RTシリーズとMacintoshに関するFAQ
OpenTransportの「TCP/IP」の設定方法
最終変更日 | 2023/Jan/10 |
文書サイズ | 19KB |
TCP/IPの設定はどうやるのですか? (OpenTransport)
[ OpenTransportのTCP/IP ]
手動設定と各種方法での自動設定(自動取得)ができます。
MacOSの初期状態としてはこんな感じでしょう。
入れ替えもできたり、英語版/日本語版などと様々で、 Mac OSとOpenTransportのバージョンの現実的な対応付けはできません。(^^;
Mac OS OpenTransport 7.5以前 使えない 7.5.3 1.0.8 7.5.5 製品添付 1.1→1.1.1 7.6 1.1.2 8.0 パッケージ 1.2 8.1 1.3 8.5 パッケージ 2.0.1 8.5.1 2.0.2 8.6 Updater 2.0.3 8.6 1999年10月頃の製品添付 2.5.1 9.0 パッケージ 2.5.2
OpenTransportの自動取得機能(DHCPクライアント機能)に 不具合があるようで、IPアドレスの自動取得ができません。
1999年10月頃発売のiMacやiBookのMacOS8.6 | → | OpenTransport 2.5.1 |
1999年10月頃発売のMacOS9 | → | OpenTransport 2.5.2 |
対応方法を説明したPDFマニュアルを用意しました。(マニュアル配布)
マニュアルの種類 | 更新日 サイズ |
---|---|
Macintosh(MacOS 9など)を利用する場合の注意事項 | 2023/Jan/10 19,775バイト |
[ 目次 ]
[ 関連情報 ]
[ 手動設定 ]
解説用構成例:IP Masquerade 機能による端末型ダイアルアップIP接続 ISP(インターネット・サービス・プロバイダ) : : ISDN網 : : +------------+ | RTシリーズ | +-----+------+ | | 192.168.0.1/24 ------+-----------------------------+-------------------------- | 192.168.0.2/24 | +------+------+ | Macintosh | +-------------+
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃経由先 :Ethernet ┃ ┃〜〜設定〜〜 ┃設定方法 :手入力 ┃IPアドレス :192.168.0.2 ┃サブネットマスク :255.255.255.0 ┃ルータアドレス :192.168.0.1 ┃ネームサーバアドレス :192.168.0.1 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ネームサーバアドレスには、ルータのIPアドレスを設定します。
ルータには、DNSリカーシブサーバ機能が組み込まれており、
ルータが各機器に代わって、効率良くプロバイダのDNSサーバに問い合せを行なえます。
DNSリカーシブサーバ機能が利用できない環境やDNSリカーシブサーバ機能を 利用したくないような場合は、ネームサーバアドレスに 「プロバイダから通知されたDNSサーバのIPアドレス」を設定します。
[ DHCPによる自動設定 ]
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃経由先 :Ethernet ┃ ┃〜〜設定〜〜 ┃設定方法 :DHCPサーバを参照 ┃IPアドレス :<サーバを参照> ┃サブネットマスク :<サーバを参照> ┃ルータアドレス :<サーバを参照> ┃ネームサーバアドレス :<サーバを参照> ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DHCPサーバからのIPアドレスの割り当ては、(デフォルトでは)起動時ではなく、
TCP/IPアプリケーション(ブラウザやftpなど)を初めて利用したときに
処理されます。
つまり、起動直後に「コントロールパネルのTCP/IP」でIPアドレスの割り当てを
確認しても、それらしい値は表示されていません。
でも、アプリケーションを利用した後だと「コントロールパネルのTCP/IP」で
アドレスの割り当て状況が確認できます。
Macintoshをサーバ的に使ったりしていたら「必要な時にIPアドレスを割り当てる」 だと、ちょっと、困っちゃうかもしれませんね。 そんな時は、「常時有効」に設定しましょう。
[ 手順紹介 ]アップルメニュー→コントロールパネル→TCP/IP
メニューバーの[ 編集 ]メニュー→[ 利用者モード... Cmd+U ]を選択して 表示されたダイアログで、 [ 詳しい情報も指定 ] というラジオボタンを チェックする( on にする)→[ OK ]を選ぶ。
すると…、TCP/IPコントロールパネルの右下に、[ オプション... ] という ボタンが表示されるようになります。
TCP/IPコントロールパネルの右下に、[ オプション... ] という
ボタンを選択する。
表示されるダイアログに [ 必要な時にのみロード ]というチェックボックス
があります。このチェックボックスのチェックを外します。
ちなみにデフォルトでは、チェックされています。
[ RARPによる自動設定 ]
