Revision : 01.00.05 Release : Jan. 2006, ヤマハ株式会社 RTV01 Rev.1.00.05 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.1.00.03 からの変更点 ========================================================================== ■ 機能追加 [1] ハントグループ機能において、着信端末がビジー状態の時に、ダイヤルイ ン等の機能によってエラーレスポンスを発信側へ返すのに時間がかかって しまう問題があった。 この問題を解消するために以下のコマンド設定を追加した。 ○エラーレスポンスを転送するタイマーの設定 [書式] sip proxy error response timeout SEC no sip proxy error response timeout [設定値] SEC ... 秒数(0..60) [説明] この設定値を越えてinitial-INVITEに対するエラーレスポンスを受信し た場合は、ハントグループにより次の着信先があってもinitial-INVITE の転送を新たに行わず、この受信したエラーレスポンスを発信元に転送 する。 initial-INVITEに対するレスポンスが無い場合にはこの設定値を参照せ ず、ハントグループによる新しい着信先へinitial-INVITEを転送する。 これは、ハントグループ全体での設定値ではない。着信先毎にタイマー はクリアする。 [初期値] 3 [2] 設定・管理ページの「基本設定」画面に、ハントグループ機能の設定項目 「順次着信させるエラー応答時間の条件」とそのヘルプ文を追加した。な お、この設定項目は「エラーレスポンスを転送するタイマーの設定」コマ ンドと対応している。 ■ 仕様変更 該当項目なし ■ バグ修正 [1] lessコマンドを実行した場合に、表示しようとした文字列の長さだけ常に メモリリークする不具合を修正した。 [2] SIPサーバーVRRP冗長化機能において、冗長構成のシャットダウントリガ ーを設定していない状態で再起動すると、各拠点からのREGISTERが行なわ れるまでの間、冗長化対向と拠点情報が共有されないバグを修正した。 [3] 統計情報が721件以上ある場合に、CSVファイル出力したとき720件までし か出力されないバグを修正した。 [4] 毎時00分の定時処理、 毎日1回の定時処理(デフォルト3時)、および save report now コマンド実行により、リブート発生など動作が不安定に なる場合がある問題を修正した。 以上