DNSスヌーピング

$Date: 2026/09/17 15:28:33 $

1. 目次

  1. 目次
  2. 概要
  3. 注意事項
  4. キャッシュの最大数と保持時間
  5. 対応機種とファームウェアリビジョン
  6. コマンド
  7. 設定例
  8. 関連情報

2. 概要

DNS リカーシブサーバーとして使用しないときにルーターを通過する DNS の名前解決を監視(スヌーピング)する機能です。

監視は UDP の 53 番ポートを使用するパケットを対象に行い、対象が FQDN フィルターで使用している FQDN に関する A レコードまたは AAAA レコードの情報を持つ場合にそのレコードを一定時間キャッシュします。フラグメントされているパケットも監視対象となりますが、リソースが枯渇した場合は監視から外れる可能性があります。キャッシュはフィルター型ルーティングおよび LBO による比較に利用します。これによりフィルター型ルーティングおよび LBO を使用する場合に DNS リカーシブサーバーとして動作させる必要がなくなり、ルーティングがより柔軟に可能となります。


3. 注意事項

DNSSEC、DNS over HTTPS、DNS over QUIC には対応しておりません。

ip hostコマンドの設定値、dns staticコマンドの設定値、DNSキャッシュ、DNSスヌーピングのキャッシュの順で検索します。


4. キャッシュの最大数と保持時間

本機能でキャッシュ可能な A レコードと AAAA レコードの最大数は 512 です。この数を超えた場合、古いキャッシュが削除されて新しいレコードがキャッシュに追加されます。キャッシュは dns snooping timer コマンドに従って保持されます。

dns snooping use コマンドの有効、無効を切り替えるとすべてのキャッシュは削除されます。


5. 対応機種とファームウェアリビジョン

機種ファームウェア
RTX1300Rev.23.00.20 以降
RTX840Rev.23.02.03 以降

6. コマンド


7. 設定例

DNSスヌーピングを有効にして、フィルター型ルーティングでルーティングを制御する。

ip route default gateway pp 1 filter 1 2 gateway tunnel 1
ip filter 1 pass * *.update.microsoft.com
ip filter 2 pass * *.windowsupdate.com
dns snooping use on

DNSスヌーピングを有効にして、LBOでルーティングを制御する。

ip route default gateway pp 1 filter 1 2 gateway tunnel 1
ip filter 1 pass * @windows_update
ip filter 2 pass * @m365
lbo use on
dns snooping use on


8. 関連情報