ダッシュボード機能
$Date: 2015/05/20 08:33:30 $
ダッシュボード機能とは、様々なガジェットを利用してシステムの状態や運用管理・トラブルシューティングに有用な情報を、Webブラウザ上でよりグラフィカルに表示する機能です。
ガジェットは環境に応じて取捨選択して画面上に自由に配置することができます。
各ガジェットのパラメーターがある閾値を超えたら警告文が表示されるため、システムの監視も行うことが可能となります。
- ダッシュボード
- 各種システム情報やステータス情報を可視化、監視するページのことを「ダッシュボード」と呼びます。
監視対象の各種パラメータが閾値以上の値になると警告欄が表示されるため、障害発生時の原因解析やトラブルシュートにも利用できます。
- ガジェット
- ダッシュボードに表示される一つ一つのウィンドウのことを「ガジェット」と呼びます。
確認したいガジェットは任意の位置に配置させることができます。
各ガジェットの情報は定期的に自動更新されます。
ダッシュボード機能には以下の制限があります。
- 対応WebブラウザはWindows版Internet Explorer 8.0以降になります
- ログインユーザーごとのユーザー管理には対応していません
ヤマハルーターでは以下の機種およびファームウェアで、ダッシュボード機能をサポートしています。
機種 | ファームウェア |
FWX120 |
Rev.11.03.08以降 |
ダッシュボードに対応したファームウェアで起動すると、かんたん設定ページのトップページに「ダッシュボード」ボタンが表示されます。
「ダッシュボード」ボタンをクリックすると、新たなウィンドウにダッシュボードが表示されます。
- ダッシュボードのURLは「http://(LAN1アドレス)/dashboard/index.html」となります。
- Webブラウザの”お気に入り”にはこのURLを登録しておくと便利です。
- ダッシュボードを表示すると、自動的に統計情報機能が有効に設定されます。
ダッシュボード機能で対応しているガジェットは以下になります。
- システム情報
- リソース情報(CPU使用率、メモリ使用率)
- インターフェース情報
- トラフィック情報(LAN/PP/TUNNEL)
- プロバイダ接続状態
- VPN接続状態
- NATセッション数
- ファストパス フロー数
- ポリシーフィルター セッション数
- 不正アクセス検知履歴
- SYSLOG
- メールセキュリティー
各ガジェットには以下の機能があります。
- ガジェットの追加
- ダッシュボード右上の「ガジェット」ボタンをクリックし、ガジェットの一覧から追加するガジェットを選択して「適用」ボタンを押してください。
- ガジェットは常にダッシュボードページの一番左上に追加されます。
- ガジェットの削除
- ダッシュボード右上の「ガジェット」ボタンをクリックし、ガジェットの一覧の選択を外して「適用」ボタンを押してください。
- 各ガジェットのバーにマウスを重ねると右上に「×」ボタンが表示されます。このボタンを押してもガジェットを削除することができます。
- ガジェットを削除すると、該当ガジェットに対する警告表示もクリアされます。
- ガジェットの移動
- 各ガジェットのバーにマウスを重ねると、マウスポインタが移動マークに切り替わり、ドラッグするとガジェットを任意の位置に移動することができます。
- ガジェットの移動先候補は灰色で表示されます。
- ガジェットの画面分離
- 各ガジェットのバーにマウスを重ねると右上に「分離」ボタンが表示されます。
- 「分離」ボタンを押すと該当ガジェットは別ウィンドウに分離され、ダッシュボードページでは「画面分離中です」と表示されます。
- ガジェットを分離しているときは以下の動作になります。
- 分離元のガジェットには「分離」ボタンと「閉じる」ボタンは表示されなくなります。
- ダッシュボードページの表示を更新すると、分離しているガジェットは全てダッシュボードページに戻って表示されます。
- ダッシュボードページを閉じると、分離している全てのガジェットも閉じられます。
- 分離したガジェットは、URLを直接Webブラウザに指定して表示することもできます。
例)システム情報ガジェットは「http://(LAN1アドレス)/dashboard/system.html」
- ガジェットの最小化
- 各ガジェットの左上にある最小化アイコンをクリックすると、アイコンが横向きになりガジェットは最小化表示になります。
- 再びクリックするとアイコンは元の下向きに戻り、ガジェットは元の大きさに戻ります。
- ガジェットの位置情報の保存
- ガジェットを追加、削除したときや移動したとき、最小化/元に戻す操作をしたときは、ガジェットの位置情報がRTFSにファイルとして保存されます。
