WLX402 無線LAN見える化ツール

$Date: 2019/02/07 07:34:44 $

  1. 概要
  2. 対応機種とファームウェアリビジョン
  3. 詳細

1. 概要

無線LAN見える化ツールは、無線LANの情報を表示するだけでなく収集した情報から「何が起きているか」、「何が問題か」を示す機能です。無線LAN見える化ツールは、ヤマハが独自に策定した基準で無線LANの分析を行い結果をグラフィカルに表示します。

2. 対応機種とファームウェアリビジョン

WLX402では、以下のファームウェアで無線LAN見える化ツールをサポートしています。
また、ファームウェアのリビジョンごとに対応している機能が異なります。

機種 ファームウェア 設置支援機能 見える化APマップ USBメモリ保存機能 スナップショット保存間隔の指定
WLX402 Rev.17.00.08まで
Rev.17.00.09以降
Rev.17.00.12以降

3. 詳細

目次

無線LAN見える化ツールとは

概要

無線LAN見える化ツールは、単に無線LANの情報を表示する機能ではなく収集した情報から「何が起きているか」、「何が問題か」を示す機能です。
これまで無線LANの分析は専門知識を必要とすることから難しいとされていましたが、無線LAN見える化ツールは、ヤマハで策定したアルゴリズムを用いて無線LANの分析を行い、その結果を分かりやすく表示します。

無線LAN見える化ツールは、「無線LAN情報表示機能」、「接続端末表示機能」、「周辺アクセスポイント情報表示機能」、「レポート表示機能」で構成されています。
「無線LAN情報表示機能」は、無線LAN通信で何が起きているかを示します。「状態表示」、「チャンネル使用状況表示」、「チャンネル使用率表示」、「CRCエラー率表示」の4画面で構成されており「無線LAN情報」タグから選択できます。
「接続端末表示機能」は、本製品に接続している無線端末の一覧と詳細情報により、無線端末の接続状態や通信状態を示します。「端末一覧表示」と「端末詳細表示」で構成されており、「端末一覧表示」は「端末情報」タグから選択します。「端末詳細表示」は、端末一覧表示画面の「表示」ボタンを押すと表示されます。
「周辺アクセスポイント情報表示機能」は検出した周辺アクセスポイントの一覧表示と詳細表示機能により、周辺アクセスポイントの状態や設定内容を示します。
「無線LAN情報表示機能」、「接続端末表示機能」、「周辺アクセスポイント情報表示機能」では、ヤマハ独自の評価結果がグラフィカルに表示されます。評価結果は、ヤマハが策定したアルゴリズムにより算出し色で示します。また、状態表示画面には、無線LANの状況把握に必要な情報を一画面で表示するだけでなく、過去に検出した問題のリストが表示されており、問題を選択すると問題検出時のスナップショットが表示されます。

起動と画面切替機能

無線LAN見える化ツールは、WLX402のWeb設定画面から[見える化]ボタンを押すと別ウィンドウで起動します。

見える化起動
見える化ツール起動


画面の上部には、“無線LAN情報”、“端末情報”、“周辺AP情報”、“レポート”、”設定”の5つのタブがあり、何れかを選択するとタブ内で表示できる画面のリストが表示されます。表示したい項目を選択するとタブ内の表示が切り替わります。

無線LAN見える化メニュー
無線LAN見える化メニュー

無線LAN見える化機能一覧

無線LAN情報表示機能

無線LAN情報表示機能には、状態表示、チャンネル使用状況表示、チャンネル使用率表示、CRCエラー率表示の4種類あり、グラフィカルな表示で無線LANの状況を視覚的に把握できるようにします。

状態表示

状態表示
状態表示

1台のWLX402が検出した無線LANの状況把握の情報を1画面で表示します。また、画面で使用する色は、赤が警告、黄色が注意、緑は許容範囲であることを示し、色で無線LAN状態の概要を示す機能です。

チャンネル使用状況表示

チャンネル使用状況表示
チャンネル使用状況表示

周辺のアクセスポイントがどのチャンネルを使用しているかをグラフィカルに表示します。2.4GHzで1画面、5GHz(W52、W53,W56)で3画面の計4画面を切り替えて表示することができます。アクセスポイントは、使用しているチャンネルを中心とした台形で表示し、その上底部分にSSIDが表示されます。電波強度は台形の高さで示します。また、SSID部を押すことにより、アクセスポイントの詳細情報を表示します。

チャンネル使用率表示

チャンネル使用率表示
チャンネル使用率表示

前回リセットした時点から現在までのチャンネル使用率を折れ線グラフで表示します。データは1時間に1回定期的に保存されています。グラフは右端を現在時間として表示します。グラフのスケールは1日から1か月の範囲で変更できます。

CRCエラー率表示

CRCエラー率表示
CRCエラー率表示

前回リセットした時点から現在までのCRCエラー率を折れ線グラフで表示します。データは1時間に1回定期的に保存されています。グラフは右端を現在時間として表示します。グラフのスケールは1日から1か月の範囲で変更できます。

接続端末情報表示機能

無線LANにおいて通信速度が遅くなる現象や無線接続が切れる原因に、無線端末とアクセスポイントの伝送速度や位置関係、干渉波による再送、アクセスポイントとの接続状態の不安定さ等があります。本機能は、無線端末が接続しているアクセスポイントで情報を収集して情報を表示します。本機能により、無線端末固有の問題を解決するための情報を得ることができます。接続端末情報表示機能は、接続している無線端末の情報を一覧表示と詳細表示で示します。

端末一覧表示

端末一覧表示
端末一覧表示

本製品に接続している無線端末の情報を一覧表示します。

グループ内端末表示

グループ内端末表示
グループ内端末表示

無線LANコントローラー機能でController-APとして割り当てられている本製品と、Member-APとしてController-APのすべてのグループに登録されているWLXシリーズおよび接続されている端末の一覧表を表示します。

端末詳細表示

端末詳細表示
端末詳細表示

本製品に接続している無線端末の情報を一覧表とレーダーチャートで表示します。

周辺アクセスポイント情報表示機能

無線LAN管理上の重要な項目に、ネットワーク管理者に無断で設置したアクセスポイントの使用チャンネルやセキュリティ設定の監視があります。これらは既存の無線LAN通信を阻害するだけでなく、セキュリティホールとなりネットワーク全体を危険にします。周辺アクセスポイント情報表示機能は、全チャンネルで動作しているアクセスポイントの情報を表示することで、管理外のアクセスポイントの存在とその危険性を知らせる機能です。周辺アクセスポイント情報表示は、アクセスポイントからのビーコンを基に、一覧表示と詳細表示で情報を示します。

AP一覧表示

AP一覧表示
AP一覧表示

一覧表示は、「未登録アクセスポイント」と「登録済みアクセスポイント」の2種類表示します。アクセスポイントの登録/削除は、SSID単位で行います。

AP詳細表示

AP詳細表示
AP詳細表示

アクセスポイントの状況を視覚的に把握できるように、文字だけでなくレーダーチャートも表示します。

レポート表示機能

無線LANで発生するトラブルは、現象発生後に現地調査を実施しても再現しないことがあります。WLX402の無線LAN見える化ツールは、トラブル発生時に無線LANの情報を収集し保存します。検出した現象はヤマハ独自の基準で評価し、 以下のように分類されます。
“重大”“警告”“注意”“許容”“良好”
レポート機能には、レポートの情報表示機能、ログ一覧表示機能、見える化APマップがあります。

レポートの情報表示機能、ログ一覧表示機能機能で保存可能なログは最大16MBまで保存可能です。また、周辺の無線LAN環境により保存できるログの件数は変動します。
見える化APマップでは、Controller-APまたはMember-APのログを1台あたり最大2000件まで収集して表示することが可能です。
また、電波測定用ツールなどでサーベイを行ったときの測定結果をマップ上に登録し、マップのデータとともに印刷してサーベイ時の記録紙として残しておくことができます。

検出したログはメールでの送信、およびCSVファイルでのダウンロードが可能です。さらに、無線LAN見える化に関するデータをすべてダウンロードする“全データダウンロード”機能があります。このデータを本製品にアップロードすることにより内容を確認することができます。
見える化APマップで収集したデータも、定期的に本製品に挿入されたUSBメモリに保存可能です。USBメモリへの保存後、保存されたデータ一覧の確認や、PCへのダウンロード、ファイルの消去が可能です。

(注意)
本製品でダウンロードしたデータをWLX302にアップロードして使用することはできません。

レポート情報表示

レポートTOP
レポートTOP

無線LAN見える化が保存したスナップショットの統計情報、スナップショットの概要および無線LAN見える化のすべての情報をダウンロードすることができます。

ログ一覧表示

ログ一覧表示
ログ一覧表示

検出したスナップショットの一覧を表示します。スナップショットは、日時、重要度、カテゴリ、問題内容が表示されます。
また項目毎にソートできます。

見える化APマップ

見える化APマップ
見える化APマップ

Controller-APは、各Member-APからスナップショットデータを収集し、APマップ上に表示します。
APの状態をラベルの色で表し、現在の状態を表示する機能と過去に記録した状態を再生することができます。
収集したデータはUSBメモリに保存し、ファイルとしてPCにダウンロードすることができます。
PCにダウンロードしたデータは、WLX402の動作モードをビューモードに変更し、ファイルをアップロードすることにより、スナップショット再生をすることができます。
また、電波測定ツール等を使って測定した電波強度を入力することにより、本製品を設置する際の支援機能として使用することができます。

