ヤマハRTシリーズのコンソールによる操作と設定
相手先情報を変更せずに通信を中断する
作成日 | 1998/Oct/30 |
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 3.4KB |
YAMAHAリモートルータは相手先情報により回線の自動接続と自動切断を行ないますが、 メンテナンスの必要から回線を外したい場合には、設定内容を変更する ことなくその相手先だけの接続を中断することができます。 この方法には2つあります。
pp disableコマンドを使用するものです。 このコマンドは、指定した相手先への発信も着信もできないようにします。
相手先情報番号の2番に対して、発信と着信の両方を拒否する場合
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃> administrator ┃Password: ┃# pp disable 2 ┃# ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その相手先からの着信のみを拒否する isdn arrive permitコマンドと、 その相手先への発信を拒否するisdn call permitコマンド を使用するものです。両方を使用するとpp disableコマンドを 使用した場合と同等になります。
相手先情報番号の2番に対して、 発信を拒否する場合の例を示します。 設定の確認は以下のように“有効なスイッチ”の欄から削除されているかどうかで 行ないます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃> administrator ┃Password: ┃# pp select 2 ┃pp2# show isdn remote ┃... ┃有効なスイッチ: ┃ auto connect, arrive permit, call permit ┃... ┃pp2# isdn call permit off ┃pp2# show isdn remote ┃... ┃有効なスイッチ: ┃ auto connect, arrive permit ┃... ┃pp2# save ┃pp2# ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[ コンソール機能 / files ]