- トラフィック情報のガジェットについては、表示するインターフェース情報、方向(IN/OUT)、グラフの種別(平均値/最大値)の設定を変更したときも保存されます。
- 電源を再投入した後でもこれらの情報は保存されています。
- ただし、RTFSの空き容量が足りない場合、これらの情報は保存されません
- 工場出荷状態に戻したりRTFSをフォーマットすると、これらの情報は初期化されます。
- ガジェットの自動更新
- すべてのガジェットは定期的に自動更新されます。
- 更新間隔はガジェットによって異なります。
- 警告表示
- ダッシュボードに表示している各ガジェットで異常状態または高負荷を検知すると、「警告」ボタンが点滅し、「警告」ボタンの下には警告一覧が表示されます。
- その際、該当ガジェットの最小化アイコンの隣にも「警告」アイコンが点滅しながら表示されます。
- 警告一覧には、現在検出している警告内容が新しい順に表示されます。
- 異常を検出した日時
- 異常を検出したガジェット
- 検出した内容
- 警告表示は、以下の条件を満たすと表示されなくなります。
- 異常状態から復旧する(使用率やセッション数が閾値を下回った、など)
- 状態をクリアする(設定を変更した、カウンタをクリアした、など)
- 警告一覧の「解除」ボタンをクリックする
(「解除」ボタンをクリックして警告一覧に表示させないようにしても、異常状態が解消されたわけではありませんので注意してください)
- 全ての警告表示が消えると「警告」ボタンの点滅は止まり、警告一覧の表示も消えます。
- 「警告」ボタンをクリックすると警告一覧の表示/非表示を切り替えることができます。
- 警告一覧と警告履歴の一覧を同時に開くことはできません。
- 警告の対象となる状態は以下になります。
ガジェット | トリガ |
システム情報 | 起動理由でリブートを検出したとき |
リソース情報 | CPU使用率が80%以上になったとき |
メモリ使用率が80%以上になったとき |
インターフェース情報 | STATUS LEDが点灯したとき |
LAN1でエラーカウンタ(*1)が検出されたとき |
LAN2でエラーカウンタ(*1)が検出されたとき |
USBポートで過電流が検出されたとき |
トラフィック情報(LAN/PP/TUNNEL) | 「Live」のトラフィックが800[Mbps]以上になったとき |
プロバイダ接続情報 | エラーにより切断されたプロバイダを検出したとき |
VPN接続情報 | エラーにより切断されたVPNを検出したとき (PP anonymousインターフェースの接続は除く) |
NATセッション数 | NATのセッション数が最大同時セッション数の80%以上になったとき |
ファストパスフロー数 | ファストパスのフロー数が最大同時フロー数の80%以上になったとき |
ポリシーフィルターセッション数 | ポリシーフィルターのセッション数が最大同時セッション数の80%以上になったとき |
不正アクセス検知履歴 | 不正アクセスを検知したとき |
メールセキュリティー | 受信メールからスパムまたはウイルスを検出したとき |
送信メールからスパムまたはウイルスを検出したとき |
ライセンスの有効期限間近になったとき |
ライセンス認証の状態が認証猶予期間になったとき |
(*1) | 以下のエラーを検出したときに記録されます。
送信アンダーフロー、送信オーバーフロー、Late collision、Loss of carrier、再送エラー、受信フレーミングエラー、受信オーバーフロー、受信CRCエラー、受信バッファエラー |
- 警告履歴表示
- 警告履歴は新しい順に最大で30件表示されます。
- 警告履歴は太字で表示されますが、警告一覧で「解除」ボタンにより解除された警告内容は細字で表示されます。
- 解除されていない未確認の警告履歴がある場合は、「履歴」ボタンの右下にその件数(=太字で表示されている警告履歴の数)が表示されます。
- この数字が表示されているときは、警告履歴の一覧で発生していた警告内容を確認してください。
- 警告履歴の一覧で各履歴の「確認」ボタンをクリックすると、確認済みの履歴として細字に切り替わり、「確認」ボタンの表示は消えます。
- 警告履歴の一覧で「全て確認済」ボタンをクリックすると、全ての履歴が確認済みの状態になります。
- 警告履歴の一覧で「全て削除」ボタンをクリックすると、全ての履歴が削除されます。
- 「履歴」ボタンをクリックすると警告履歴の一覧の表示/非表示を切り替えることができます。
- 警告一覧と警告履歴の一覧は同時に開くことはできません。
システム情報
- 工場出荷状態ではダッシュボードページの左上の位置に表示されます。
- 以下の情報を表示します。
- ファームウェアRev.
- シリアルNo.