無線LAN見える化設定機能

無線LAN見える化の動作モード、スナップショットの選択、スナップショットのメール送信、USBメモリ保存に関する設定を行うことができます。

動作モード設定

動作モード設定画面
動作モード設定

無線LAN見える化ツールの動作モードを用途にあわせて変更する機能です。
見える化動作モードでは、“高”、“中”、“低”、“ビュー”の中からモードを選択して使用することができます。
スナップショット保存間隔(分)では、スナップショットを本製品の内蔵メモリに保存する周期を設定することができます。

スナップショット選択

スナップショット選択画面

スナップショット選択

無線LAN見える化で検出するスナップショットを選択することができます。

メール通知設定

メール通知設定画面
メール通知設定

メール通知設定では、送信間隔と送信レベルの設定ができます。送信間隔は、現象検出時に逐次送信する方法と定期的に送信(1時間、3時間、6時間、12時間、1日、3日、1週間から選択)する方法の2種類から選択できます。送信レベルの設定は、以下の項目を選択できます。また、メールにはスナップショットのデータを添付することができます。
“重大”“警告”“注意”“許容”“良好”

USBメモリ保存設定

USBメモリ保存設定画面

USBメモリ保存設定

無線LAN見える化で本体に保存されたスナップショットを定期的にUSBメモリに保存するかどうか選択することができます。

無線LAN情報表示機能

無線LAN情報表示機能は、WLXシリーズが検出した電波に関する情報を視覚的に把握することを目的とした機能です。
無線LAN情報表示機能は、“状態表示”、“チャンネル使用状況表示”、“チャンネル使用率表示”、“CRCエラー率表示”の4画面で構成され、見える化画面上部の“無線LAN情報”タブ選択時に表示されるリストから各画面を表示することができます。

状態表示

アクセスポイントと無線端末間のスループット、電波干渉するアクセスポイントの周波数と電波強度、チャンネル使用率、CRCエラー発生率、無線動作モード、スナップショット検出数、スナップショットに関する補足情報を一画面で表示します。
電波干渉アクセスポイント表示部は、周辺のアクセスポイントをヤマハ独自の基準で策定した自局に対する無線LAN通信への影響度合いにより色分けして表示します。
チャンネル使用率、CRCエラーは無線LAN通信に対する影響度合いを色(緑、黄、赤、濃赤)で表示します。
初期状態では各項目の現在値を表示し、自動的に更新して表示しています。
[自動更新]ボタン  (  )  を押すことにより、自動的に更新する機能の有効・無効を切り替えることが出来ます。
リセットしてから現在までに検出されたスナップショットはスナップショットリストとして表示され、スナップショットリスト右側の[表示]ボタン  (  )  を押すとスナップショット取得時の画面が表示されます。さらに、[最大値表示]ボタンを押すと、各項目についてリセットしてから現在までの最大値が表示されます。

表示できる画面は以下の3種類です。

・現在値画面

周辺の無線LANに関する情報をリアルタイムに表示します。

・スナップショット画面

スナップショット取得時の画面を表示します。

・最大値画面

前回[リセット]ボタンを押した時点から現在までの最大値を表示します。


(注意)
 YNOのGUI Forwarder経由で[状態表示画面]を表示したとき、画面の自動更新は行われません。
 そのため、YNOのGUI Forwarder経由で[状態表示画面]を表示したとき、 [自動更新]ボタン (  ) は、[スキャン]ボタンに変更されます。

状態表示(現在値)
状態表示(現在値)


画面構成

無線LAN状態表示画面は、スループットによりアクセスポイントとしての性能に関する情報を示し、チャンネル使用率、電波干渉アクセスポイント表示、CRCエラー率と本体の無線LAN設定内容により空間の電波状態を示しています。さらに、問題点リストとコメント表示欄によりヤマハ独自の解析結果を示しています。無線LAN状態表示画面は一画面で無線LANの状態を把握することを目的としています。


状態表示-画面構成
状態表示-画面構成


・[リセット]ボタンを押すと、警告ダイアログ表示後、無線LAN見える化が保存しているすべての情報を削除します。
・[2.4GHz]ボタン、[5GHz]ボタンを押すと対応する無線LANの情報を表示します。
・[最大値画面]、[スナップショット画面]表示中に[現在値表示]をボタン押すと「現在値表示」へ戻ります。

機能一覧

・スループット表示機能

アクセスポイント(本製品)と無線端末の間で行った無線通信のスループットを横棒グラフで表示します。棒グラフは、アクセスポイントに設定されている最大伝送速度(理論値)に対して実際に通信で発生したスループットの割合を示します。また、グラフ横に[スループット/伝送速度(Mbps)]の形式で数値を表示します。スループットは無線端末が単位時間当たりに送受信したデータ量から算出します。複数の無線端末が同時に通信した場合は合計値を表示します。
現在値表示の場合は表示更新時に通信していた無線端末とのスループットを表示します。問題発生時のスナップショット表示の場合はその時に通信していた無線端末とのスループット。最大値表示の場合は、リセットしてから現在までのアクセスポイントと無線端末間の最大スループットを表示します。
また、グラフ横に、通信中の無線端末数を表示します。


・電波干渉アクセスポイント表示機能

周辺アクセスポイントの使用周波数から、電波干渉の度合をヤマハ独自の基準で色分けして表示します。周辺アクセスポイントは、縦軸を電波強度、横軸を周波数としてアクセスポイントを台形の線で表示します。また、SSIDを台形の上底付近に表示します。SSIDを選択するとアクセスポイントの詳細情報画面に遷移します。
使用している周波数が自局と重なるアクセスポイントは、同時に通信した場合にフレームが破損する可能性がありますが、周波数が重なっていてもCSMA/CAが正常に働いている場合や電波強度が低い場合はフレームの破損は発生しないため、周波数だけで自局に対する電波干渉の影響を判断することが難しいため、ヤマハ独自の基準で影響度合いを色分けして表示します。色と電波干渉度合の関係は以下のとおり。

緑色: 電波干渉が無い場合
黄色: 電波干渉による影響はあるが、
フレームの破損によるスループットへの影響が小さい場合。
赤色: 電波干渉による影響があり、
フレームの破損によるスループットへの影響が大きい場合。

・チャンネル使用率表示機能

チャンネルの使用率を測定し縦棒グラフで表示します。棒グラフは、単位時間当たりに無線通信が行われた時間を百分率(%)で示します。

802.11では、ある局が通信している間、他の局は通信しないことで無線フレームの衝突を回避するCSMA/CAという仕組みを採用しています。よって、チャンネル使用率が高いと自局の通信が待たされるためスループットが低下します。定常的にチャンネル使用率が高い場合は、他のチャンネルに変更することで通信環境が改善する可能性があります。

・CRCエラー率表示機能

受信したフレームに対するCRCエラーフレームの割合を縦棒グラフで示します。棒グラフは総受信フレーム数を100%とした場合にCRCフレーム数が占める割合を百分率(%)で表します。

802.11のフレームには、フレームの最後にFCS(Frame Check Sequence)が付加されています。その計算方法からCRC(Cyclic Redundancy Check)と呼ばれています。CRCエラーフレーム数は、フレームの最後に付加されている送信前に計算した値が、受信時に計算した値と一致しない場合にカウントされます。CRCエラーフレームは破損したフレームとして上位層に渡されず、また、ACKも返さないため、再送フレームの増加につながります。よって、CRCエラー率の増加はスループットに影響します。
CRCエラーは、同一周波数を使用する他の無線LAN局が送信したフレームと衝突した場合や、自局が送信した電波の直接波と反射波が衝突した場合、無線LAN以外の機器が発する電波と電波干渉している場合などに発生するため、使用するチャンネルや設置場所を検討する際の指標として有効です。


・無線動作モード表示機能

無線LAN動作モードと使用しているチャンネルを表示します。

無線LAN動作モード
表示 内容
11b 2GHz/CCK
11g 2GHz/OFDM
11a 5GHz/OFDM
11ng 2GHz/HT20
11na 5GHz/HT20
11ng+ 2GHz/HT40/(ext ch 上側)
11ng- 2GHz/HT40/(ext ch 下側)
11na+ 5GHz/HT40/(ext ch 上側)
11na- 5GHz/HT40/(ext ch 下側)
11ac 5GHz/VHT20
11ac+ 5GHz/VHT40/(ext ch 上側)
11ac- 5GHz/VHT40/(ext ch 下側)
11ac40 5GHz/VHT40
11ac80_XXX 5GHz/VHT80
※gはb+gを含む。
※ngはb+g+nを含む。
※XXXはセンターチャンネルが表示される。
※センターチャンネルは42、50、58、106、114、122のいずれかになる。

・スナップショット一覧表示機能

ヤマハが独自に策定した基準値を超える事象が発生した場合にスナップショットを保存します。スナップショット表示エリアにスナップショットの件数およびリストを表示します。
スナップショットのリストには左側にランプがあり、重要度を色で示します。
リスト右側の[表示]ボタン  (  )  を押すと後述のスナップショット表示機能により対象のスナップショットが表示されます。リスト表示される項目は、レポート機能の“ログ一覧”で表示される内容と同じです。

・コメント表示機能

最後に取得したスナップショットの補足情報をコメント欄に表示します。また、後述のスナップショット表示機能によるスナップショット表示を実行した場合は、対象のスナップショットに関する補足情報を表示します。

・スナップショット表示機能

スナップショット一覧表示エリアの表に表示されているスナップショットの右側にある[表示]ボタン  (  )  を押すとスナップショット取得時の画面を表示します。
図は、CRCエラーが40%を超えた時のスナップショットです。

状態表示(スナップショット)
状態表示(スナップショット)

