RTシリーズの予期しない発呼に関するFAQ
時計の自動時刻補正機能
作成日 | 2000/Aug/01 |
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 7.9KB |
時計の自動時刻補正機能
[ ルータや端末の時刻設定を自動補正する機能 ]
<インターネット> ------+-----------------------+-------------------------------- | | | +-------+-------+ | →→→→→| NTP/SNTPサーバ| | ↑ +---------------+ | ↑ ↑ 〜〜〜〜〜〜↑〜〜〜〜〜〜〜〜〜↑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 : : ↑ ↑ プロバイダに接続 ISDN網 : : ↑ルータも時刻合せ ↑ +-------------+ ↑ 定期的にNTP/SNTPサーバに接続して | ルータ | ↑ 端末やルータの設定時刻を補正する +------+------+192.168.0.1 ↑ →定期的な発呼 | ↑ ------+-----------------------↑----+-------------------------- ↑ | 192.168.0.0/24 .......................... +------+------+192.168.0.2 . . | 端末 | . 〜秒補正しました . /+-------------+ . +--------------+ . / . | XX:YY | ./ . +--------------+ . .......................... 時刻補正ソフト(桜時計など) |
インターネットの応答速度測定周期が長い場合は、 規則正しく周期的にルータが勝手に接続しているように見えます。
メールの着信を自動確認する周期設定が短い場合は、 ルータの接続を手動で切断しても、 次の着信確認時にルータが勝手に接続してしまいます。
ルータは、そのようなことはできません。
パソコンの電源が入れられると、時計を補正するソフトなどのインターネットに
接続する必要のあるソフトウェアが動きだすということです。
ルータは、パソコンの指示に従って、プロバイダに接続するだけです。
また、ルータの時刻補正機能(ntpdateコマンドやrdateコマンド)を 利用されている場合にも定期的にプロバイダに 接続をしてNTPサーバ/SNTPサーバやTIMEサーバなどに問い合せて ルータの時刻を補正します。 確認する周期設定が短すぎると、時計を補正するソフトの場合と同様に 余計に接続をしてしまいます。
発呼要因となっていた時刻補正パケットを、回線の接続状態に応じた管理をする。 このようなケースには、ルータのIPパケットフィルタ機能のrestrictフィルタが便利です。
プロバイダ | ↑ | ↑ インターネットにpingパケットが送り届けられる | ↑ 〜〜〜〜〜〜↑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 : : ↑ ISDN網 +----------↑-------+ | 通過↑ | | □→破棄 | …回線の接続状態に応じて、 | ↑ | restrictフィルタで通過や破棄を管理する | ルータ ↑ | +------+---↑-------+ 192.168.0.1 | ↑ | ↑ プロバイダへのntpパケット送信要求 | ↑ 192.168.0.0/24 ------+---↑------------------------+-------------------------- ↑ |192.168.0.2 ↑ +------+------+ ←←←←←←←← | 端末 | プロバイダ向けntpパケット +-------------+ |
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