$Date: 2026/09/17 15:28:33 $
DNS リカーシブサーバーとして使用しないときにルーターを通過する DNS の名前解決を監視(スヌーピング)する機能です。
監視は UDP の 53 番ポートを使用するパケットを対象に行い、対象が FQDN フィルターで使用している FQDN に関する A レコードまたは AAAA レコードの情報を持つ場合にそのレコードを一定時間キャッシュします。フラグメントされているパケットも監視対象となりますが、リソースが枯渇した場合は監視から外れる可能性があります。キャッシュはフィルター型ルーティングおよび LBO による比較に利用します。これによりフィルター型ルーティングおよび LBO を使用する場合に DNS リカーシブサーバーとして動作させる必要がなくなり、ルーティングがより柔軟に可能となります。
DNSSEC、DNS over HTTPS、DNS over QUIC には対応しておりません。
ip hostコマンドの設定値、dns staticコマンドの設定値、DNSキャッシュ、DNSスヌーピングのキャッシュの順で検索します。
本機能でキャッシュ可能な A レコードと AAAA レコードの最大数は 512 です。この数を超えた場合、古いキャッシュが削除されて新しいレコードがキャッシュに追加されます。キャッシュは dns snooping timer コマンドに従って保持されます。
dns snooping use コマンドの有効、無効を切り替えるとすべてのキャッシュは削除されます。
| 機種 | ファームウェア |
|---|---|
| RTX1300 | Rev.23.00.20 以降 |
| RTX840 | Rev.23.02.03 以降 |
DNSスヌーピングを有効にして、フィルター型ルーティングでルーティングを制御する。
ip route default gateway pp 1 filter 1 2 gateway tunnel 1 ip filter 1 pass * *.update.microsoft.com ip filter 2 pass * *.windowsupdate.com dns snooping use on
DNSスヌーピングを有効にして、LBOでルーティングを制御する。
ip route default gateway pp 1 filter 1 2 gateway tunnel 1 ip filter 1 pass * @windows_update ip filter 2 pass * @m365 lbo use on dns snooping use on