・最大値表示機能

スループット、チャンネル使用率、電波干渉アクセスポイント、CRCエラー率について、前回リセットされてから現在までの最大値を表示します。


状態表示(最大値)
状態表示(最大値)

チャンネル使用状況表示

周辺のアクセスポイントを、使用しているチャンネルを中心とした台形で表示します。また、電波強度により 濃赤色赤色橙色緑色青色 で表示します。
周辺アクセスポイント情報表示機能は、以下の情報を表示します。

- ESSID
- 使用チャンネル
- 電波強度
- 詳細情報
ビーコンに含まれる情報を基に、概要をレーダーチャートで表示します。
- 周波数帯毎のアクセスポイント表示
2.4GHzと5GHz(W52,53,56)の計4種類表示します。



チャンネル使用状況表示
チャンネル使用状況表示

チャンネル使用率表示

前回リセットした時点から現在までのチャンネル使用率を折れ線グラフで表示します。データは1時間に1回定期的に保存されます。グラフは右端を現在時間として表示します。グラフのスケールは変更できます。また、チャンネル使用率は無線モジュール毎に表示可能です。

(機能一覧)
・チャンネル使用率グラフ描画機能
1時間ごとのチャンネル使用率を折れ線グラフで表示します。
チャンネル使用率が通信に与える影響の参考指標として、チャンネル使用率20%の位置に黄色、40%の位置に赤色の太線を表示しています。
・グラフの時間軸(横軸)スケール変更機能
1日、1週間、1ヶ月の何れかを選択できます。
・日時指定機能
表示する日時を指定することができます。
[更新]ボタン  (  )  を押すと、指定した日時の情報を読み込むことができます。
・2.4GHz、5GHz切替機能
本製品は無線LANモジュールを2つ搭載しています。[2.4GHz]ボタンと[5GHz]ボタンで表示を切り替えることができます。
チャンネル使用率表示
チャンネル使用率表示

CRCエラー率表示

前回リセットした時点から現在までのCRCエラー率を折れ線グラフで表示します。データは1時間に1回定期的に保存されます。グラフは右端を現在時間として表示します。グラフのスケールは変更可能です。また、CRCエラー率は無線モジュール毎に表示可能です。

(機能一覧)
・CRCエラー率グラフ描画機能
CRCエラー率が通信に与える影響の参考指標として、CRCエラー率20%の位置に黄色、40%の位置に赤色の太線で表現します。
・グラフの時間軸(横軸)スケール変更機能
1日、1週間、1ヶ月の何れかを選択できます。
・日時指定機能
表示する日時を指定することができます。
[更新]ボタン  (  )  を押すと、指定した日時の情報を読み込むことができます。
・2.4GHz、5GHz切替機能
本製品は無線LANモジュールを2つ搭載しています。[2.4GHz]ボタンと[5GHz]ボタンで表示を切り替えることができます。
CRCエラー率表示
CRCエラー率表示

接続端末情報表示機能

端末情報表示機能は、本製品に接続している無線端末の状態を表示し、ヤマハが独自に策定した基準で評価した結果を数値と色で示します。端末情報表示機能には“端末一覧表示”、”端末詳細表示”、”グループ内端末表示”があります。
見える化画面上部の[端末情報]ボタンを押したときに表示されるリストから選択することで“端末一覧表示”画面と”グループ内端末表示”画面に移行します。 “端末詳細表示”画面は“端末一覧表示”や”グループ内端末表示”から端末を選択すると表示されます。

端末一覧表示では、本製品に接続している無線端末の情報を表示します。本製品に複数のSSIDを設定している場合はSSIDごとに接続されている無線端末を表示します。
端末詳細表示では、本製品に接続している無線端末の情報と、伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、信号強度、無線切断回数、最大スループットを要素とするレーダーチャートを表示します。

グループ内端末表示では、Controller-APとして割り当てられている本製品と、Controller-APのすべてのグループにMember-APとして登録されているWLXシリーズおよびそこに接続されている端末の一覧が機体ごとに表示されます。

端末情報は1時間に1回スナップショットとして保存します。グループ内端末表示の情報は、保存しません。
また、無線端末が1台も接続されていない場合も、スナップショットは保存しません。

端末一覧表示

本製品に接続している無線端末の情報を一覧表示します。複数のSSIDを設定している場合はSSIDごとに接続している無線端末の一覧表を表示します。
一覧表示する無線情報は、評価値、MACアドレス、メディアタイプ、認証方式、伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、信号強度、無線切断回数です。評価項目には、伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、信号強度、無線切断回数、最大スループットを使用します。最大スループットは端末詳細表示画面に表示されます。評価値は、ヤマハで独自に策定した値を表示します。
接続端末一覧から特定の無線端末を選択すると無線端末の詳細な情報が表示されます。
MACアドレス、メディアタイプ、認証方式は評価しないため黒色文字で表示します。伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、信号強度、無線切断回数は、以下の閾値で評価し色付の文字で表示します。

表示内容は以下のとおり。
- 端末接続台数
SSID単位で接続中の無線端末の台数を表示します。
- 評価結果
ヤマハ独自の基準で5段階評価し、結果を色で表示します。色は良い状態から順に 青色緑色橙色赤色濃赤色 で表示します。濃赤は無線通信のパフォーマンスに悪い影響を及ぼす無線端末であることを示します。
- MACアドレス
- メディアタイプと認証方式
通信方式(802.11a/b/g/n/ac)および、認証方式(Open、Shared、WPA、WPA2)を表示します。
- 伝送速度
- 平均送信速度
- 送信速度低下率
- 信号強度
- 無線切断回数

端末一覧表示は、表の各項目毎にソートできます。

[検索]ボタン  (  ) 
表示内容についてキーワードを指定して検索することができます。

[更新]ボタン  (  ) 
表示している情報を最新の状態に更新します。

[表示]ボタン  (  ) 
後述の端末詳細表示画面に移行します。


(注意)
キーワードに検索文字列を入力した状態で[更新]ボタン  (  )  を押すと、更新実行後に検索文字列に該当する情報のみ表示します。

端末一覧表示
端末一覧表示

項目の詳細

・評価値
評価値は、伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、受信信号強度、無線切断回数、最大スループットから算出し、以下の色で示します。
(悪)濃赤色赤色橙色緑色青色(良)
・方式
メディアタイプと認証方式を表示します。
認証方式は、Open、WEP、WPA、WPA2の何れかを表示します。
メディアタイプは、IEEE802.11a/b/g/n/acをそれぞれ以下のように表示します。

メディアタイプ
メディアタイプ 表示 備考
IEEE 802.11b 11b 2GHz/CCK
IEEE 802.11g 11g 2GHz/OFDM
IEEE 802.11a 11a 5GHz/OFDM
IEEE 802.11nght20 11ng 2GHz/HT20
IEEE 802.11naht20 11na 5GHz/HT20
IEEE 802.11nght40+ 11ng+ 2GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11nght40- 11ng- 2GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11naht40+ 11na+ 5GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11naht40- 11na- 5GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11naht40 11na40 5GHz/HT40
IEEE 802.11ac 11ac 5GHz/VHT20
IEEE 802.11ac+ 11ac+ 5GHz/VHT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11ac- 11ac- 5GHz/VHT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11ac40 11ac40 5GHz/VHT40
IEEE 802.11ac80_XXX 11ac80_XXX 5GHz/VHT80
※gはb+gを含む。
※ngはb+g+nを含む。
※XXXはセンターチャンネルが表示される。
※センターチャンネルは42、50、58、106、114、122のいずれかになる。

・伝送速度
本製品と無線端末で確立している伝送速度(リンク速度)を表示します。
値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) : 5Mbps以下
評価値2(赤色) : 6Mbps〜10Mbps
評価値3(橙色) :11Mbps〜35Mbps
評価値4(緑色) :36Mbps〜54Mbps
評価値5(青色) :55Mbps以上
・平均送信速度
本製品から無線端末への直近15秒間の送信速度の平均を表示します。
値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) : 5Mbps以下
評価値2(赤色) : 6Mbps〜10Mbps
評価値3(橙色) :11Mbps〜35Mbps
評価値4(緑色) :36Mbps〜54Mbps
評価値5(青色) :55Mbps以上
・送信速度低下率
本製品から無線端末に対して各フレームを送信するときは、最大の送信速度で送信を始めて、
本製品が無線端末からACKを受信できないときは、速度を下げて再送を行います。
最大送信速度に対する速度低下率を以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :96%以上
評価値2(赤色) :91%〜95%
評価値3(橙色) :71%〜90%
評価値4(緑色) :41%〜70%
評価値5(青色) : 0%〜40%
・信号強度
フレームの受信信号強度を値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :-70dBm 以下
評価値2(赤色) :-69dBm〜-60dBm
評価値3(橙色) :-59dBm〜-50dBm
評価値4(緑色) :-49dBm〜-40dBm
評価値5(青色) :-39dBm以上

また、評価結果をアンテナのアイコンで以下のように表示します。
評価値1(濃赤色) :アンテナ0本   
評価値2(赤色) :アンテナ1本   
評価値3(橙色) :アンテナ2本   
評価値4(緑色) :アンテナ3本   
評価値5(青色) :アンテナ4本   
・無線切断回数
自局(アクセスポイント)と無線端末との無線接続が一時間当たり何回切断されたかを示します。無線接続が切れる原因は、ユーザーが無線端末を操作して無線接続を切った場合、無線端末が通信圏外に移動した場合、パケットロスにより無線接続が切れた場合など多岐にわたりますが、ここでは純粋に自局が無線端末との無線接続切断を検出した回数を示します。
無線切断回数は、以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :31回以上
評価値2(赤色) :21回〜30回
評価値3(橙色) :11回〜20回
評価値4(緑色) : 6回〜10回
評価値5(青色) : 5回以下

