ヤマハRTシリーズのコンソールによる操作と設定

• YAMAHAリモートルータのコマンドの文法(シンタックス)

  コマンドは、複数のキーワードを空白文字(スペース)で区切って並べた構造になっており ます。

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  ┃> キーワード1△キーワード2△キーワード3△....
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  ※ここでは、表記上「△」で空白文字、もしくは、スペースを表すことにする。
  

  先頭のキーワードが「コマンドの名称部分」で、 それに続くキーワードが「パラメータの部分」になり、 区切りには１個以上の△(空白文字、スペース)を入れます。

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  ┃> コマンド△パラメータ1△パラメータ2△....
  ┃
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• コマンド名称の先頭部分に用いられるキーワードの例

  コマンド (先頭のキーワード)	分類
  bridge	ブリッジに関するコマンド
  clear	データを削除するコマンド
  console	コンソールに関するコマンド
  dhcp	DHCPサーバやDHCPリレーエージェントに関するコマンド
  fr	フレームリレーに関するコマンド
  ip	TCP/IPに関するコマンド
  ipsec	IPパケットの暗号化のIPsecに関するコマンド
  ipx	IPXに関するコマンド
  isdn	ISDN回線に関するコマンド
  nat	NAT及びIPマスカレードに関するコマンド
  radius	RADIUSに関するコマンド
  pp	相手先情報に関するコマンド
  ppp	PPPに関するコマンド
  show	設定内容や通信ログなどの記録を参照するコマンド
  snmp	SNMPに関するコマンド
  syslog	SYSLOGに関するコマンド

• コマンドのパラメータ(決められたキーワード)

  通常のパラメータは、YAMAHAリモートルータで決められたキーワードです。 それ以外のものは、指定できません。

• コマンドのパラメータ(任意の文字列)

  パスワードのようにユーザが任意の文字列を設定するができるものがあります。

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