Revision : 03.06.20 Release : Mar 2000, ヤマハ株式会社 RTA52i Rev.3.06.20 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.06.16からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] TAモードで、MP接続時にBAP/BACP手順を使用するか否かを設定出来るよ うにした。 [入力形式] AT$Fn [パラメータ] n - 0 ... BACPのネゴシエーションをしない - 1 ... BACPのネゴシエーションをする (default) [説明] MP接続時にBACPを使用するか否か設定する。 [デフォルト値] AT$F1 ■仕様変更 [1] メール転送機能において転送メッセージのフィルタとしてNOT条件を指定 できるようにした。 なお、かんたん設定ページではこの設定には対応していない。 [2] かんたん設定ページの[内部情報]画面で、「表示スタイル」を変更した とき、その設定が再起動されるまでは常に有効となるようにした。 これまでは、[クリア]ボタンを押したり、他の画面に移ってから戻って くると、表示スタイルがデフォルトに戻るようになっていた。 ■バグ修正 [1] IPマスカレードを設定しているときに、フラグメントされた ICMP echo パケット等を外側から受信すると、その後の動作が不安定になるバグを 修正した。 [2] MP接続での2B通信中にアナログポートへ着信したとき、その着信に応答 しても接続できないことがあるバグを修正した。 [3] 認証拒否等による接続失敗時のログの誤りを修正した。 [4] teardrop攻撃に対応するコードを実装した。bonk, newtear, syndropに 対しても有効である。 [5] PP anonymousの発呼側で、割り当てられたanonymous番号を正しく解放 しないことがあるのを修正した。 [6] TAモードで、V.110の57600bit/sでの接続を何回も行なうと、動作不能 となるバグを修正した。 [7] ヤマハ方式のコールバックを使用したとき、それ以降に発生した発着信 の通信履歴が正しく記録されなくなるバグを修正した。 [8] TAモードで、一部の機器とのV.110での接続が失敗することがあるバグ を修正した。 [9] メール着信確認機能で、サーバからのレスポンスが複数のパケットに分 割されて送られてくる場合に正しく処理できないバグを修正した。 [10] TAモードで、発信の失敗が何回も繰り返されると、動作不能となるバ グを修正した。 以上