all' の意味となる。「0」ではコマンドでの'none'の意味となる。 ■バグ修正 [1] RT80iのアナログポートで、まれにオフフック時にダイヤルトーンが聞こ えなかったり、片通話となってしまうことがあったのを修正した。 [2] RT80iで、MPでの通信中にアナログ通信のために強制的に1Bに落されると、 その後2B通信が行えないのを修正した。 [3] SNMP機能で、SNMPバージョン2のパケットを受信した時にメモリリークを 起こし、それが繰り返されると最終的には使用可能メモリが足りなくなっ てリブートしてしまうのを修正した。 [4] PPPのIPヘッダ圧縮(VJC)で、エラーパケットを受信した後に動作が不安定 になる可能性を排除した。 [5] DNSサーバの設定を間違えて設定していた時に、DNS問い合わせが発生した 後の動作が不安定になることがあるのを修正した。 [6] MPで、2B目以降の発呼に一度でも失敗すると、そのBRIからの発呼で使え るBチャネルが一つ減ってしまうというバグを修正した。 例えば、RT140iで2BRIとも一つのPPにバインドし、全部で4BのMPを構成し ようとした時に、isdn remote call orderコマンドをserialにしておくと 3/4B面の発呼は一つ目の電話番号で「User busy(17)」になってしまうが、 その時に1B使えなくなり、全体では3BまでのMPしか構成できなくなる。 [7] TFTPで、引数無しの'dns domain'コマンドを送り込むとリブートすること があったのを修正した。 [8] pp copyコマンドで、ip pp rip auth keyコマンドの内容が正確にコピー されないことがあったのを修正した。 [9] RT80iで、同時に2対地に接続している時に3対地目への接続要求があった らその接続要求を他の呼が切れるまでキューしなくてはいけないのにそれ が動作していなかったのを修正した。 [10] PIAFSで、一部のPIAFS端末と接続できないのを修正した。