RTシリーズの優先制御/帯域制御に関するFAQ
優先制御と帯域制御の違い
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 6.5KB |
優先制御と帯域制御は、どのように使い分けたらよいのでしょうか?
[ 優先制御と帯域制御の違い ]
パケットが送信されるとき、パケットの種類毎に優先順位の高いものが
優先(priority)されます。
優先順位の高いパケットが多くなると優先順位の低いパケットは
大きな遅延が発生したり送信されないことがあります。
パケットが送信される時、パケットの種類に応じて回線の帯域を割り振る機能です。
帯域に上限を設け、特定の種類のパケットが流れる量を制限します。
特定の種類のパケットのために帯域を確保するためには、
「他の種類のパケットの帯域を制限する」と設定します。
利用可能なクラスの数は、違いますが、クラスへの分類方法は、同じです。
つまり、queue class filterコマンドで各クラスに振り分けます。
優先制御 | 最大4個 |
帯域制御 | 最大16個 |
(負荷の軽い順)
(負荷の要因)
[ こんな時にはどの機能を使えばよいのでしょうか? ]
優先制御が適切です。
ほとんどの場合、VoIPトラフィックを他のトラフィックより優先すればよいだけですので、 優先制御の方が適切です。
帯域制御を使う場合には、「他のトラフィックに割り当てる帯域に上限を与える」 という設定方法が有効です。
帯域制御を使って、インターネットラジオに割り当てる帯域に上限を与えます。
[ 関連情報 ]
[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for Queue / files ]