端末詳細表示

本製品に接続している無線端末について、評価値、MACアドレス、メディアタイプ、認証方式、伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、最大スループット、信号強度、 無線切断回数を表示します。また、伝送速度、平均送信速度、送信速度低下率、信号強度、無線切断回数、最大スループットを要素とするレーダーチャートを表示します。

端末詳細表示
端末詳細表示

(機能一覧)
・評価値表示機能
端末一覧と同じ。
・MACアドレス表示機能
端末一覧と同じ。
・メディアタイプ(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
メディアタイプは、IEEE802.11a/b/g/n/acをそれぞれ以下のように表示します。

メディアタイプ
メディアタイプ 表示 備考
IEEE 802.11b IEEE802.11b 2GHz/CCK
IEEE 802.11g IEEE802.11g 2GHz/OFDM
IEEE 802.11a IEEE802.11a 5GHz/OFDM
IEEE 802.11nght20 IEEE802.11ng 2GHz/HT20
IEEE 802.11naht20 IEEE802.11na 5GHz/HT20
IEEE 802.11nght40+ IEEE802.11ng+ 2GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11nght40- IEEE802.11ng- 2GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11naht40+ IEEE802.11na+ 5GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11naht40- IEEE802.11na- 5GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11naht40 IEEE 802.11na40 5GHz/HT40
IEEE 802.11ac IEEE802.11ac 5GHz/VHT20
IEEE 802.11ac+ IEEE802.11ac+ 5GHz/VHT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11ac- IEEE802.11ac- 5GHz/VHT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11ac40 IEEE802.11ac40 5GHz/VHT40
IEEE 802.11ac80_XXX IEEE802.11ac80_XXX 5GHz/VHT80
※gはb+gを含む。
※ngはb+g+nを含む。
※XXXはセンターチャンネルが表示される。
※センターチャンネルは42、50、58、106、114、122のいずれかになる。

・伝送速度表示機能
端末一覧と同じ。
・平均送信速度表示機能
端末一覧と同じ。
・送信速度低下率表示機能
端末一覧と同じ。
・認証方式表示機能
認証方式は、以下の何れかを表示します。
Open、WEP、WPA、WPA2
・信号強度表示機能
端末一覧と同じ。
・無線切断回数表示機能
端末一覧と同じ。
・最大スループット表示機能
無線端末が自局に接続してから現在までの無線LAN通信で記録したスループットの最大値を表示します。スループットは1秒間隔で測定します

グループ内端末表示

グループ内端末表示画面では、グループ内端末の表示、表示するアクセスポイントの選択および各アクセスポイントから無線端末の情報を取得するためのパスワードの設定と変更を行うことができます。

グループ内端末の表示

無線LANコントローラー機能でController-APでのみ表示可能な画面です。
Controller-APまたはMember-APに接続されている無線端末を一覧表示します。
アクセスポイントごとにIPアドレス、名称、設置場所、接続されている無線端末の一覧が表示されます。
また、各アクセスポイントが所属しているグループ名が表示されます。
WLXシリーズの各機種で取得できる無線端末の情報は、各機種ごとに異なります。詳細はこちらをご覧ください。
グループ内端末一覧表示は、表の各項目毎にソートできます。

[検索]ボタン  (  ) 
表示内容についてキーワードを指定して検索することができます。

[更新]ボタン  (  ) 
表示している情報を最新の状態に更新します。

[表示]ボタン  (  ) 
端末詳細表示画面に移行します。


(注意)
キーワードに検索文字列を入力した状態で[更新]ボタン  (  )  を押すと、更新実行後に検索文字列に該当する情報のみ表示します。

グループ内端末表示
グループ内端末表示
表示される内容は以下のとおりです。

グループ名
WLXシリーズが所属しているグループ名が表示されます。
IPアドレス
端末情報を参照した先のWLXシリーズのIPアドレスが表示されます。
名称
端末情報を参照した先のWLXシリーズの名称が表示されます。
設置場所
端末情報を参照した先のWLXシリーズの設置場所が表示されます。
SSID
端末一覧と同じ。
評価値
端末一覧と同じ。
MACアドレス
端末一覧と同じ。
方式
端末一覧と同じ。
伝送速度
端末一覧と同じ。
平均送信速度
端末一覧と同じ。
送信速度低下率
端末一覧と同じ。
信号強度
端末一覧と同じ。
無線切断回数
端末一覧と同じ。

表示するアクセスポイントの選択

「端末の接続先アクセスポイントを選択して下さい」を選択すると、Controller-APまたはMember-APから表示したいアクセスポイントを選択して表示することができます。

表示するアクセスポイントの選択
表示するアクセスポイントの選択

パスワードの設定・変更

グループ内端末表示を表示する時に、無線端末の情報を取得するためのパスワードを入力する必要があります。
「パスワード変更」を選択すると、各アクセスポイントから無線端末の情報を取得するためのパスワードの設定および変更を行うことができます。
無線端末の情報を取得するためのパスワードは、Controller-APまたはMember-APとして登録されている本製品で、すべて同一のパスワードが設定されている必要があります。

パスワードの設定・変更
パスワードの設定・変更


(注意)
Controller-APまたはMember-APとして登録されている本製品で、すべて同一のパスワードを適用するには以下どちらかの操作を行ってください。

周辺アクセスポイント情報表示機能

周辺アクセスポイント情報表示機能は、自局が受信した周辺アクセスポイント(以下、周辺APと記す。)からのビーコンに含まれる情報を整理し表示します。また、ヤマハが独自に策定した基準でAPを5段階評価し、色分けして視覚的にわかりやすく表示します。周辺AP情報表示機能には“AP一覧表示”と“AP詳細情報”があり、見える化画面上部の[周辺AP情報]ボタンを押したときに表示されるリストから選択することで“AP一覧表示”画面に移行します。“AP”詳細表示”画面は“AP一覧表示”からAPを選択すると表示されます。

無線LAN見える化メニュー
無線LAN見える化メニュー


AP一覧表示では、ビーコンを受信した周辺APの無線情報を表示します。AP一覧表示にはAPの登録機能があり、未登録のAPと登録済みのAPを分けて表示することができます。これにより、新規に設置されたAPは未登録のAPとして表示されるため、無線環境の変化を知る手掛かりになります。
AP詳細表示では、ビーコンから得られる無線情報と、伝送速度、信号強度、電波干渉、セキュリティ、アクティブ時間を要素とするレーダーチャートを表示します。

AP一覧表示

周辺APの無線情報を一覧表示します。一覧表示する情報は、評価、SSID、MACアドレス、メディアタイプ、チャンネル、伝送速度、信号強度、認証方式、暗号化方式です。情報の更新は[更新]ボタン  (  )  またはブラウザ画面の再描画で行います。一覧表示画面にはAPの登録/削除機能があり、未登録APと登録済みAPに分けて一覧表示することができます。未登録AP一覧表には[登録]ボタン  (  )  があり、これを押すことにより対象のAPを登録済みAP一覧表に移動させることができます。同様に、登録済みAP一覧表には[削除]ボタン  (  )  があり選択したAPを未登録AP一覧表に移動させることができます。また、周辺AP一覧から特定のAPを選択するとAPの詳細な情報が表示されます。
一覧表示ではヤマハが独自に策定した基準によりAPを5段階で評価した結果が以下の色で表示されます。

評価値1(濃赤色)評価値2(赤色)評価値3(橙色)評価値4(緑色)評価値5(青色)

評価結果は、自局の無線通信に対して影響度が大きいほど評価値が低く、影響が小さいほど評価値が高くなります。また、セキュリティに関する項目については本製品が属するネットワークに関係するかどうかにかかわらず、セキュリティ強度が低いほど評価が低くなります。評価値は、 評価値1 が最も評価が 悪く評価値5 が最も評価が 良い ことを示します。

AP一覧表示は、表の各項目毎にソートできます。

[検索]ボタン  (  ) 
表示内容についてキーワードを指定して検索することができます。

[更新]ボタン  (  ) 
表示している情報を最新の状態に更新します。

[表示]ボタン  (  ) 
後述のAP詳細表示画面に移行します。


(注意)
キーワードに検索文字列を入力した状態で[更新]ボタン  (  )  を押すと、更新実行後に検索文字列に該当する情報のみ表示します。

SSID、MACアドレス、メディアタイプ、は評価しないため黒色文字で表示します。チャンネル、伝送速度、信号強度、認証方式、暗号化方式は、閾値で評価し色付の文字で表示します。一覧表の表示項目と閾値および表示色は、以下のとおり。

SSID
ビーコンに含まれているSSIDを表示します。最大32文字。
MACアドレス
下記フォーマットで表示します。
xx:xx:xx:xx:xx:xx
メディアタイプ(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
メディアタイプは、IEEE802.11a/b/g/n/acについて以下のように表示します。
メディアタイプ
メディアタイプ 表示 備考
IEEE 802.11b 11b 2GHz/CCK
IEEE 802.11g 11g 2GHz/OFDM
IEEE 802.11a 11a 5GHz/OFDM
IEEE 802.11nght20 11ng 2GHz/HT20
IEEE 802.11naht20 11na 5GHz/HT20
IEEE 802.11nght40+ 11ng+ 2GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11nght40- 11ng- 2GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11naht40+ 11na+ 5GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11naht40- 11na- 5GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11ac 11ac 5GHz/VHT20
IEEE 802.11ac+ 11ac+ 5GHz/VHT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11ac- 11ac- 5GHz/VHT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11ac40 11ac40 5GHz/VHT40
IEEE 802.11ac80_XXX 11ac80_XXX 5GHz/VHT80
IEEE 802.11ac160_XXX 11ac160_XXX 5GHz/VHT160
IEEE 802.11ac8080_XXX/XXX 11ac8080_XXX/XXX 5GHz/VHT80_80
※gはb+gを含む。
※ngはb+g+nを含む。
※XXXはセンターチャンネルが表示される。
※XXX/XXXはファーストセンターチャンネル/セカンドセンターチャンネルが表示される。
※センターチャンネルは42、50、58、106、114、122のいずれかになる。

