Windows/MSN Messenger(Version 4.6)とネットボランチ間のインターネット電話機能による通話

Windows Messenger(またはMSN Messenger)のバージョン4.6以降とインターネット電話機能に対応したネットボランチとの間でインターネット電話機能による通話を楽しめます。

●目次


確認

Windows Messenger(またはMSN Messenger)の設定変更方法

ネットボランチの設定方法

Windows Messengerからネットボランチへ発信する手順

ネットボランチからWindows Messenger(またはMSN Messenger)に発信する手順

切断手順


●確認


  1. ネットボランチのリビジョンを確認してください。
      機種    リビジョン  
    RT60wRev.5.02.19b
    RTA54iRev.4.05.06b
    RTW65iRev.5.03.21b
    RTA55iRev.4.06.16
    RT56vRev.4.07.08

    以降のリビジョンのみWindows Messenger(またはMSN Messenger) Version 4.6との通話に対応しています。
    リビジョンが古い場合にはリビジョンアップしてください。
    (注) RTW65bはTELポートが搭載されていないためインターネット電話機能には対応していません。

  2. Windows Messenger(またはMSN Messenger)のバージョンを確認します。

    Windows Messenger(またはMSN Messenger)のメニューから

    ヘルプ(H)タグ -> Windows Messenger(またはMSN Messenger)のバージョン情報で確認出来ます。

    バージョンが古い場合にはWindowsUpdate等によりバージョンアップしてください。
    または、http://messenger.msn.co.jp/でバージョンアップできます。

  3. Windows Messenger(またはMSN Messenger)でマイクとスピーカーが使用可能な状態に設定してください。

接続環境が以下のような場合にインターネット電話機能による通話が可能です。

PC==internet==RT--TEL
・Windows Messenger(またはMSN Messenger)がインストールされたWindowsマシン(以下PC)とネットボランチにはそれぞれグローバルIPアドレスが割り当てられている必要があります。


●Windows Messenger(またはMSN Messenger)の設定変更方法


  1. WindowsMessengerの『ツール』タブ → 『オプション』でオプションウィンドウを開きます。

    ツールメニュー

  2. オプションウィンドウで『リアルタイム通信サービスユーザを含める』をチェックします。
    サインイン名に『適当なユーザ名@自分PCのIPアドレス又はホスト名』を入力します。
    .NET passportを利用しない場合には、『最初にサインインするアカウント』の項目でリアルタイム通信サービスをお選びください。

    オプションウィンドウ

  3. その横にある『詳細設定』で『リアルタイム通信サービスの接続の設定』ウィンドウを開きます。
    『手動設定』を選び、サーバの設定(※1)をします。
    サーバの『サーバ名またはIPアドレス』の部分には、通話したいネットボランチのグローバルIPアドレスまたはホスト名を入力してください。
    UDPにチェックしてください。

    詳細設定ウィンドウ

  4. OKボタンを押して、設定を終えた後、サインインし直して下さい。

    ファイルメニュー



●ネットボランチの設定方法


インターネット電話をつかってみよう


●Windows Messengerからネットボランチへ発信する手順


WindowsMessengerからネットボランチに発信する場合には、発信する相手毎にサーバの設定(※1)を変更しなければなりません。
上記Windows Messenger(またはMSN Messenger)の設定を参照して下さい。
設定完了後、以下の手順1.からの動作を行います。

  1. WindowsMessengerの『操作』タブ -> 『音声チャットの開始』で音声チャットの開始ウィンドウを開きます。

    操作メニュー

  2. 『その他』タブを選択し、『電子メールアドレスの入力』で相手先のネットボランチのsipアドレスを入力します。
    sipアドレスとは『電話ユーザ名@ネットボランチのグローバルIPアドレスまたはホストアドレス』です。
    電話ユーザ名はネットボランチのVoIP機能で各TELポートに設定されているインターネット電話ユーザ名を入力してください。
    デフォルトでは機種名になっています。(例:rta54i@192.168.0.1)
    『その他タブ』の『サービス』でリアルタイム通信サービスを選択してください。

    音声チャットの開始ウィンドウ

  3. OKボタンを押すと、相手先に発信します。

    会話ウィンドウ


●ネットボランチからWindows Messenger(またはMSN Messenger)に発信する手順

ネットボランチからは、『リアルタイム通信サービスユーザを含める』設定になっているWindows Messenger(またはMSN Messenger)全てに以下の設定を行う事で発信が可能です。
相手先Windows Messenger(またはMSN Messenger)が『リアルタイム通信サービス』のサーバを発信するネットボランチ自身に設定してある必要はありません。
  1. インターネット電話帳の設定を確認します。設定が済んでない場合は設定してください。 参照

  2. プレフックス+短縮ダイヤルでダイヤルして発信します。

    会話ウィンドウ2


●切断手順