DPI 既知の問題
Google QUIC version Q050に関する問題
最終更新日時:
2024/02/14 14:07:03
- 1. 問題の概要
- 2. 対象機種とシグネチャーのバージョン
- 3. 対策
- 4. 関連情報
- 5. 更新履歴
1. 問題の概要
Google QUIC version Q050に対応した最新のGoogle Chrome (*1)で以下のGoogleのサービスにアクセスした場合、DPIによるアプリケーションの識別が正しく行われないことがあります。（各アプリケーションはニーモニック型式で記載）
- blogger
- data_saver
- fcm
- gcp
- gmail
- gmail_chat
- google
- google_accounts
- google_ads
- google_analytics
- google_appengine
- google_books
- google_calendar
- google_classroom
- google_code
- google_docs
- google_earth
- google_maps
- google_news
- google_one
- google_pay
- google_photos
- google_play
- google_play_music
- google_plus
- google_safebrowsing
- google_tags
- google_takeout
- google_translate
- gstatic
- gsuite
- gtalk
- youtube
- youtube_kids
- youtube_music
上記アプリケーションのパケットの一部が quic、google_gen といったアプリケーションとして識別されてしまうことにより、以下のような問題が発生する場合があります。
- アプリケーションの識別結果に基づくフィルタリング、QoSが設定どおりに動作しない (*2)
- アプリケーションの統計情報が正しく記録されない
(*1) Android版・iOS版のChrome、ChromiumベースのEdgeは対象外（2020年7月29日現在）
(*2) 上記アプリケーションは全て識別キャッシュを持つことができないため、Q050かどうかに関わらず、経路の選択に使用できない
2. 対象機種とシグネチャーのバージョン
本問題が発生する機種およびシグネチャーのバージョンは以下の通りです。
| 機種 | シグネチャーバージョン |
|---|
| RTX830 | Ver. 1.0.4 およびそれ以前 |
| NVR700W |
3. 対策
4. 関連情報
5. 更新履歴
- 2020/07/29 : 公開
- 2020/07/31 : 「2. 対象機種とシグネチャーのバージョン」の誤記を修正
- 2020/10/20 : 「3. 対策」の対策済みシグネチャーを更新
- 2021/02/24 : 誤記を修正
[EOF]