RTシリーズとWindowsに関するFAQ

Windows NTのRASサーバや、Windows 95のダイヤルアップサーバに対してルータから発呼するには?

まず、ルータのバージョンがRT100i/RT102iの場合はRev.1.07.05もしくはRev.2.01以降、 RT200iの場合はRev.2.01以降である必要があります。 それら以前のバージョンでは、設定をどう行っても接続することはできません。

ルータの設定はプロバイダなどに発呼する設定のままで大丈夫ですが、 認証プロトコルとして必ずPAPが受け入れられるようになっていなければいけません。

pp auth accept pap chap
pp auth myname MYNAME MYPASS

ISDN Accelerator Pack を必要とする、PC30i などの場合には、 ip pp remote addressの設定も必要なようです。 設定するアドレスは、 ip lan addressと同じネットワークに属するものとし、 ip lan proxy arp onとしておけばいいでしょう。

また、Windows NTやWindows 95の設定は以下のとおりです。

• Windows NT 4.0のRASサーバの設定

  「コントロールパネル→ネットワーク→サービス→リモートアクセスサービス→ プロパティ→COMn→ネットワーク→サーバの設定」において、

  • 次のリモートクライアントを許可する
    「TCP/IP」をチェック
  • 暗号化の設定
    「クリアテキストを含む任意の認証を許可する」をチェック

  なお、RAS の「電話帳のエントリの編集」で「セキュリティ」の設定を [暗号化された認証のみ受け付ける]という設定にすることでCHAPによる認証も使えるようです。

• Windows 95のダイヤルアップサーバの設定

  「マイコンピュータ→ダイヤルアップネットワーク→接続→ダイヤルアップサーバー→ サーバーの種類」において、

  • 詳細オプション
    「暗号化パスワードを使う」「ソフトウェア圧縮」のチェックを外す

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