RTシリーズのISDN-DCPに関するFAQ
設定例
作成日 | 1999/Nov/02 |
最終変更日 | 2022/Dec/28 |
文書サイズ | 8.5KB |
ISDN-DCPでFAXを受信するための具体的な設定例は?
RVS-COM側の設定の詳細についてはRVS-COMのマニュアルを参照してください。 また、RVS-COMの設定に関する質問等はメガソフト株式会社にお問い合わせください。
[ 設定例1: ダイヤルインによる振り分け ]
ダイヤルイン契約により、
回線番号1234 → アナログポートの1,2,3 回線番号5678 → ISDN-DCPのように振り分け、5678にかかってきた着信は ISDN-DCPで受けたい。
analog local address 1 1234 analog local address 2 1234 analog local address 3 1234 isdn-dcp local address 1 5678
それぞれ以下のページで行います。
トップページ→[電話設定] トップページ→[システム管理]→[RVS-COM設定]
コムセンターを起動 → 「ISDN」タブをクリックします。 ■このISDN回線では、呼び出しの際、着番号が通知される この項のチェックします。また コムセンターを起動 → 「回線番号」タブをクリックします。 回線番号が5678となっているか確認します。なっていない場合は、 プロパティボタンを押して設定します。
[ 設定例2: i・ナンバーサービスによる振り分け(1) ]
i・ナンバーサービスを契約し、以下のように割り当てるとします。
i・ナンバーポート1 → アナログポート1,2,3 i・ナンバーポート2 → ISDN-DCP
analog arrive inumber-port 1 1 analog arrive inumber-port 2 1 analog arrive inumber-port 3 1 isdn-dcp arrive inumber-port 2
それぞれ以下のページで行います。
トップページ→[電話設定] トップページ→[システム管理]→[RVS-COM設定]
コムセンターを起動 → 「ISDN」タブをクリックします。 □このISDN回線では、呼び出しの際、着番号が通知される この項のチェックを外し、着番号が通知されない設定にします。
[ 設定例3: i・ナンバーサービスによる振り分け(2) ]
i・ナンバーサービスを契約し、以下のように割り当てるとします。
i・ナンバーポート1 → アナログポート1 i・ナンバーポート2 → アナログポート2 i・ナンバーポート2 → ISDN-DCPこうすることにより、i・ナンバーポートの2にかかってきたときに、 RVS-COM ISDN-DCPが起動しているときだけはPCで受け、 PCの電源が落ちているときはアナログポート2に接続したG3 FAX機で 受けることが可能です。
analog arrive inumber-port 1 1 analog arrive inumber-port 2 2 isdn-dcp arrive inumber-port 2 isdn-dcp switch timer off ← アナログポート2を呼び出さない
それぞれ以下のページで行います。
トップページ→[電話設定] トップページ→[システム管理]→[RVS-COM設定]
コムセンターを起動 → 「ISDN」タブをクリックします。 □このISDN回線では、呼び出しの際、着番号が通知される この項のチェックを外し、着番号が通知されない設定にします。
[ 設定例4: ダイヤルイン契約なし、i・ナンバー契約なし。時間で切り替え ]
この場合、番号により明示的に振り分けはできませんが、 PCが立ち上がっていて、指定時間アナログポートで応答しないときは ISDN-DCPで着信を受ける場合の設定です。
isdn-dcp local address 1 clear ← 自己アドレスをクリア isdn-dcp switch timer 15 ← 15秒後に切り替え
それぞれ以下のページで行います。
トップページ→[システム管理]→[RVS-COM設定]
コムセンターを起動 → 「ISDN」タブをクリックします。 □このISDN回線では、呼び出しの際、着番号が通知される この項のチェックを外し、着番号が通知されない設定にします。
この設定では、着信があって15秒間はアナログポートに接続された 機器を呼び出します。その間にそれらが応答すればISDN-DCPには 着信しません。もちろんPCの電源が落ちていればISDN-DCPには 着信しません。
[ 設定例5: ダイヤルイン契約なし、i・ナンバー契約なし。サブアドレスで切り替え ]
着サブアドレスの説明のように、 サブアドレスの設定をすると、 着サブアドレスが付いてきたときだけしか着信を受けられなくなります。 通常のアナログ回線から発信する場合はサブアドレスを付けて発信することが できないため、それらからの着信を一切受けられなくなります。 そのような機器からも着信を受けたいのであれば、この例のような設定は 行わないでください。
以下のようにサブアドレスで着信を振り分けるとします。 回線番号は1234とします。
サブアドレス 111 → アナログポート3 サブアドレス 222 → ISDN-DCPこの場合、1234/111にかけた場合は、アナログポート3で受け、 1234/222にかけた場合はISDN-DCPで受けます。
analog local address 3 1234/111 isdn-dcp local address 1 1234/222
analog local address 3 /111 isdn-dcp local address 1 /222
それぞれ以下のページで行います。
設定ページから入力する場合は'/'を入力する必要はありません。
トップページ→[電話設定] トップページ→[システム管理]→[RVS-COM設定]
コムセンターを起動 → 「ISDN」タブをクリックします。 ■このISDN回線では、呼び出しの際、着番号が通知される この項のチェックします。また コムセンターを起動 → 「回線番号」タブをクリックします。 回線番号をクリックしてプロパティボタンを押します。 回線のプロパティ画面にて、サブアドレス222と入力します。 コムセンターを起動 → 「回線番号」タブをクリックしたときに、 「通知される着番号」として222が表示されていることを確認します。
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