ポートミラーリング機能を利用するための手順について説明します。
ポートミラーリングとは、監視対象に設定したポートに流れるパケットを全てコピーして、指定したポートに流す機能です。コピーしたパケットを流すポートを「ミラーポート」と言います。ミラーポートの先に接続した機器で、パケットを収集、分析するなどの用途で用いられます。
※ UTX100、UTX200で同じ手順になります。以下の説明では「UTX」と称します。
※ GUIの画面は、ファームウェアバージョンR81.10.08 (996001683) のキャプチャーになります。
※ 操作手順はルーター/ブリッジモードで共通です
本書では以下の設定例に基づいて設定を行います。
ポートミラーリング機能を使用するためには、LANの空きポートを1つ用意ください。
動作モード | ルーターモード |
---|---|
監視対象ポート | LAN1ポート |
ミラーポート | LAN5ポート |
※ UTX200のDMZポートにはポートミラーリングを設定できません
※ ポートミラーリングで監視できる対象は単独の物理ポートです(LAN1 Switchやbr0など、複数ポートを対象とすることはできません)