RTシリーズのインストールとリビジョンアップに関するFAQ
落雷対策は、どうしたらいいですか?
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 3.3KB |
落雷対策は、どうしたらいいですか?
落雷が起きたり、強力な雷雲が上空に発生した場合には、雷サージと呼ばれる大電流がルーターに流れ込み、ルーターが故障する場合があります。
雷による故障を避けるためには、接地(アース)をしっかり取ることが効果的です。ルーターへの雷サージの侵入経路としては、電源線や通信回線など複数の系統があるため、すべてに対して正しく接地工事を施す必要があります。接地工事は専門の業者に依頼してください。素人工事は大変危険です。
サージプロテクタと呼ばれる製品の使用は、弱い雷であれば被害を防止することが期待できますが、接地工事ほどの効果はありません。サージプロテクタを導入する場合には、ルーターにつながるすべての回線への適用を検討してください。
俗に「ゴロゴロといいだしたら、電源を抜く」という対策がありますが、これは危険ですので避けてください。雷サージは落雷が発生しなくても生じることがあります。電源を抜こうとしたときに、雷サージにより感電する可能性があるので、雷が近づいてきたときには電子・電気機器からは離れていたほうが安全です。
なお、雷のエネルギーは非常に大きいため、接地工事が正しく行われていたとしても、雷サージが通過した衝撃で機器が故障することはあり得ます。設置工事の最大の目的は人体保護であり、機器の保護は副次的な目的です。また、落雷などの自然災害によるルーターの故障について修理をご依頼いただいた場合は、たとえ保証期間内であっても、保証対象外となり有償での修理となりますことをご理解ください。
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