- 機器のシリアル番号
- 筐体底面のシールにも記載されています
- MACアドレス
- LAN1、LAN2のMACアドレス
- 筐体底面のシールにも記載されています
- 動作モード
- ルーターとして使用しているときは「ルーターモード」
- ブリッジとして使用している時は「ブリッジモード」
- 実行中ファームウェア
- 内蔵FlashROM内のファームウェアから起動している場合は「internal」
- 外部メモリ内に保存されているファームウェアから起動している場合は「usb1:/fwx120.bin」など
- 実行中設定ファイル
- 内蔵FlashROM内の設定ファイルから起動している場合は「configN (N: 0-4.2)」
- 外部メモリ内に保存されている設定ファイルから起動している場合は「usb1:/config.txt」など
- システム時刻
- 現在の機器の日時
- 日時が合っていない場合はdateコマンド、timeコマンド、ntpdateコマンドなどで日時を合わせてください
- 起動時刻
- 起動理由
- 起動した理由
- 電源OFF状態からの起動、restartコマンド、リビジョンアップ、など
- 起動理由でリブートを検出した場合は背景が赤色に変わり、警告表示されます
- ネットワーク管理者に確認してください
- 警告一覧の「解除」ボタンをクリックして、警告表示を解除してください
リソース情報
- 工場出荷状態ではダッシュボードページの左下の位置に表示されます。
- CPU使用率とメモリ使用率を表示します。
- CPU使用率とメモリ使用率の現在の値とピーク値を表示します
- メーターの右側の数字は現在の使用率、左側はピーク値を示します
- 「ピーク値のクリア」をクリックすると、それまでのピーク値をクリアすることができます
- それぞれのメーターにマウスカーソルを重ねると、ピーク値とピーク値を記録した日時が表示されます
- CPU使用率が80%以上になると警告表示されます
- ピーク値を記録した日時を確認し、他のガジェットからその時間帯のトラフィックや各種セッション数を確認してください
- メモリ使用率が80%以上になると警告表示されます
- ピーク値を記録した日時を確認し、他のガジェットからその時間帯のトラフィックや各種セッション数を確認してください
インターフェース情報
- 工場出荷状態ではダッシュボードページの右上の位置に表示されます。
- 本体の前面、背面LEDの状態を表示します。
前面
- POWER
- STATUS
- 常時接続の設定をしている接続先の機器との通信が途絶えたり、キープアライブで通信断を検出すると橙色に点灯します
- 点灯すると警告表示されます
- マウスカーソルを重ねると障害を検出しているキープアライブの設定やインターフェースを確認できます
- ケーブル抜けや回線の状態、アカウント情報の確認などを行ってください
- キープアライブの到達性が回復したり、回線が接続状態になると警告表示は消えます
- LAN1
- LAN1ポートのいずれかのポートがリンクアップしていると緑色に点灯します
- マウスカーソルを重ねるとLAN1ポートのパケット送受信数やエラーパケット数が表示されます
- エラーパケットを検出すると警告表示されます
- clear status lan1コマンドを実行するとパケットの送受信数やエラーカウンタがリセットされ、警告表示も消すことができます
- LAN2
- LAN2ポートがリンクアップしていると緑色に点灯します
- マウスカーソルを重ねるとLAN2ポートのパケット送受信数やエラーパケット数が表示されます
- エラーパケットを検出すると警告表示されます
- clear status lan2コマンドを実行するとパケットの送受信数やエラーカウンタがリセットされ、警告表示も消すことができます
- microSD
- microSDスロットにmicroSDが接続されていると緑色に点灯します
- マウスカーソルを重ねると給電状態や接続されているデバイス情報が表示されます
- USB
- USBポートにUSBメモリ、またはモバイル端末が接続されていると緑色に点灯します
- マウスカーソルを重ねると給電状態や接続されているデバイス情報が表示されます
- 過電流を検出すると緑色で点滅し、警告表示されます
- マウスカーソルを重ねると過電流の検出回数が表示されます
- USBポートに挿しているデバイスを抜き、USBボタンを押すと警告表示も消すことができます
- USB LEDの点灯パターン
- 点灯:USBメモリ、またはモバイル端末が接続中
- 点滅:過電流を検出
背面
- LAN1-1,2,3,4
- リンクアップしているポートはコネクタ部が緑色に点灯します
- マウスカーソルを重ねると動作モードが表示されます
- LAN2
- リンクアップしているとコネクタ部が緑色に点灯します
- マウスカーソルを重ねると動作モードが表示されます
- LINK/DATA
- SPEED
- 接続速度が1000BASE-Tのとき緑色に点灯します