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃経由先 :Ethernet ┃ ┃〜〜設定〜〜 ┃設定方法 :RARPサーバを参照 ┃IPアドレス :<サーバを参照> ┃サブネットマスク :xxx.xxx.xxx.xxx ┃ルータアドレス :xxx.xxx.xxx.xxx ┃ネームサーバアドレス :xxx.xxx.xxx.xxx ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
AppleTalkの設定が不足しているかもしれません。
Macintoshは、標準では「必要な時にIPアドレスを割り当てる」です。 もし、起動中は固定して利用するような時は「常時有効」に設定しましょう。
「TCP/IPを常時有効」に設定する手順
アップルメニュー→コントロールパネル→TCP/IP
メニューバーの[ 編集 ]メニュー→[ 利用者モード... Cmd+U ]を選択して 表示されたダイアログで、 [ 詳しい情報も指定 ] というラジオボタンを チェックする( on にする)→[ OK ]を選ぶ。
すると…、TCP/IPコントロールパネルの右下に、[ オプション... ] という ボタンが表示されるようになります。
TCP/IPコントロールパネルの右下に、[ オプション... ] という
ボタンを選択する。
表示されるダイアログに [ 必要な時にのみロード ]というチェックボックス
があります。このチェックボックスのチェックを外します。
ちなみにデフォルトでは、チェックされています。
TCP/IP 初期設定ファイルに問題がある可能性があります。
起動ハードディスクの[システムフォルダ]-[初期設定]の[TCP/IP 初期設定]ファイルを、一度、[ごみ箱]に
捨てて、[再起動]をかけてみてください。
Macintosh HD:システムフォルダ:初期設定:TCP/IP 初期設定
TCP/IP 初期設定ファイルに問題がある可能性があります。
起動ハードディスクの[システムフォルダ]-[初期設定]にある[TCP/IP 初期設定]ファイルを、一度、[ごみ箱]に
捨てて、[再起動]をかけてみてください。
Macintosh HD:システムフォルダ:初期設定:TCP/IP 初期設定
<ぼそ>
ありがとうございました。(_o_)>マックのサポ−トセンタ−さん
</ぼそ>
プレインストールされたMac OSがMac OSらしくない。
プルダウンメニューが妙に少ない([再起動]が無い,...)とか。
経験的なのですが、プレインストールされたMac OSがおかしい時があるようです。
なんかおかしいときは、Mac OSの再インストールを試みてみましょう。
訂正:間違いでした。
ファインダーを選んでおく→[編集]→[Finderの設定...]→[一般]タグ
[シンプル Finder]のチェックボックスをはずす。
の操作で、普通に戻ります。
PowerBookでWWWブラウザなどのTCP/IPアプリケーションは、 使えていますか?
使えているなら、TCP/IPコントロールパネルの右下に、[ オプション... ] という
ボタンを選択する。
表示されるダイアログに [ 必要な時にのみロード ]というチェックボックス
があります。このチェックボックスのチェックを外します。
ちなみにデフォルトでは、チェックされています。
この処置でLINKするようになると思いますが、
もしかすると省エネ機能のようなものが働いているのかもしれませんね。
OpenTransport 2.5.1および2.5.2のIPアドレスの自動取得機能 (DHCPクライアント)に不具合があるようで、IPアドレスの自動取得ができません。
1999年10月頃発売のiMacやiBookのMacOS8.6 | → | OpenTransport 2.5.1 |
1999年10月頃発売のMacOS9 | → | OpenTransport 2.5.2 |
対応方法を説明したPDFマニュアルを用意しました。(マニュアル配布)
マニュアルの種類 | 更新日 サイズ | HTTP | FTP |
---|---|---|---|
Macintosh(MacOS 9など)を利用する場合の注意事項 | [an error occurred while processing this directive] [an error occurred while processing this directive]バイト |
取得 |
回避策(1):
「桁違いに長いリース期間を要求して来ている」可能性がありますので、
DHCPサーバの「許容最大リース期間」に通常72時間のところ、
非常に大きい値を設定してみてください。
設定例:
DHCPサーバのスコープ情報の許容最大リース期間に18000000分を設定する。
18000000分=300000時間=12500日=約34年
dhcp scope 1 192.168.0.200-192.168.0.254/24 maxexpire 18000000
<ぼそ> ライタ:「maxexpier infinity」じゃダメなの? 実装者:ダメじゃないけど、意図が違うじゃないですか。 DHCPサーバは、動的にIPアドレスを割り当てる機能なのに実質的な 固定割り当てである「無期限リース」を指定するの変じゃん! ライタ:そういうもんすかぁ。 </ぼそ>
回避策(2):
MacのIPアドレスを手入力で設定(手動設定)してください。
はい。MacOSやOpenTransportのバージョンにより、 機能や設定方法などが変更されているので、 細部の設定方法が異なる場合があります。
[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for Macintosh / RTユーティリティ ]