チャンネル
アクセスポイントが使用しているチャンネルを表示します。
自局で使用しているチャンネルとの電波干渉度合により、以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :自局の使用周波数と部分的に重なるチャンネル
評価値2(赤色) :未定義
評価値3(橙色) :自局の使用周波数と完全に重なるチャンネル
評価値4(緑色) :自局の使用周波数と完全に重ならないチャンネル
評価値5(青色) :未定義

伝送速度
周辺APのビーコンで示される対応伝送速度(リンク速度)の最大値を表示します。
値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) : 5Mbps以下
評価値2(赤色) : 6Mbps〜10Mbps
評価値3(橙色) :11Mbps〜35Mbps
評価値4(緑色) :36Mbps〜54Mbps
評価値5(青色) :55Mbps以上

信号強度
ビーコンの受信信号強度を値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :-69dBm〜-60dBm
評価値2(赤色) :-70dBm 以下
評価値3(橙色) :-59dBm〜-50dBm
評価値4(緑色) :-49dBm〜-40dBm
評価値5(青色) :-39dBm以上

また、評価結果をアンテナのアイコンで以下のように表示します。
評価値1(濃赤色) :アンテナ0本   
評価値2(赤色) :アンテナ1本   
評価値3(橙色) :アンテナ2本   
評価値4(緑色) :アンテナ3本   
評価値5(青色) :アンテナ4本   

認証方式
周辺APからのビーコンで示される認証方式を表示します。
値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :Open
評価値2(赤色) :WEP
評価値3(橙色) :未定義
評価値4(緑色) :WPA-PSK、WPA2-PSK
評価値5(青色) :WPA-EAP、WPA2-EAP

暗号化方式
周辺APからのビーコンで示される暗号化方式を表示します。
値により以下の閾値で評価し色表示します。
評価値1(濃赤色) :None(表記:-)
評価値2(赤色) :WEP(64bit/128bit両方)
評価値3(橙色) :未定義
評価値4(緑色) :TKIP
評価値5(青色) :CCMP(AES)

評価値
チャンネル、伝送速度、信号強度、認証方式と暗号化方式、アクティブ時間から評価値を算出し、以下の色で示します。
(悪)濃赤色赤色橙色緑色青色(良)

AP詳細表示

周辺APの無線情報を一覧表示より詳細に表示します。表示する項目は、評価値、SSID、MACアドレス、メディアタイプ、チャンネル、伝送速度、信号強度、認証方式、暗号化方式、セキュリティ、電波干渉、アクティブ時間です。表示項目の詳細は以下のとおり。

評価値
AP一覧表示と同じ。

SSID
AP一覧表示と同じ。

MACアドレス
AP一覧表示と同じ。

メディアタイプ
メディアタイプは、IEEE802.11a/b/g/n/acについて以下のように表示します。

メディアタイプ
メディアタイプ 表示 備考
IEEE 802.11b IEEE802.11b 2GHz/CCK
IEEE 802.11g IEEE802.11g 2GHz/OFDM
IEEE 802.11a IEEE802.11a 5GHz/OFDM
IEEE 802.11nght20 IEEE802.11ng 2GHz/HT20
IEEE 802.11naht20 IEEE802.11na 5GHz/HT20
IEEE 802.11nght40+ IEEE802.11ng+ 2GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11nght40- IEEE802.11ng- 2GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11naht40+ IEEE802.11na+ 5GHz/HT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11naht40- IEEE802.11na- 5GHz/HT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11ac IEEE802.11ac 5GHz/VHT20
IEEE 802.11ac+ IEEE802.11ac+ 5GHz/VHT40/(ext ch +1)
IEEE 802.11ac- IEEE802.11ac- 5GHz/VHT40/(ext ch -1)
IEEE 802.11ac40 IEEE802.11ac40 5GHz/VHT40
IEEE 802.11ac80_XXX IEEE802.11ac80_XXX 5GHz/VHT80
IEEE 802.11ac160_XXX IEEE802.11ac160_XXX 5GHz/VHT160
IEEE 802.11ac8080_XXX/XXX IEEE802.11ac8080_XXX/XXX 5GHz/VHT80_80
※gはb+gを含む。
※ngはb+g+nを含む。
※XXXはセンターチャンネルが表示される。
※XXX/XXXはファーストセンターチャンネル/セカンドセンターチャンネルが表示される。
※センターチャンネルは42、50、58、106、114、122のいずれかになる。

チャンネル
AP一覧表示と同じ。

伝送速度
AP一覧表示と同じ。

信号強度
AP一覧表示と同じ。

認証方式
AP一覧表示と同じ。

暗号化方式
AP一覧表示と同じ。

セキュリティ
ビーコンから取得した認証方式と暗号化方式からヤマハ独自の基準でセキュリティ強度を色で表示します。
セキュリティ強度の低いものから順に、 濃赤色赤色橙色緑色青色 で表示します。

電波干渉
自局で使用しているチャンネルとの電波干渉度合により、以下の条件で評価値と色を決定し表示します。

評価値1(濃赤色) :自局の使用周波数と部分的に重なるチャンネル
評価値2(赤色) :未定義
評価値3(橙色) :自局の使用周波数と完全に重なるチャンネル
評価値4(緑色) :自局の使用周波数と完全に重ならないチャンネル
評価値5(青色) :未定義

評価値1の状態は、自局が2.4GHzを使用している場合に発生します。

アクティブ時間
アクセスポイントの稼働時間を“アクティブ時間”として以下の閾値で評価値を示します。本製品は定期的にアクセスポイントの検出を行うため、連続で検出できた時間を基に評価します。

評価値1(濃赤色) :1時間未満
評価値2(赤色) :1時間以上 24時間(1日)未満
評価値3(橙色) :24時間以上 168時間(7日)未満
評価値4(緑色) :168時間以上 720時間(30日)未満
評価値5(青色) :720時間以上

表示画面

AP一覧表示


AP一覧表示
AP一覧表示

AP詳細表示


AP詳細表示
AP詳細表示

レポート表示機能

無線LAN環境の変化やセキュリティ、接続している無線端末や通信状態がヤマハの独自の基準値を超えた事象(以下、“問題”と記す。)についてのレポートを表示します。検出した問題はヤマハ独自の基準で評価され、問題の重要度が5段階で示されます。評価結果から問題対策の緊急度を知ることができます。また、”レポートTOP”画面では、検出した問題を重要度ごとに集計した結果が表示されます。
次に、見える化では“問題” 検出時に概要をメールで送信することができます。“問題”の概要はCSV形式のファイルでダウンロードすることもできます。
また、無線LAN見える化に関するデータをすべてダウンロードする“全データダウンロード”機能があり、このデータを後述する“動作モード”を“ビュー”に設定しデータをアップロードすると他のWLX402でも、見える化の画面を表示できます。

レポートTOP

レポートTOP画面は、検出した問題点の統計情報の表示、ログの取得ができます。

レポートTOP
レポートTOP

[ログダウンロード]ボタンを押すと、ログをCSV形式のファイルで保存できます。
[全データダウンロード]ボタンを押すと、他のWLX402で無線LAN見える化の画面を表示するためのデータファイルを取得できます。
[設定]-[動作モード]で動作モード[ビュー]を選択し、ダウンロードしたデータファイルをインポートしてください。

無線LAN見える化ツールでは、動作モード設定画面で設定されたスナップショット保存間隔ごとに、スナップショットを本製品の内蔵メモリに保存します。
また、以下の操作を行った場合にもスナップショットを本製品の内蔵メモリに保存します。
- 本製品の[Web設定画面]メニューから[管理機能]-[基本設定]を選択し、[見える化機能]を[使用する]から[使用しない]に変更したとき。
- 動作モード設定機能で、無線LAN見える化ツールの動作モードを変更したとき。

(注意)
本製品の電源をOFFにした場合、本製品の内蔵メモリに保存されていないスナップショットは消去されます。

(機能一覧)
・統計情報表示機能
検出した問題点の統計情報では、問題点を以下のカテゴリに分類し重要度別に集計した結果を表示します。
- 無線環境
- セキュリティ
- 端末情報
- 通信状態
- システム
・ログダウンロード機能
[ログダウンロード]ボタンを押すと“ログ一覧表示”画面で表示されているログと同じ内容をCSV形式のファイルでPC等にダウンロードすることができます。[全データダウンロード]ボタンを押すと見える化に関するファイルをZIP形式でPC等にダウンロードできます。[全データダウンロード]ボタンで取得したファイルは、他のWLX402にアップロードすることにより内容を確認することができます。
・全データダウンロード機能
無線LAN見える化に関するデータを全てダウンロードする機能です。本製品内部に保存されている見える化関連ファイルをZIP形式でダウンロード出来ます。このファイルを本製品にアップロードすることにより無線LAN見える化の画面を確認することができます。
見える化APマップ機能で大容量のフロア図面を多数登録していると、ダウンロードするファイルサイズが大きくなる場合がありますが、その上限はおよそ24Mbyteです。
ダウンロードした見える化データをアップロードできない場合は、登録するフロア図面のファイルサイズを小さくするなどの調整を行ってください。
また、アップロードできるファイルサイズの上限は24Mbyteです。

