Revision : 09.01.50 Release : May. 2011, ヤマハ株式会社 RT58i Rev.9.01.50 リリースノート ================================================================================ ○ Rev.9.01.49 からの変更点 ================================================================================ ■機能追加 [1] DHCPクライアント機能で、DHCPクライアントとして動作するインタフェースがリンク ダウンした時に、DHCPサーバーから得た情報を解放する機能を実装した。 ○リンクダウンした時に情報を解放するか否かの設定 [書式] dhcp client release linkdown SW [TIME] no dhcp client release linkdown [設定値および初期値] SW [設定値] : 設定値 説明 ------------------------------------------------------------- on インタフェースのリンクダウンがTIME秒間継続すると、 取得していた情報を解放する off インタフェースがリンクダウンしても情報は保持する [初期値] : off TIME [設定値] : 秒数(0..259200) [初期値] : 3 [説明] DHCPクライアントとしてDHCPサーバーからIPアドレスを得ているインタフェース がリンクダウンした時に、DHCPサーバから得ていた情報を解放するか否かを設定 する。 リンクダウンするとタイマーが働き、TIMEの秒数だけリンクダウン状態が継続す ると情報を解放する。情報が解放されると、次にリンクアップした時に情報の取 得を試みる。 [ノート] タイマーの値を長く設定すると、不安定なリンク状態の影響を避けることができ る。 本コマンドの設定は、コマンド実行後に発生したリンクダウン以降で有効になる。 タイマーの満了前にリンクアップした場合にはタイマーはクリアされ、情報を解 放しない。 タイマーの満了前に情報のリース期間が満了した場合には、タイマーはクリアさ れ、情報は解放される。 以下のコマンド実行時には、動作中のタイマーはクリアされる。 ip INTERFACE address ip pp remote address ip pp remote address pool dhcp client linkdown release [2] HTTPリビジョンアップ機能において、HTTPリダイレクトに対応した。 http revision-up urlコマンドで指定されたURLへのHTTP要求に対して、以下のス テータスコードが応答として返された場合にはHTTPヘッダ内の"Location:"で指定さ れたURLを用いてHTTPリビジョンアップを行う。 ・HTTPステータスコード - HTTP1.0 301 Moved Permanently - HTTP1.1 301 Moved Permanently - HTTP1.0 302 Moved Temporarily - HTTP1.1 302 Found - HTTP1.1 307 Temporary Redirect ・対応したリビジョンアップ手段 - http revision-up goコマンド - かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[リビジョンアップの実行]ページ - ダウンロードボタンの押下 ■仕様変更 [1] 以下のIPアドレスの設定時に重複をチェックしないように変更した。 ・IPアドレスの設定 - ip INTERFACE address - ip pp address - ip tunnel address - ip loopback address ・IPv6アドレスの設定 - ipv6 INTERFACE address - ipv6 pp address - ipv6 tunnel address - ipv6 loopback address ・IPv6プレフィックスの設定 - ipv6 INTERFACE prefix - ipv6 pp prefix - ipv6 tunnel prefix ※ Rev.9.01.49での仕様変更[5]をキャンセルして元の動作に戻した。 [2] 代理ARP機能について、Gratuitous ARP要求を受信しても応答しないように変更した。 また、senderIPが0.0.0.0のARP要求についても代理ARP機能では応答しないように 変更した。 [3] 起動時にsshd host key generateコマンドを読み込む際、SSHの暗号化されたRSA秘 密鍵とDSA秘密鍵の復号に失敗した場合には、RSA秘密鍵とDSA秘密鍵を再生成するよ うにした。 この変更によって秘密鍵が再生成される場合には、起動時間が30秒程度長くなる。 [4] telnetd hostコマンド、およびsshd hostコマンドでLANインタフェースを設定した ときに、IPv6アドレスでアクセスした場合に必ず拒否していたのを、設定通りに動 作するように変更した。 ただし、リンクローカルアドレスやサイトローカルアドレスでは動作しない。 [5] isdn arrive permitコマンドのコマンドヘルプの記述を以下のように変更した。 (変更前)着信に応答するか否か ↓ (変更後)着信を許可するか否か [6] かんたん設定ページの以下のページを - 切断コード表を更新した。 - ヘルプページに表示されるソフトウェアライセンス契約文を更新した。 - ヘルプページにWindows 7に関する記述を追加した。 - ヘルプページから、"RTシリーズ"という記述を削除した。 ■バグ修正 [1] DHCPサーバー機能で、予約設定できないアドレス(ルーター自身の持つアドレスや ネットワークアドレス、ディレクティッド・ブロードキャストアドレス)の予約設定 を試みるとリブートすることがあるバグを修正した。また、予約設定とルーター自 身のIPアドレスが重複した場合、特定のクライアント識別子の予約設定ができなく なるバグを修正した。 [2] SYSLOGサーバーにログを出力している環境でARPエントリ変更のログを出力する設定 を追加すると、起動時にリブートを繰り返すバグを修正した。 [3] VIDが0であるタグVLANパケットを受信した時にリブートすることがあるバグを修正 した。 [4] IPv6のLOOPBACKインタフェースのimplicit経路を正常に削除できないことがあり、 削除できなかった経路に対して、パケットを流すとハングアップしたりリブートし たりするバグを修正した。 [5] PPPoE接続においてAC-Nameタグが含まれないPADSパケットを受信するとリブートす るバグを修正した。 [6] show status pptpコマンドの実行によりリブートする可能性を排除した。 [7] dhcp scope bindコマンドにおいて、同一スコープ番号の設定に対して重複したMAC アドレスを複数組登録すると、起動時にリブートすることがあるバグを修正した。 [8] かんたん設定ページの[電話の設定]-[ISDN電話の設定]-[フレックスホン設定]ペー ジからフレックスホンの設定をすると、まれにリブートすることがあるバグを修正 した。 [9] かんたん設定ページの[電話の設定]-[VoIPの設定]-[ネットボランチDNSサービス (電話アドレスサービス)]ページから電話アドレスの接続プロバイダを変更するとリ ブートすることがあるバグを修正した。 [10] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[VPN接続の設定]-[VPN接続設定の登録 (Anonymous)]ページで、ユーザID、接続パスワードにスペースや「"」「#」「\」 などの特殊文字を含んだ文字列を設定して、登録の修正ページを開くとリブートす るバグを修正した。 [11] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[ユーザとアクセス制限の設定]ページか ら「ユーザの登録」画面を開くとリブートする可能性を排除した。 [12] ルーターをDHCPクライアントとして動作させる場合、IPアドレスの取得処理中に ARPパケットを受信するとハングアップすることがあるバグを修正した。 [13] ip/ipv6 interface secure filterコマンドで不正な入力を行うとメモリリークす ることがあるバグを修正した。 [14] PPP接続で多数の相手先に対してランダムに発着信を行うと、不特定の相手先へそ の後自動発信できなくなったり、メモリリークすることがあるバグを修正した。 [15] provider ntpdateコマンドを設定していない状態でかんたん設定ページの[詳細設 定と情報]-[本体の設定]ページから、「日付と時刻の設定」のNTPサーバへの問い 合わせを実行すると、リブートすることがあるバグを修正した。 [16] ネットボランチDNSで、自動生成のホストアドレスと電話アドレスを同時に新規登 録をしようとすると、リブートすることがあるバグを修正した。 [17] analog extention machine-idコマンドで、不正に長いMACアドレスを指定するとリ ブートすることがあるバグを修正した。 [18] RIPv2で、ポイズンリバースで送るRIPのネクストホップに、0.0.0.0ではなく、そ のRIPを送って来たルーターのIPアドレスをセットしてしまうバグを修正した。 ※ Rev.9.01.49 のファームウェアで発生する。 [19] ntpdateコマンドをschedule実行しても失敗することがあるバグを修正した。 同時刻にntpdateコマンドを含む複数のコマンドをschedule実行しようとしたとき に発生していた。 [20] schedule atコマンドで、設定するインタフェースを指定していないのにPP/TUNNEL    インタフェースに対する設定が追加されてしまうことがあるバグを修正した。 例) schedule atコマンドを以下のように設定した場合、スケジュール番号2の設定 まで追加されてしまっていた。 本来、スケジュール番号2の設定は、PP番号を指定していないため、エラーに ならなければならないはずが、スケジュール番号1のPPインタフェースに対し て設定が追加されてしまっていた。 schedule at 1 */* 10:00 pp 1 pp always-on on schedule at 2 */* 10:00 * pp auth myname USER PASS [21] まれに起動直後から以下の機能が使用できないことがあるバグを修正した。 - TFTP - 電話機能 [22] TFTPで設定ファイルを書き込むとき、clear configurationコマンドによって設定 をクリアした場合に以下のコマンドが削除されないバグを修正した。 - administrator password - administrator password encrypted - login password - login password encrypted - sshd host key generate [23] TFTPで設定ファイルに以下の設定を書き込んだ場合、ログインパスワードおよび管 理パスワードとして任意の文字列を用いてログインおよび管理ユーザへの昇格を行 うことができてしまうバグを修正した。 - login password encrypted "任意の1文字" - administrator password encrypted "任意の1文字" また、上記入力形式においてパスワードに該当する文字列の文字数が32文字以外で ある場合には、コマンド実行エラーとなるようにした。 [24] IPマスカレードを使用している環境で、FTPのPORT/EPRTコマンド、PASV/EPSVレス ポンスを再送するとき異なるポート番号に変換してしまうバグを修正した。 [25] フィルター型ルーティング機能において、ip route コマンド設定でフィルター型 経路が指定されているゲートウェイより先に、フィルター型経路が指定されていな いゲートウェイが記述されている場合に、フィルター型経路が指定されているゲー トウェイが優先されず、フィルター型経路が指定されていないゲートウェイが選択 されることがあるバグを修正した。 [26] HTTPリビジョンアップ機能で、URL中にポート番号を指定するとHTTPリクエストヘ ッダのHostフィールドが不正になるバグを修正した。 [27] DHCPサーバー機能で、UDPポートの確保に失敗したときにdhcp service コマンドの 設定が server から relay に変わってしまうバグを修正した。この状態でsaveす ると再起動時にDHCPリレーエージェントとして起動していた。 また、UDPポートの確保に失敗したときに出力されるログをDEBUGレベルからINFOレ ベルへ修正した。 [28] DHCPv6クライアント機能において、優先度が小さいDHCPv6サーバーにReqeustを送 信していたバグを修正した。 [29] ダウン状態にあるトンネルインタフェース宛へRIPngを送信しないようにした。 [30] MLDv1のQueryメッセージに含まれるMRDフィールドに不正な値が設定されるバグを 修正した。 [31] show accountコマンドにおいて発着信回数が正しくカウントされないことがあるバ グを修正した。 [32] ISDN回線を使用したアナログ通話の状態が、かんたん設定ページのトップページの 「電話の設定・状態」の表示に反映されないことがあるバグを修正した。 [33] PORTパラメータを指定した clear account analog コマンド、あるいは電話機から の機能番号94を使用してTELポートを指定したアカウントの消去を行った場合に、 アカウントが消去されないことがあるバグを修正した。 [34] PIAFS端末へコールバック接続するとき、通信速度が変更されると接続できなくな ることがあるバグを修正した。 [35] VoIPファストパス機能において、ip routing processコマンドをnormalに設定して IPv4のファストパスを禁止すると、IPv6のVoIPにおけるRTP処理がファストパスで 処理されずノーマルパスになってしまうバグを修正した。 [36] sip arrive name-display default on に設定した状態でのSIP着信時、ネームディ スプレイが設定されたTELポートがあり、発呼側のSIPユーザー名がスペースあるい は'+','-','*','(',')','#'のナンバーディスプレイ表示で省略される文字のみで 構成されている場合に、以下の不具合が発生するバグを修正した。 - MGCPのログに文字化けした文字列が表示される - ネームディスプレイ対応電話機で「表示エラー」となる [37] analog sip arrive incoming-signal コマンドの入力において、SIPアドレス入力 後にタブ補完を行うと isub= という補完が行われてしまい、isub の入力がない状 態で pb / modem / no-ringing-fax の入力途中におけるタブ補完が行われないバ グを修正した。 また、isub の入力がない状態で、modem / pb 後のダイヤルイン番号に続いて余分 なパラメータが存在してもエラーとならないバグを修正した。 また、isub の入力がある状態で、ダイヤルイン番号の記述において、パラメータ として無効なclearがタブ補完されてしまうバグを修正した。 [38] no sip codec permitコマンドで、パラメータが不足している場合でもエラーとな らないことがあるバグを修正した。 [39] VoIP専用の複数プロバイダ設定をして、かつ、以下の設定のときに、インターネッ ト電話番号やIP電話サーバの設定を削除すると、それ以降、VoIP接続用の名前解決 がVoIP以外の接続プロバイダ経由で行われてしまうバグを修正した。 - インターネット電話帳に同じドメイン名を持つ相手SIPアドレスを複数個登録 している - インターネット電話帳の相手SIPアドレスのドメイン名に"tel.netvolante.jp" を指定している - 同じサーバアドレスのIP電話サーバを複数個登録している - IP電話サーバのサーバアドレスに"tel.netvolante.jp"を指定している [40] VoIP専用の複数プロバイダ設定をした状態で、かんたん設定ページの[電話の設定] -[VoIPの設定]-[VoIPの基本設定]ページからVoIP機能を「使用しない」に変更する と、複数プロバイダ接続用に使用していたIPフィルタの設定が削除されないバグを 修正した。 [41] VoIPを使用しない設定で、かつ本体のディップスイッチでLINEが選択されている状 態で、アナログ回線が使用中または回線未接続で新たな発呼ができない状態におい て、電話番号ルーティングの第一経路がsip server、第二経路がlineの経路となる 発呼を行うと、内線発信が可能なことを示すアザーダイヤルトーン(analog extension other-dial-tone offではダイヤルトーン)が鳴るバグを修正した。 [42] 単独動作またはカスケード親機を使ったSIP通話が接続後、概ね5秒以内に切断され ると、INFOレベルのログで表示されるRTPのThis sideのJitterの値として実際の値 とは異なる非常に大きな値が表示されてしまうことがあるバグを修正した。 [43] 電話番号ルーティングで、184, 186に関する以下のバグを修正した。 - 入力ダイヤル番号の184, 186の後に何を記述しても184, 186で始まるダイヤル に対する経路として選択されてしまう - 入力ダイヤル番号に184, 186で始まる番号を記述しても184, 186で始まるダイ ヤルに対する経路として選択されない [44] 電話番号ルーティングの迂回サーバー番号の設定が存在しないと、1つめのサーバー に再発呼してしまうバグを修正した。 [45] FAT/FAT32以外のファイルシステムでフォーマットされたUSBメモリの接続・切断を 繰り返すと以降、USBメモリの認識ができなくなることがあるバグを修正した。 [46] 以下のUSBメモリを認識できないバグを修正した。 - HAGIWARA SYS-COM UDRW 3G (2GB) [47] USBメモリへのSYSLOG保存機能において、USBメモリの空き容量が2GB以上ある状 態で、かつ、コマンドで指定されたSYSLOGファイルが既に存在するとき、SYSLOG ファイルの最大サイズ設定を誤った値に設定してしまうことがあるバグを修正した。 [48] FAT16のアロケーションユニットサイズ64KBでフォーマットされたUSBメモリにアク セスするとメモリが不正に解放されるバグを修正した。 [49] USBメモリに保存するSYSLOGファイル名の拡張子に ".bak" を指定したときのエラー メッセージを適切なメッセージに変更した。 [50] cooperation load-watch remoteコマンドでオプションを6個以上設定できないバグ を修正した。 [51] 負荷通知機能でnameオプションが一致しない場合でも通知を受け入れることがある バグを修正した。 [52] dns server selectコマンドのQUERYにスペースや「"」「#」「\」などの特殊文字 を含んだ文字列を設定すると正しく設定されず、再起動をすると設定が消えてしま うバグを修正した。 [53] less config 0コマンドを実行すると、アナログ用の設定しか出力されないバグを 修正した。 [54] provider isdn disconnect daytime/nighttimeコマンドに、小数点を含む値を指定 できないバグを修正した。 [55] login userコマンドのパスワード設定で、文字コードがsjisの場合とasciiの場合 で異なる内容のエラーメッセージを表示していたバグを修正した。 [56] ターミナルソフトの設定とconsole characterコマンドの設定がともにEUCに設定さ れているとき、日本語を入力できるコマンドが設定された状態で以下のコマンドを 実行すると、日本語の設定が文字化けするバグを修正した。 - show config - show config 0 - show config list - show status pp - show status tunnel [57] トンネルインタフェース番号を選択していない場合、トンネルモードの設定や表示 を行ったときに表示されるエラーの誤記を修正した。 [58] 以下のコマンドのコマンドヘルプの誤記を修正した。 - cooperation load-watch remoteコマンド - ip INTERFACE addressコマンド - ip keepalive コマンド - no dns notice orderコマンド - no sip codec permitコマンド [59] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンド実行]ページで、設定ファイル 番号を指定してshow configコマンドを実行した場合にエラーが表示されないバグ を修正した。 [60] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[ファイアウォールの設定]ページから各 インタフェースに対して動的フィルタを設定するとき、プロトコルに「静的なフィ ルタ定義の番号リストでアクセス制御ルールを登録する」を選択して、監視用アク セス制御ルール、逆方向用アクセス制御ルール、順方向用アクセス制御ルールに フィルタ番号以外の不正な文字列を入力しても、エラーにならないバグを修正した。 複数のフィルタ番号を指定するときは、「,」で区切って入力する必要がある。 また、ヘルプページにも注意文を追記した。 [61] かんたん設定ページの「詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]-[プロバイダの 登録」ページで以下の種類のプロバイダ設定を行う際、切断タイマ関連の設定で 「課金される単位時間毎に通信の有無を監視して自動切断する」を選択して不正な 値を入力した場合、エラー表示に設定可能な範囲として小数点以下が表示されない バグを修正した。 - ISDN回線で必要に応じて接続/切断を行う端末型接続 - 端末型フレッツ・ISDN(ISDN回線による端末型プロバイダ接続) - ISDN回線によるネットワーク型ダイヤルアップ接続 - ISDN回線によるネットワーク型接続 - 発信者番号認証(発信者番号認証のダイヤルアップサーバ) - パスワード認証(パスワード認証のダイヤルアップサーバ) また同設定ページの同設定項目で、設定変更を行う際、正常な値を入力した場合で も直前まで設定されていた「監視時間」の値よりも「課金単位時間」の値が小さい 場合に設定が変更されないバグを修正した。 なお、「深夜時間帯での課金単位時間」と「深夜時間帯での監視時間」 の場合でも発生するためこれらも修正した。 [62] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[時計の設定]ページにおいて、 NTPサーバー名として以下の文字列を入力した場合に、不正な文字列がNTPサーバー 名として設定されてしまうバグを修正した。 - 半角スペースのみ - 半角スペースで区切られた複数文字列 (例:"aaa bbb") [63] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[VPN接続の設定]ページから、以下の設定 を削除すると、デフォルト経路の設定が消えてしまうことがあるバグを修正した。 - PPTPを使用したネットワーク型LAN間接続VPN - PPTPを使用したパスワード認証のリモートアクセスVPNサーバ(PP) [64] かんたん設定ページの[プロバイダ情報の設定]ページでDNSサーバーアドレスを固 定にしたプロバイダ設定に対し、[プロバイダ情報の設定]ページでプロバイダ情報 を上書き修正すると、dns server selectコマンドの設定が変更されてしまい、DNS の名前解決ができなくなることがあるバグを修正した。 [65] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]ページのPPPoEプ ロバイダの修正ページで、宛先ドメイン名を「なし」に変更すると、dns server selectコマンドの設定が削除されないバグを修正した。 [66] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページからコマンドを 実行したとき、設定が変更されていても「設定に変更はありません」と表示される バグを修正した。 [67] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページからコマンドを 入力せずに設定の確定ボタンを押すと、前回の実行結果が表示されてしまうバグを 修正した。 [68] かんたん設定ページの以下の設定項目に、スペースや「"」「#」「\」などの特殊 文字を含んだ文字列を設定すると正しく設定されないバグを修正した。 - [PPPoEを用いる端末型ADSL接続(フレッツ・ADSL、Bフレッツ)]の「宛先ドメイ ン名」ページ - ネットワーク型接続の「DNSドメイン名」ページ [69] かんたん設定ページの[プロバイダ情報の設定]ページからプロバイダを削除すると、 削除対象でないプロバイダに対して設定されていた、料金情報を自動クリアするた めのスケジュール設定も削除されてしまうバグを修正した。 [70] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]ページから 「ISDN回線によるネットワーク型接続」を選択し、「静的NATを使用する」に設定 されたプロバイダ設定を修正するとき、NATを使用しない設定に変更すると、静的 NAT設定時に同時に自動設定されていたNAT用のフィルタが削除されずに残るバグを 修正した。 [71] かんたん設定ページからプロバイダ情報とVoIPの設定をした後、[詳細設定と情報]- [LANの設定(IPアドレス、DHCPサーバ)]ページからLAN1アドレスを変更すると、そ の後、VoIPの発着信ができなくなるバグを修正した。 [72] かんたん設定ページの[電話の設定]-[VoIPの設定]-[VoIPの基本設定]ページにおい てVoIP機能を「使用しない」に設定し、再起動の確認で「実行」をクリックすると ルーターは再起動するが、VoIP機能の設定が「使用する」のままになっていること があるバグを修正した。 [73] かんたん設定ページにおいてTELポートごとの電話番号ルーティング発呼のダイヤ ルプレフィックスがある場合に、その設定の削除を伴う操作を行うと、TEL2ポート の設定が削除されずに残ってしまうバグを修正した。 [74] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[LAN設定(IPアドレス、DHCPサーバ)] ページにおいて、DHCPスコープを変更または追加する場合、DHCPスコープ番号(識 別番号)が4桁までしか入力できないバグを修正した。 また、DHCPスコープ番号の入力欄を空欄のまま設定しようとした場合にエラーとな るようにした。 [75] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]ページから各プ ロバイダの新規登録画面を開いたときのセキュリティレベルのデフォルト値が間違 っていたバグを修正した。 プロバイダ情報の設定ウィザードから登録したときに設定されるレベルに合わせた。 [76] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[VPN接続の設定]ページから以下のPPTP接 続を登録するときは、選択されたTUNNEL番号に対して設定を行うようにした。 修正前は、(選択されたPP番号 + 使用していない一番若番のTUNNEL番号)に設定さ せていた。 - PPTPを使用したネットワーク型LAN間接続VPN - PPTPを使用したパスワード認証のリモートアクセスVPNサーバ(PP) [77] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[VPN接続の設定]ページで、一部のPPに関 する表示がされないバグを修正した。 ※ Rev.9.01.32 以降のファームウェアで発生する。 [78] かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[ファイアウォールの設定]-[動的IPフィ ルタアクセス制御ルール]ページで、ヘルプページのタイトルの誤記を修正した。 [79] かんたん設定ページで、ブラウザのタイトルバーに機種名が表示されないページが あるバグを修正した。 [80] かんたん設定ページの以下のヘルプページの誤記を修正した。 - [電話の設定]-[VoIPの設定]-[インターネット電話帳]ページ - [電話の設定]-[TELの共通設定]-[基本設定]ページ - [電話の設定]-[ISDN電話の設定]-[フレックスホン設定]ページ - [詳細設定と情報]ページ ■更新履歴 May. 2011, Rev.9.01.50 リリース ================================================================================ 以上