RTシリーズのネットボランチDNSサービスに関するFAQ

ネットボランチDNSサービスが使えない

• ネットボランチDNSサービスが設定できない
  • ネットワーク型プロバイダ接続のときは設定はできません。
  • LAN/WAN/ONU/PPインターフェース以外のインターフェースには設定できません。
  • プロバイダから固定でIPアドレスを割り当てられている場合は利用できません。
  • 登録しようとしているIPアドレスがプライベートアドレスの場合は利用できません。
  • TCP:2002のポートへの接続を拒否するような設定での環境では利用できません。
    （ネットボランチDNSサーバへの接続はTCP:2002のポートを使用して接続します。）
• アドレス（ホストアドレス、電話アドレス）が取得できない
  • プロバイダ情報が正しく設定されているか確認してください。
  • DNSサーバアドレスが正しく設定されているか確認してください。
    [ 対 策 ]
    • nslookup netvolante-dns.netvolante.jp コマンドで正しく名前解決ができるか。
      できない場合は、接続プロバイダのDNSサーバアドレスの設定を見直してください。
      
  • ホストアドレスを設定する際、不適切な言葉（単語）を登録しようとしている。
    [ 対 策 ]
    • 設定するホスト名を変更してください。
      ホスト名は、半角英数字または '-' のみ使用できます。
  • 1台のRTから登録できるアドレスの最大数を超えている。
    • syslog debug on の時に、log にエラーコード 106 が表示された場合
      - ホストアドレスは各インタフェースにつき 1つ
      - 電話アドレスはRT 1台につき 1つ
    [ 対 策 ]
    • 登録済みのアドレスを削除してください。
  • 電話アドレスがすでに設定されているのに、さらに電話アドレスを設定しようとした場合 （電話アドレスは RT 1台につき 1つのみ設定可能）
    [ 対 策 ]
    • 登録済みの電話アドレスを削除してください。
• アドレス（ホストアドレス、電話アドレス）の更新に失敗する
  • ネットボランチDNSサーバから 109 が返って来る
    • syslog debug on の時に、log にエラーコード 109 が表示された場合
    [ 対 策 ]
    • サーバの負荷が高くなっていて、最大接続可能数を越えている場合に発生します。
      少し時間を空けてから再度試してみてください。
  • 接続タイムアウト
    • netvolante-dns go コマンド、またはかんたん設定ページのネットボランチDNSの「手動実行」ボタンを押した時に、「ネットボランチDNSがアボートされました」と表示されます。
    [ 対 策 ]
    • netvolante-dns timeout コマンドでタイムアウト時間を長めに設定してください (最大180秒まで設定可能) 。
  • 他のプロセスがネットボランチDNSの処理中
    • IPアドレスの自動更新処理が行われている最中に、netvolante-dns go コマンドを実行すると表示されます。
    [ 対 策 ]
    • 自動更新処理が終了したのを確認した後、再度試してみてください。
• 取得したホストアドレス、電話アドレスで名前解決できない
  • 契約プロバイダによっては、登録・更新後、すぐに名前解決できない場合があります。しばらく時間をおいてから再度試してみてください。
  • プロバイダから割り当てられているホストアドレス、電話アドレスがグローバルアドレスかどうかを確認してください。
    • nslookup (取得したホストアドレス または 電話アドレス)
• 1台のRTで取得できるアドレス（ホストアドレス、電話アドレス）の数
  • かんたん設定から設定する場合、ホストアドレス、電話アドレスは 1つずつです。
• エラーの種類
  • サーバに接続できない
    • プロバイダのDNSサーバアドレスの設定誤り
      
    • ファイアウォールなどによりネットボランチDNSサーバに接続できない
  • プロトコルエラー（100、101、102、103、104）
    • 認証エラー
      
    • 内部のパケット処理・パケット解析でエラーになる
      
    • 接続タイムアウト後にすぐに更新リトライを行った
      
    • ネットボランチDNSサーバ内でエラーになる
  • ユーザネームエラー (101)
    • ネットボランチDNSサーバへの連続アクセスを実行しようとした場合
      
    • ネットボランチDNSサーバに前のセッションが残っている状態で連続して接続してきた場合に発生するエラー
      ==> 数分後に手動実行をしてみてください。
  • ホストネームエラー
    • 更新しようとしているホストアドレス、または電話アドレスが、ネットボランチDNSサーバに登録されていない場合(105)
      
    • 新規登録をする時に、すでに config にホストアドレス、電話アドレスが設定されていた場合(105)
      
    • ホストアドレスを設定する際、不適切な言葉（文字列）を登録しようとした場合（105）
      
    • 1台のRTから登録できるアドレスの最大数を超えている場合（106）
      • ホストアドレスは各インタフェースにつき 1つ
        
      • 電話アドレスはRT 1台につき 1つ
  • アドレスエラー（107）
    • 登録しようとしたIPアドレスが正しくないとき
  • ドメインエラー（108）
    • 電話アドレスがすでに設定されているのにさらに設定しようとした場合
      （電話アドレスは RT 1台につき 1つのみ設定可能）
  • サーバエラー（109）
    • ネットボランチDNSサーバ内の処理でエラーになる
    • ネットボランチDNSサーバの最大接続可能数を越えている場合
      ==> サーバの負荷が高くなっている状態に発生するエラーで、少し時間を空けてから再度試してみてください
  • 接続タイムアウト
    • ネットボランチDNSの接続タイムアウトにより登録／更新／削除に失敗した場合
      ==> netvolante-dns timeout コマンドのタイムアウト時間を長めに設定して、再度試してみてください(最大180秒)
  • 他のプロセスがネットボランチDNSの処理中
    • ネットボランチDNSの自動更新処理を実行中に、コマンド、またはかんたん設定ページの「手動実行」ボタンを押した場合

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