トラフィック情報(LAN/PP/TUNNEL)
- 有効になっているLAN/PP/TUNNELインターフェースごとのトラフィックをグラフ表示します。
- LANのトラフィック情報ガジェットは、工場出荷状態ではダッシュボードページの右下の位置に表示され、LAN1インターフェースが有効になります
- PP anonymousインターフェースのトラフィックは対象外となっています
- グラフを表示するためには統計情報の設定を有効に設定しておく必要があります
- 統計情報の設定が無効に設定されていた場合、ダッシュボードページ、またはトラフィック情報(LAN/PP/TUNNEL)のガジェットを表示するときに設定を有効にします
- 「Live」「2 Hours」「Day」「Month」ボタンでグラフの描画期間を変更することができます
- Live:過去2分間
- 2 Hours:過去2時間
- Day:過去1日間
- Month:過去1ヵ月間
- 「インターフェースの選択」ボタンをクリックすると、現在有効になっているインターフェースの一覧が表示されます
※有効になっていないインターフェースは表示されません
- 現在有効になっているインターフェースが存在しない場合は、「有効なインターフェースが見つかりません」と表示されます
- 「インターフェースの選択」ボタンから表示するインターフェースを設定します
- 各インターフェースに対して「IN 平均値」「IN 最大値」「OUT 平均値」「OUT 最大値」のグラフを描画できます
- IN:該当インターフェースが受信するトラフィック
- OUT:該当インターフェースから送信されるトラフィック
- グラフは最大で8本まで表示でき、グラフの線には [青、サーモンピンク、黄、緑、灰、スカイブルー、ピンク、紫] の8色が使用されます
- この色は、グラフを描画するタイミングでインターフェースの若い順に割り当てられます
- ただし、同一インターフェースかつ同一方向のグラフは、平均値=破線、最大値=実線で表示されます
- グラフの縦軸の上限はトラフィックに応じて100[Mbps]単位で最大1000[Mbps]まで増えていきます
- グラフの横軸の日時は以下の周期で更新されます
- Live:30秒
- 2 Hours:30分
- Day:6時間
- Month:約1週間
- グラフの線上にマウスカーソルを重ねると、インターフェース情報や日時、トラフィック量が表示されます
- グラフの下には現在表示されているグラフの線の色・スタイル、インターフェースの一覧(凡例)が表示されます
- 凡例の使い方
- 凡例のチェックが有効になっている線のみが表示されます
- チェックを外すとその線はグラフから表示されなくなります
- 複数の線が重なって表示されていたり、一時的に特定のインターフェースや方向(IN/OUT)のトラフィックのみを監視したい場合などに有効です
- 現在監視の対象になっているインターフェースが存在しない場合は、「監視対象のインターフェースが選択されていません」と表示されます
- 画面を更新すると、描画期間と凡例の設定は初期状態のグラフが表示されます
- 描画期間:Live
- 凡例のチェックボックス:全て適用
- トラフィックが800[Mbps]以上になると警告表示されます
- 警告一覧や警告履歴からトラフィックが高くなっていた日時を確認し、その時間帯の各種セッション数を確認してみてください
- 「分離」ボタンにより別ウィンドウでガジェットを表示させた場合
- 監視対象のインターフェースや方向の設定は分離前の設定が反映されます
- ただし、描画期間と凡例の設定は初期状態に戻ります
- 分離したウィンドウ内で選択したインターフェースや方向の設定は、分離画面を閉じるとダッシュボードページのガジェットにも反映されます
- 分離したウィンドウのURLを直接入力してガジェットを表示させた場合
- 監視対象のインターフェースや方向の設定は直接表示専用の設定が適用されるため、ダッシュボードページの設定とは異なります
- 描画期間と凡例の設定は初期状態に戻ります
プロバイダ接続状態
- プロバイダ接続の一覧とそれぞれの接続状態を表示します。
- 通信中(Up)、未接続(Down)、エラー切断(Error)、総数(All)がカウントされます
- 設定名、接続種別、インターフェース、接続状態が表示されます
- 状態欄にマウスカーソルを重ねると、そのプロバイダ接続の状態が表示されます
- 「Up」「Down」「Error」「All」ボタンをクリックすると、各状態のプロバイダ接続のみが表示されます
- エラー切断を検出すると背景が赤色に変わり、警告表示されます
- 状態欄にマウスカーソルを重ね、切断された日時や切断理由を確認してください
- プロバイダを1つも登録されていない時は「プロバイダの設定がありません」と表示されます
VPN接続状態
- VPN接続の一覧とそれぞれの接続状態を表示します。
- 通信中(Up)、未接続(Down)、エラー切断(Error)、総数(All)がカウントされます