ログ一覧表示

ヤマハ独自の基準で検出したスナップショットの一覧を表示します。スナップショットの情報として、日時、重要度、カテゴリ、ログ内容、コメントが表示されます。また項目毎にソートできます。
スナップショットの一覧表の表示内容詳細は以下のとおり。

日時
下記フォーマットで表示します。
YYYY/MM/DD hh:mm:ss

重要度
ログは、自局の無線通信への影響が大きいものから順に “重大”“警告”“注意”“許容”“良好”、 の5段階で表示されます。

カテゴリ
ログの内容により以下の何れかに分類し表示します。
- 無線環境
- セキュリティ
- 端末情報
- 通信状態
- システム

ログ内容
検出した問題の内容を表示します。表示内容の詳細は“ログ内容一覧”を参照願います。

コメント
検出した問題に関係する追加情報を表示します。
発生原因として考えられることや一般的な対策方法などを表示します。

ログ一覧表示
ログ一覧表示

(機能一覧)
・ソート機能
スナップショット一覧表の各項目ごとにソートできます。
・検索機能
[検索]ボタン  (  ) 
表示内容についてキーワードを指定して検索することができます。
・データ更新
[更新]ボタン  (  ) 
表示している情報を最新の状態に更新します。

(注意)
キーワードに検索文字列を入力した状態で[更新]ボタン  (  )  を押すと、更新実行後に検索文字列に該当する情報のみ表示します。

見える化APマップ

見える化APマップは、建屋のフロア図面にAPの設置位置を入力することで、APの状態や問題点と設置位置の関係が一目で分かる機能です。
本機能には、現在のAPの状態を確認できる"フロア情報表示"機能、 過去に記録した情報を再生する"スナップショット再生"機能、 電波測定ツールなどで記録した結果をマップ上に入力する"設置支援機能"があります。
問題点として指摘した事象をスナップショットとしてグループ内のAPから収集し、その重要度に応じてAPの状態をラベルの色でマップ上に表します。
これらを利用することで、建屋のどのエリアで、いつ、どのような問題が発生しているかが分かります。
また、電波測定用ツールなどでサーベイを行ったときの測定結果をマップ上に登録し、マップのデータとともに印刷してサーベイ時の記録として残しておくことができます。
収集したデータはUSBメモリに保存し、ファイルとしてPCにダウンロードすることができます。
PCにダウンロードしたデータは、WLX402の動作モードをビューモードに変更し、ファイルをアップロードすることにより、スナップショット再生をすることができます。

本機能は、無線LANコントローラー機能でController-APとして設定されているWLX402で利用可能です。
また、マップ上に表示できるAPは、コントローラー機能でグループ化されているAPのみです。
WLXシリーズの各機種の利用については機能制限があります。詳細はこちらをご覧ください。

事前準備

見える化APマップを利用するには、予め以下の準備をしてください。
・Controller-APとして設定されるWLX402のWeb設定画面でグループ設定を行う。
・USBポートにUSBメモリを接続する。
・見える化ツールの[設定]-[USBメモリ保存設定]で設定を有効にする。
・見える化APマップに読み込ませるフロア図面ファイル(bmp, jpeg, png形式の画像ファイル)を用意する。
・サーベイ情報を記録する場合は電波測定ツールを用意する。

使用できるUSBメモリの保存領域の割合は、工場出荷状態では無線LAN見える化ツール機能と無線ログ収集機能で割合が半分ずつに設定してあります。 保存容量の上限を超えると、新しいデータを書き込むために古いデータから削除されていきます。 使用できる領域の割合を変更したい場合は、"external-memory allocation ratio" コマンドで調整してください。
フロア図面のファイルサイズが400Kbyte以下のものを使用することを推奨します。

(注意)
電波強度等のサーベイ情報は、ユーザーがマップ上に手動で入力を行います。
本製品で電波測定を行うことはできませんので、電波測定用ツールは各自でご用意ください。

表示名称

見える化APマップ表示画面の項目やボタン等の名称を説明します。
エリア説明
見える化APマップエリア構成


(1)ツールエリア

ツールエリアは、以下のように構成されています。


ツール説明
@フロア情報編集
A新規作成
B図面挿入
CAP挿入
DAP削除
EUSBメモリ読込
FUSBメモリ保存
Gパスワード変更
Hフロア情報呼出
Iフロア情報登録
Jフロア情報上書き
KAP検索
Lサーベイ情報追加
Mサーベイ情報削除
Nサーベイ情報選択
Oフロア印刷
ツールエリア

・フロア情報編集

フロア情報表示/フロア情報編集の画面を切り替えます。
APの現在の状態を確認する場合は「フロア状態表示」、フロア図面やAPの位置を設定/変更する場合は「フロア状態編集」の画面に表示を切り替えてください。

・新規作成/図面挿入

[図面挿入]ボタン (  ) を押すと、ファイル選択ウィンドウが表示され、フロア図面ファイル(bmp、jpeg、png形式の画像ファイルに対応)を選択することができます。ファイルを選択すると、見える化APマップ上にフロア図面が表示されます。
編集中にすでにフロア図面ファイルが挿入されている場合は、挿入されているAPの情報を継承したままフロア図面ファイルを差し替えます。 APの情報を継承せずフロア情報を作成する場合は[新規作成]ボタン (  ) を押し編集中の情報をクリアした後[図面挿入]を行います。

・AP挿入/AP削除

[AP挿入]ボタン (  ) を押すと、コントローラー機能によりグループ化されたWLXシリーズの一覧がウィンドウに表示されます。一覧に表示されるAPは他のフロア情報を含め未挿入のAPです。一覧からAPを選択するとフロア図面上にAPを示すAPマーカーとAPラベルが表示されます。APマーカーを画面に表示されたフロア図面の設置位置にドラッグして位置を設定します。
APラベルには初期状態でシリアル番号が表示されていますが、APマーカーを右クリックするとシリアル番号、IPアドレス、機器名称、設置場所が表示され、APラベルの表示内容を選択することができます。
APマーカーを選択し[AP削除]ボタン (  ) を押すと、フロア図面からAP情報を削除できます。

・USBメモリ読込/USBメモリ保存

[USBメモリ保存]ボタン (  ) を押すと現時点でのスナップショットデータを含む見える化ツールの全データが保存されます。
[USBメモリ読込]ボタン (  ) を押すと、保存されている見える化ツールのデータの一覧が表示されます。
ユーザーはデータを任意に選択して、ダウンロードまたは消去することができます。

・パスワード変更

WLX402にアクセスするためのパスワード入力が完了していない場合やパスワードが間違っている場合は、ここから正しいパスワードを入力します。

・フロア情報呼出

フロア情報登録機能により登録したフロア情報を選択するウィンドウが表示され、見える化APマップで表示するフロア情報を選択できます。
フロア情報を選択し[OK]ボタンでフロア情報を表示します。フロア情報を選択し[削除]ボタンでフロア情報を削除できます。

(注意)
フロア情報がすでに登録されていても、別のPCなどで見える化APマップを初めて開いたときは何も表示されないため、フロア情報呼出ボタンを押して表示したいフロア情報を選択してください。


・フロア情報登録/フロア情報上書き

[フロア情報登録]ボタン (  ) を押すと、フロア情報登録名を指定するウィンドウが表示され、編集したフロア情報の登録ができます。
フロア情報の編集を行い[フロア情報編集]ボタン (  ) を押し編集モードから抜ける場合や、 [新規作成]ボタン (  ) 、[フロア情報呼出]ボタン (  ) を押し別のフロア情報の編集に切り替える場合は登録を確認するウィンドウが表示されます。 編集を登録する場合は[上書き]ボタン、登録を行わない場合は[破棄]ボタン、編集に戻る場合は[キャンセル]ボタンを押してください。
[フロア情報上書き]ボタン (  ) を押すと、フロア情報を上書き保存して編集モードから抜けます。 上書きするフロア情報が存在しない場合は、フロア情報登録名を指定するウィンドウが表示されます。
登録したフロア情報の容量が上限に達するとフロア情報が登録できない場合があります。
(フロア図面のファイルサイズが400Kbyte以下のものであれば、フロア情報は50個登録できます。)

・AP検索

検索はAPのシリアル番号、IPアドレス、機器名称、設置場所と検索ワードを比較します。検索にヒットしたAPはAPマーカーが赤枠で強調表示されます。その際、スナップショット表示エリアには検索にヒットしたAPのスナップショット一覧が表示されます。

・サーベイ情報追加

[サーベイ情報追加]ボタンを押すと、サーベイ情報の追加/編集画面が表示されます。
本画面でマーカーの形状と色を指定し、ラベルに表示するテキストを入力して[設定]ボタンを押すと、フロア情報エリア中央に設定したマーカーが追加されます。
[閉じる]ボタンを押すとサーベイ情報を登録しません。
コメント欄には、サーベイ時の付帯情報などを任意に入力することができますが、登録後のマーカーには表示されません。
サーベイ情報は、フロア図面ごとに最大100件まで登録することができます。

サーベイ情報の追加/編集


・サーベイ情報削除

サーベイマーカーが選択状態になっているときに[サーベイ情報削除]ボタンを押すと、選択されたサーベイ情報を削除するか否か選択するダイアログが表示されます。
[OK]ボタンを押すと選択したサーベイ情報を削除します。
[キャンセル]ボタンを押すとサーベイ情報は削除しません。

・サーベイ情報選択

[サーベイ情報選択]ボタンを押してからサーベイマーカーをクリックすると、サーベイマーカーを複数選択することができます。
選択状態になったサーベイマーカーを再度クリックすると、選択状態が解除されます。

