Amazon VPCとのVPN接続(API方式) GUI設定手順
$Date: 2022/06/10 02:46:39 $
概要
Amazon VPCとのVPN接続(API方式)をWeb GUIから設定する手順を紹介します。
Amazon VPCとのVPN接続(API方式)に関する技術資料は以下を参照ください。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/cloud_vpn/amazon-vpc_api.html
対応機種とファームウェアリビジョン
機種 |
ファームウェア |
RTX1300 |
すべてのリビジョン |
RTX1220 |
RTX830 |
NVR700W |
Rev.15.00.10以降 |
RTX1210 |
Rev.14.01.20以降 |
事前設定(AWS側)
Amazon VPC とVPN接続する前に、AWS の管理画面で、Amazon VPC の設定およびアクセスキーを発行します。 それぞれの手順は以下のサイトをご覧ください。
設定手順
- Web GUIのかんたん設定の[VPN]-[クラウド接続]にアクセスします。「新規」ボタンをクリックします。
- Amazon VPC(API方式)で設定されることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
- API を用いて Amazon VPC と接続するための情報を入力します。入力が完了したら「次へ」ボタンをクリックします。
- 設定名
- アクセスキー ID
- AWS の管理画面で発行したアクセスキー ID を入力します。
- シークレットアクセスキー
- AWS の管理画面で発行したシークレットアクセスキーを入力します。
- VPN ID
- AWS の管理画面で、Amazon VPC との VPN 接続の設定を行ったときに発行される VPN ID を入力します。
- リージョン
- Amazon VPC のインスタンスを生成したリージョンを選択します。
- AWSからの設定取得
- 「取得する」を選択します。
- 「取得しない」を選択すると、Amazon VPC との VPN 接続を行うための設定を AWS から取得しません。ルーターの CONIFG には、本ページの設定値のみ保存されます。後で AWS から 設定を取得して CONFIG を作成し、Amazon VPC と接続する場合は、以下の手順で行います。
- クラウド接続ページで「確認」ボタンをクリックし、内容の確認と取得ページを開きます。
- 「AWS から情報を取得」の「実行」ボタンをクリックし、設定情報の取得を開始します。
- 入力内容が正しいことを確認し、「設定の確定」ボタンをクリックします。
- AWSから設定情報を取得し、CONFIGを作成し、VPN接続を行う一連の処理が始まります。進捗状況が表示されるため、すべての処理が完了するまで待ちます。正常に完了すると「OK」ボタンが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
- 注意事項
- AWS へのリクエストには、リクエストを発行した日時(秒まで)を記載します。リクエストに記載の日時と、AWS がリクエストを受信した日時とが15分以上離れている場合、AWS はエラーを返します(AuthFailure)。 そのため、ルーターの時刻は正しい時刻にあわせておく必要があります。
かんたん設定の[基本設定]-[日付と時刻の設定]から、定期的にNTPサーバーと時刻を同期する設定を行うことを推奨いたします。
- AWSに関する情報から、正しく接続できていることを確認します。
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