ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt100i/relnote/relnote.02.01.14 Revision : 02.01.14 Release : June 1997, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i Rev.2.01.14 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.2.01.11 からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] security classコマンドに3つめの引数を新設した。telnetコマンドが実 行できるようにするかどうかを設定する。 ・セキュリティクラスの設定 [入力形式] security class LEVEL FORGET TELNET [パラメータ] LEVEL 1 ... シリアルでもTELNETでも、遠隔地のルータからでもログインできる 2 ... シリアルとTELNETからは設定できるが、遠隔地のルータからは ログインできない 3 ... シリアルからのみログインできる FORGET on ... 設定したパスワードの代りに、"w,lXlma"でもログインでき、 設定も可能になる。ただしシリアルのみ off .. パスワードを入力しないとログインできない TELNET on ... TELNETクライアントであるtelnteコマンドが使用できる off .. telnetコマンドは使用できない [デフォルト値] 1 on off [2] TELNETクライアント機能を実装した。 ・TELNETクライアント [入力形式] telnet HOST [ PORT [ ABORT ] ] [パラメータ] HOST ... TELNETをかける相手のホスト名、もしくはIPアドレス PORT ... 使用するポート番号、ニーモニックも使用可 省略時は23(TELNET) ABORT .. TELNETクライアントを強制的に終了させるためのアボートキーを 10進数のASCIIコードで指定する 省略時は29(^]) [説明] TELNETクライアントを実行する。 ■仕様変更 [1] フレームリレーで、フルメッシュでなくてもダイナミックルーティングが 可能になるよう変更した。 [2] ipx sap addでサーバ名をチェックしないようにした。この結果、Btrieve サーバで使用される'.'も入力可能になった。 ■バグ修正 [1] DHCPサーバで、リースしようとしたアドレスがすでに使われているかどう かをARPを使って調べるようにした。 [2] 2本の専用線でMPを組んでいて、かつ、leased keepalive use onで回線断 を監視していると、一方の専用線でキープアライブにより回線断を検知す るとその後通信できなくなってしまうというバグを修正した。 [3] PC30i+Windows95からコールバック要求を受けた時に、接続できないとい うバグを修正した。 [4] ip pp route addでホストルートが設定されているが、ip pp remote addressが設定されていないという場合に、相手からホストルートに設定 されているアドレスでのIPCP IPアドレスオプションをを含むConfigure Requestを受け取った場合、Configure Acknowledgeを返さなければいけな いにも関わらずConfigure Rejectを返してしまうというバグを修正した。 [5] SNMPで、sysUpTimeおよびtrapで返される時間カウンタが1/100秒単位でな ければいけないのに1/1000秒単位になっていたのを修正した。 [6] DNSでメモリリークが起きていたのを修正した。 [7] schedule at *:* * rdate <存在しないホスト> というスケジュールを設 定するとリブートしてしまうというバグを修正した。 [8] schedule atでntpdateコマンドを実行すると、その後、他のものも含めて すべてのschedule atが実行されなくなるというバグを修正した。 [9] フレームリレーで、PP側のdirected broadcast宛のパケットが外に出てい かなかったのを修正した。 例えば、numberedでip pp local address 192.168.1.1/24しておいて 192.168.1.255に対してpingしたら、全DLCIにパケットが出て欲しかった のに全く出ていなかった。