・フロア印刷

フロア情報印刷用のプレビュー画面を表示します。
ユーザーは表示内容を選択し、プリンタなどにフロア情報を印刷することができます。


(2)フロア情報エリア

フロア情報エリアは、以下のように構成されています。


フロア情報エリア
フロア情報エリア

・スケール表示

スケールを(m)で表示します。

・APマーカー

プロットしたAPの位置を表示します。AP検索でヒットしたAPや図面上で指定したAPマーカーは赤枠で強調表示されます。

・APラベル

スナップショットが検出されると、その事象の重要度に応じてAPマーカーとAPラベルの色が変わります。
[詳細表示]ボタン押すと、APラベルにAPの詳細情報を表示します。
マーカーの各色が示している重要度とその内容は以下のとおりです。
重大 :重要度"重大"を示すスナップショットが検出されました。
警告 :重要度"警告"を示すスナップショットが検出されました。
注意 :重要度"注意"を示すスナップショットが検出されました。
許容 :重要度"許容"を示すスナップショットが検出されました。
良好 :重要度"良好"を示すスナップショットが検出されました。
データなし :APのスナップショットが取得できませんでした。
AP消失 :登録されたAPの情報が取得できませんでした。

(注意)
本製品の[Web設定画面]メニューの[グループ定義]-[グループAP一覧]から、[グループから削除する]を選択したAPは、グループから削除されAP消失状態となります。
グループからAPを削除したあとは、[フロア情報編集]からAP消失状態となったAPマーカーを選択し、[AP削除]ボタンを押してAPを削除してください。

・サーベイマーカー

サーベイ情報を入力した位置を表示します。
選択されたサーベイマーカーは赤枠で強調表示されます。

・サーベイラベル

サーベイ情報を入力した時に設定したテキストが表示されます。
選択状態になっているサーベイマーカーまたはサーベイラベル上で右クリックをすると、サーベイ情報を編集するかコピーするか選択することができます。
[編集]を選択した場合は編集画面が表示され、[コピー]を選択した場合はフロア情報エリアコピー中央にコピーされたサーベイ情報が追加されます。

・スケール変更

編集中のフロア情報のスケールを調整します。
0.1から10(m)までの値でスケールを設定します。

・自動更新

定期的に画面の表示を更新します。

(注意)
 YNOのGUI Forwarder経由で[見える化グループビュー画面]を表示すると、画面の自動更新が行われなくなります。
 そのため、YNOのGUI Forwarder経由で[見える化グループビュー画面]を表示したとき、このボタンは常に無効になります。

・表示エリア操作

画面の 拡大 (  )  縮小 (  )  、 上 (  )  下 (  )  左 (  )  右 (  )  の移動ができます。
フロア表示エリア上でマウスのドラッグによる画面の拡大縮小、上下左右の移動ができます。
また、スケール調整ボタン  (  )  を押すとセンタリングして表示します。


(3)ステータスエリア

ステータスエリアは、以下のように構成されています。


ステータスエリア
ステータスエリア

・表示スナップショット情報

最新スナップショットの取得日時を表示します。

・フロア情報名表示

表示中のフロア情報の名称を表示します。


(4)表示ツールエリア

表示ツールエリアは、以下のように構成されています。


表示ツールエリア
表示ツールエリア

・AP詳細表示

APラベルの表示内容を選択した項目のみ表示か、すべて表示に切り替えます。

・サーベイ情報表示

サーベイ情報を表示するか、表示しないかを切り替えます。

・スナップショット再生

「スナップショット再生」画面に切り替えます。収集したスナップショットを再生できます。

・再生開始/終了日時設定

再生停止中に再生開始日時と終了日時を指定できます。再生中は変更できません。
日時を入力すると再生位置スライダ範囲が指定した日時に更新されます。

・スナップショット再生位置スライダ

再生中の位置を表示します。
スライダを前後に動かすことができます。

・スナップショット再生操作

再生日時設定機能で設定した日時内の 再生 (  ) 、 逆再生 (  ) 、 停止 (  ) 、 一時停止 (  )  の操作ができます。
また、スライダにより再生日時設定機能で設定した日時内の任意のスナップショットを表示できます。


(5)スナップショット表示エリア

スナップショット表示エリアは、以下のように構成されています。


スナップショット表示エリア
スナップショット表示エリア

・スナップショット一覧表示件数

スナップショット一覧の表示件数を表示します。

・スナップショット一覧表示範囲

スナップショット一覧で出力されるデータの取得期間を表示します。

・スナップショット一覧

スナップショットの一覧を日時の新しい順に表示します。表示対象APはAPが選択されている場合は選択されているAP、選択されていない場合はフロア情報に挿入されているすべてのAPです。

・スナップショット検索

検索はスナップショットの日時、重要度、カテゴリ、問題内容と検索ワードを比較します。検索にヒットしたスナップショットをスナップショット一覧に表示します。 検索はスナップショット表示機能で表示対象となっているAPに対して行います。


(6)コメント表示エリア

コメント表示エリアは、以下のように構成されています。


コメント表示エリア
コメント表示エリア

・コメント表示

スナップショットの付帯情報を表示します。

フロア情報表示

フロア図面が登録されていない場合は、フロア情報エリアは黒色表示になっているため、[フロア情報編集]ボタン (  ) から編集画面に入り、 [図面挿入]ボタン (  ) を押してフロア図面を取り込んでください。フロア図面が登録されている場合は、 [フロア情報呼出]ボタン (  ) を押すと、フロア情報を呼び出すことができます。
この画面では記録されている最新のAPの状態を表示します。
フロア情報
フロア情報表示

フロア情報編集

[フロア情報編集]ボタン (  ) を押すことで、フロア情報エリアに表示するフロア図面、APの位置、APラベルの表示項目を変更できます。
フロア情報
フロア情報編集

スナップショット再生

[スナップショット再生]ボタン (  ) を押すことで、Controller-APに記録されている過去のAPの状態を表示することができます。
スナップショット再生
スナップショット再生

フロア情報の印刷

フロア図面とAP情報、サーベイ情報、表示日時、フロア名を印刷プレビューに表示します。
このとき、APマーカーとAPラベルはすべてグレー表示となります。

[このページを印刷]ボタンを押すと、ブラウザの印刷画面が表示されフロア情報を印刷します。
[閉じる]ボタンを押すと、フロア情報印刷画面を閉じます。
[詳細表示]ボタンを押すと、AP情報の詳細表示と簡易表示を切り替えます。
[サーベイ情報表示]ボタンを押すと、サーベイ情報の表示と非表示を切り替えます。
[表示エリア操作]ボタンを押すと、フロア情報エリアの拡大・縮小および表示位置の上下左右を移動します。

(注意)
 Microsoft Edgeを使用してフロア情報印刷画面を表示した場合は[閉じる]ボタンが表示されないため、ブラウザの閉じるボタンを使用して画面を閉じてください。

フロア情報印刷
フロア情報印刷


USBメモリへの保存

[設定]-[USBメモリ保存設定]で設定が有効になっている場合は、約12時間ごとにグループ内APから収集したスナップショットデータを、USBメモリに自動的に保存しますが、 [USBメモリ保存]ボタン (  ) を押すことによって、任意のタイミングでデータを保存することができます。

スナップショットデータのダウンロード

[USBメモリ読込]ボタン (  ) を押すとUSBメモリに保存されているスナップショット一覧が表示されます。
ファイルを指定して[保存]ボタンを押すとPCにファイルをダウンロードすることができます。
また、ファイルを指定して[削除]ボタンを押すとファイルを削除することができます。
大容量のフロア図面を多数登録していると、ダウンロードするファイルサイズが大きくなる場合があります。
USBメモリに保存されているスナップショット一覧
USBメモリに保存されているスナップショット一覧

スナップショットデータのアップロード

ダウンロードしたファイルは、以下の手順でWLX402へアップロードすることによって、保存したスナップショットデータを再生することができます。
アップロードできるファイルサイズの上限は24Mbyteです。
ダウンロードしたスナップショットデータをアップロードできない場合は、登録するフロア情報のファイルサイズを小さくするなどの調整を行ってください。
  1. [設定]-[動作モード設定] で、動作モードを"ビュー"に指定、アップロードするファイルを指定して、[設定]ボタンを押す。
  2. [レポート]-[見える化APマップ]で、見える化APマップを開き、[フロア情報呼出]ボタン (  ) を押す。フロア名称を指定して[OK]ボタンを押す。
  3. [スナップショット再生]ボタン (  ) を押して、スナップショット再生画面を表示し、操作ボタンから再生を行う。

無線LAN見える化設定機能

無線LAN見える化の動作モード、スナップショットの選択、スナップショットのメール送信に関する設定を行うことができます。

- [メール通知設定]ボタンを押すと、メール通知設定画面が開きます。
この画面ではメールで通知する間隔と、記録したログの内メール通知するログを重要度で設定できます。
また、[メール通知設定]ボタン横のエリアにメールの送信結果(メール送信完了(YYYY/MM/DD)/メール送信失敗/メール未送信)を表示します。

- [動作モード設定]ボタンを押すと見える化ツールの動作モード設定画面が開きます。
動作モードは、“高”、“中”、“低”、“ビュー”の4種類から選択できます。
工場出荷状態では“低”に設定されています。