- 設定名、接続種別、インターフェース、接続状態が表示されます
- 状態欄にマウスカーソルを重ねると、そのVPN接続の状態が表示されます
- 「Up」「Down」「Error」「All」ボタンをクリックすると、各状態のVPN接続のみが表示されます
- エラー切断を検出すると背景が赤色に変わり、警告表示されます
- 状態欄にマウスカーソルを重ね、切断された日時や切断理由を確認してください
- ただし、PP anonymousインターフェースを使用した接続ではエラー切断を監視しません
- エラーにより切断しても背景色も変わらず、警告表示もしません
- VPN接続を1つも登録されていない時は「VPNの設定がありません」と表示されます
NATセッション数
- NATのセッション数を表示します。
- メーターの右側の数字は現在の使用率を示し、上部はピークの使用率を示します
- メーターの左上部にディスクリプタID、右上部に現在の接続数と最大数が表示されます
- メーターは現在の接続数が最も多いディスクリプタIDのNATセッション数を表示します
- メーターにマウスカーソルを重ねると、ピーク値とピーク時に使用されていたポート数とホストのIPアドレスの上位5件、ピーク値を記録した日時が表示されます
- 「ピーク値のクリア」をクリックすると、ピーク値をクリアすることができます
- すべてのディスクリプタIDのピーク値がクリアされます
- 機器を再起動してもピーク値はクリアされます
- セッション数が最大同時セッション数の80%以上になると警告表示されます
- ピーク値を記録した日時やセッションを大量に使用していたホストのIPアドレスを確認してみてください
ファストパス フロー数
- ファストパスのフロー数を表示します。
- メーターの右側の数字は現在の使用率を示し、上部はピークの使用率を示します
- メーターの上部に現在の接続数と最大数が表示されます
- それぞれのメーターにマウスカーソルを重ねると、ピーク値とピーク値を記録した日時が表示されます
- 「ピーク値のクリア」をクリックすると、IPv4/IPv6のピーク値をクリアすることができます
- フロー数が最大同時フロー数の80%以上になると警告表示されます
- ピーク値を記録した日時を確認し、他のガジェットからその時間帯のトラフィックや各種セッション数を確認してみてください
ポリシーフィルター セッション数
- ポリシーフィルターで管理しているセッション数を表示します。
- メーターの右側の数字は現在の使用率を示し、上部はピークの使用率を示します
- メーターの上部に現在の接続数と最大数が表示されます
- それぞれのメーターにマウスカーソルを重ねると、ピーク値とピーク値を記録した日時が表示されます
- 「ピーク値のクリア」をクリックすると、IPv4/IPv6のピーク値をクリアすることができます
- セッション数が最大同時セッション数の80%以上になると警告表示されます
- ピーク値を記録した日時を確認し、他のガジェットからその時間帯のトラフィックや各種セッション数を確認してみてください
不正アクセス検知履歴
- 不正アクセスの検知履歴を10件分表示します。
- 不正アクセス検知機能を有効に設定しておく必要があります
- 検知した日時、検知した内容、送信元アドレス、送信先アドレスが表示されます
- 一番上が最新の履歴になります
- 不正アクセス検知機能の設定を再設定すると履歴はクリアされます
- 1件も検知されていない時は「不正アクセスは検知していません」と表示されます
- 不正アクセスを検知すると警告表示されます
- 必要に応じて、送信元IPアドレスからのアクセスを拒否するフィルターを設定してください
- ネットワーク管理者に確認してください
SYSLOG
- 最新のSYSLOGを10件分表示します。
- 一番上が最新のログになります
- clear logコマンドを実行するとクリアされます
メールセキュリティー
- スパムまたはウイルスの検出履歴を50件分表示します。
- メールセキュリティーを有効に設定しておく必要があります。
- メールセキュリティーをご利用いただくにはライセンスの購入が必要です。
- 検出した日時、種類、検出した内容、送信元アドレス、送信先アドレスが表示されます。
- メールセキュリティーを無効の設定から有効に設定したとき、またはclear mail security historyコマンドが実行されたとき検出履歴はクリアされます。
- 一番上が最新の検出内容になります。
- 1件も検出されていない場合は、「不正なメールは検出していません」と表示されます。
- スパムまたはウイルスを検出すると警告が表示されます。
- 受信メールからスパムまたはウイルスを検出しました。
- 送信メールからスパムまたはウイルスを検出しました。
- ライセンスの状況に応じて以下の警告も表示されます。
- 再起動時に、ライセンス認証に失敗したとき
- ライセンスの認証が完了していません。認証猶予期間です。
- ライセンスの期限まで残り1ヶ月をきったとき
[EOF]