RTシリーズのTA機能(シリアル・データ・ポート)に関するFAQ
TAで、MP接続ができません。
最終変更日 | 2022/Dec/28 |
文書サイズ | 4.4KB |
TAで、MP接続ができません。
MP接続による発信は、可能です。
しかし、MP接続の着信はできませんので、
ルータ機能で着信するようにしてください。
例) RTA50i/RTA52iの場合
1B/2B | TA機能で発信 | TA機能で着信 | ルータ機能で発信 | ルータ機能で着信 |
---|---|---|---|---|
1B | ○ | ○ | ○ | ○ |
2B(MP) | ○ | × | ○ | ○ |
機種によっては、高速な通信がサポートされていない場合もありますので、 該当する機種のシリアルポートの仕様をお確かめください。
例えば、IBM PC/AT互換機で標準搭載されているシリアルポートの最高通信速度は、
115200bpsです。
通常、230400bpsに設定してもエラーになったりするだけで通信できません。
どうしても、230400bpsで通信する場合、
230400bpsの通信が可能になる「高速シリアルインターフェース」
などの拡張が必要になります。
DTE速度が、115200bps/230400bpsに設定されていないと、
MP(128kbps,2B)で通信する価値がありませんので、
自動的に1Bで通信します。
DTE速度が、115200bps/230400bpsになるようにしてください。
CHAP認証に必要なユーザIDとパスワードが設定されていないためと 思われます。
AT@G/username/password/ AT&W
@G/username/password/※Windowsのダイヤルアップの追加設定では「AT」を除いた形で設定します。
RTA50iの取扱説明書の「同期128K」設定と追加の「AT@G/username/password/」を設定する。
RTA50iの取扱説明書 P.31 の下側の画面の絵で「Modem init string settings:」の
「Use:」の右側に「AT&Q1&D0」と設定してある部分があります。
そこに「AT&Q1&D0$M1@G/username/password/」と設定してください。
※複数のATコマンドを列挙するときは、「AT」を省いた形で設定します。
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