動作モード設定機能

見える化ツールの動作モードと、スナップショットを本製品の内蔵メモリに保存する間隔を設定することができます。
・見える化ツールの動作モード
見える化動作モードは、“高”、“中”、“低”、“ビュー”の4種類あります。
工場出荷状態では“低”に設定されています。
動作モードを“高”にすると4秒毎に200ミリ秒間周辺アクセスポイントの検出を行うため最大スループットなどが低下します。
“中”に設定すると10秒毎に100ミリ秒間周辺アクセスポイントの検出を行います。
“低”に設定すると状態表示(現在値)の[自動更新]ボタン  (  )  が[スキャン]ボタンに変わり、見える化が起動した時と、[スキャン]ボタンを押した時に周辺アクセスポイントの検出を行います。
“ビュー”は、[全データダウンロード]ボタンでダウンロードしたファイルおよび見える化が送信するメールに添付されたスナップショットデータの内容を確認する事ができます。“ビュー”を選択し、[全データダウンロード]ボタンを押して取得したファイルを“データアップロード”欄に入力して[設定]ボタンを押すと、無線LAN見える化ツールはファイルに記録されているデータを基に復元した無線LAN見える化の各画面を確認することができます。

(注意)
- ビューモードでファイルをアップロードした後に、無線LAN見える化ツールの動作モードが切り替わった時や、本製品の電源がOFFしたときは、見える化の設定やスナップショットはファイルがアップロードされる以前の状態に戻ります。
- 本製品でダウンロードしたデータをWLX302にアップロードして使用することはできません。
- アップロードできるファイルサイズの上限は24Mbyteです。

・スナップショット保存間隔
本製品自身のスナップショットを内蔵メモリに保存する周期(分)を設定することができます。
“10”、“30”、“60”の3種類を指定することができます。
工場出荷状態では“60”に設定されています。
無線LAN見える化メニュー
動作モード設定画面

スナップショット選択機能

スナップショットとして保存する項目を設定できます。左側のチェックボックスにチェックを入れたスナップショットを保存します。

無線LAN見える化スナップショット選択
スナップショット選択画面

メール通知設定機能

スナップショットの概要をメールで通知する間隔や送信する時刻、スナップショットデータ添付の有無、メール通知するスナップショットの重要度を設定できます。
メール通知間隔は、逐次と定期を選択できます。逐次を選択すると問題検出時にメールを送信します。定期を選択した場合は、メニューからメールの送信間隔を選択します。選択できる送信間隔は、1時間、3時間、6時間、12時間、1日、3日、1週間の何れかです。逐次と定期は同時に選択できません。
メール通知間隔で、「定期」を選択した場合は、送信時刻(時:0~23、分:0~59)を設定することができます。
「スナップショットを送信する」を選択した場合は、見える化のスナップショットデータファイルがメールに添付されます。
添付されたスナップショットデータは、動作モード“ビュー”で表示することができます。

ただし、ログの保存領域がFULLになった時は、古いログを削除する前に設定した時間とは関係なくメールを送信します。
このとき送信されるメールには、以下の文が追記されます。

-- ログ保存領域がFULLになりましたので消去するログを送信します。 --

このメールは、無線LAN見える化ツールの[設定]-[メール通知設定]を選択したときに表示される[メール通知設定]画面の[メール通知間隔]で指定されている時間とは関係なく送信されます。

(注意)
メール通知設定機能を使用するには、本製品の[Web設定画面]メニューから[拡張機能]-[メール通知]を選択し、メール通知機能を設定する必要があります。詳しくは本製品の取扱説明書をご覧ください。
メール通知機能で送信時刻を指定する場合、本製品に内蔵されている時計の日付と時刻が正しく設定されていることを確認して下さい。
日付と時刻が正しく設定されていないまま送信時刻を指定すると、指定した時刻とは異なる時刻にメールが送信されてしまうことがあります。


メール通知設定画面
メール通知設定画面

USBメモリ保存設定機能

見える化APマップでグループ内のAPから収集したスナップショットを、定期的にUSBメモリに保存するか否かを設定できます。
「有効」に設定すると、見える化の起動後約12時間ごとにスナップショットをUSBメモリへ保存します。

(注意)
無線LANコントローラー機能でController-APが割り当てられている本製品でのみ設定可能な画面です。
スナップショットを保存するには、本製品にあらかじめUSBメモリを挿入しておく必要があります。

USB
USBメモリ保存設定画面

ログ内容一覧

カテゴリとログ内容、重要度は以下のとおり。
※(xGHz)は、問題を検出した無線モジュールにより(2.4GHz)または(5GHz)が表示されます。

無線環境

ログ内容一覧(無線環境)
ログ内容 重要度
(xGHz):同一周波数を使用しているAPとの電波干渉によると思われる無線フレームの破損を検出しました。 注意
(xGHz):無線LAN以外の電波、外来波、反射波の影響と思われる無線フレームの破損を検出しました。 警告
(xGHz):使用しているチャンネルのCRCエラーが20%以上になりました。 注意
(xGHz):使用しているチャンネルのCRCエラーが20%を超えています。 注意
(xGHz):使用しているチャンネルのCRCエラーが20%未満になりました。 許容
(xGHz):使用しているチャンネルのCRCエラーが40%以上になりました。 警告
(xGHz):使用しているチャンネルのCRCエラーが40%を超えています。 警告
(xGHz):使用しているチャンネルのCRCエラーが40%未満になりました。 注意
(xGHz):チャンネル使用率が20%以上になりました。 注意
(xGHz):チャンネル使用率が20%を超えています。 注意
(xGHz):チャンネル使用率が20%未満になりました。 許容
(xGHz):チャンネル使用率が40%以上になりました。 警告
(xGHz):チャンネル使用率が40%を超えています。 警告
(xGHz):チャンネル使用率が40%未満になりました。 注意
(xGHz):新規に出現した電波干渉するAPを検出しました。 警告
(xGHz):新規に出現した電波干渉する(同一チャンネル)APを検出しました。 注意
(xGHz):新規に出現した電波干渉しないAPを検出しました。 許容
(xGHz):使用しているチャンネルの電波状況が悪化しています。 重大

セキュリティ

ログ内容一覧(セキュリティ)
ログ内容 重要度
(xGHz):セキュリティに問題のある(暗号化していない)APを検出しました。 重大
(xGHz):セキュリティ強度の低い暗号化(WEP)を使用しているAPを検出しました。 警告

端末情報

ログ内容一覧(端末情報)
ログ内容 重要度
(xGHz):に接続している端末接続台数が20台を超えました。 注意
(xGHz):に接続している端末接続台数が20台未満になりました。 許容
(xGHz):に接続している端末接続台数が30台を超えました。 注意
(xGHz):に接続している端末接続台数が30台未満になりました。 注意
(xGHz):に接続している端末接続台数が40台を超えました。 警告
(xGHz):に接続している端末接続台数が40台未満になりました。 注意
(xGHz):に接続している端末接続台数が接続上限に達しました。 警告
(xGHz):に接続している端末接続台数が接続上限未満になりました。 警告
(xGHz):伝送速度が6Mbps以下の端末を検出しました。 注意
(xGHz):信号強度が-70dBm以下の端末を検出しました。 注意
(xGHz):信号強度が-60dBm以下の端末を検出しました。 注意
(xGHz):1時間以内に30回以上無線接続が切れた端末を検出しました。 重大
(xGHz):1時間以内に20回以上無線接続が切れた端末を検出しました。 注意
(xGHz):1時間以内に10回以上無線接続が切れた端末を検出しました。 注意
(xGHz):端末情報を保存しました。 良好
(xGHz):送信速度低下率の値が70%を超える端末を検出しました。 注意
(xGHz):送信速度低下率の値が90%を超える端末を検出しました。 警告
(xGHz):送信速度低下率の値が95%を超える端末を検出しました。 重大

通信状態

ログ内容一覧(通信状態)
ログ内容 重要度
(xGHz):1日のスループット平均値が最大伝送速度(理論値)の10%を超えました。 注意
(xGHz):1日のスループット平均値が最大伝送速度(理論値)の20%を超えました。 注意
(xGHz):1日のスループット平均値が最大伝送速度(理論値)の30%を超えました。 警告
(xGHz):1日のスループット平均値が最大伝送速度(理論値)の40%を超えました。 重大
(xGHz):1日のスループット平均値が最大伝送速度(理論値)の50%を超えました。 重大
(xGHz):同時通信端末数が10台を超えました。 注意
(xGHz):同時通信端末数が20台を超えました。 警告
(xGHz):同時通信端末数が30台を超えました。 警告
(xGHz):同時通信端末数が40台を超えました。 重大

システム

ログ内容一覧(システム)
ログ内容 重要度
ログ保存領域が50%以下になりました。 注意
ログ保存領域が30%以下になりました。 注意
ログ保存領域が10%以下になりました。 注意
ログ保存領域がFULLになりました。ログ追加時に古いログが消去されます。 注意


コマンド

内容コマンド
無線LAN見える化機能を使用するか否かの設定 airlink visualization use
USBメモリの容量の割合の設定 external-memory allocation ratio

SYSLOGメッセージ一覧

無線LAN見える化ツールにおいて出力されるSYSLOGメッセージを以下に示します。
出力されるメッセージには[Visualization]と言うプレフィックスが付加されます。

レベル 出力メッセージ 意味
INFO Failed to save snapshot. スナップショットの保存に失敗した。
INFO Save process has started. 保存処理が開始された。
NOTICE Storage is not found. 保存先ストレージが見つからなかった。
NOTICE No disk space. 保存先ストレージの空き容量がない。
DEBUG Snapshot save was completed. スナップショットの保存が完了した。
DEBUG Save process has already started. 既に別の保存処理が起動しているため、保存できなかった。
DEBUG process was restarted due to exceeded the acceptable load. 無線LAN見える化ツールの内部処理にタイムアウトが発生したため、無線LAN見える化ツールをリセットした。


[EOF]