SWX-ConfigConverterのFAQ
新規作成日 | 2019/December/3 |
最終変更日 | 2020/Feb/26 |
文書サイズ | 7.4KB |
SWX2200からSWX2210への設定移行手順を教えてください。
SWX2200をSWX2210にリプレースする際、L2MSマスターが保持しているSWX2200の設定ファイルをSWX2210のCONFIGファイルに変換し、SWX2210にインポートする必要があります。
以下の手順でSWX2200の設定をSWX2210に移行してください。SWX2200-8PoEからSWX2210Pへの移行も同じ手順で行なってください。
- L2MSマスターが保持しているSWX2200の設定ファイルの準備
- L2MSマスターがルーターの場合、SWX2200の設定情報はルーターのCONFIGファイルにコマンドとして登録されています。
ルーターのCONFIGファイルはGUI、TFTPなど様々な方法で取得できます。ここでは、RTX1210のGUIから取得する方法を紹介します。
L2MSマスターのGUIにアクセスし「CONFIG」ボタンから「テキストファイルで取得」ボタンをクリックしてください。
CONFIGファイルがテキスト形式でダウンロードされます。
- L2MSマスターがスイッチの場合、SWX2200の設定情報はconfigファイルに登録されません。
L2MSマスターのGUIにアクセスし、[管理]-[保守]-[CONFIGファイルの管理]ページを開いてください。
[CONFIGファイルのエクスポート]から、「エクスポートするファイル」で「slave-config」を選択し、「実行」ボタンをクリックしてください。
SWX2200の設定を含むL2MSスレーブの設定情報がバイナリ形式でダウンロードされます。
- SWXコンフィグ変換ツールの起動
- ユーティリティページから[SWX-ConfigConverter.zip]をダウンロードし、任意のディレクトリに展開してください。
展開されたディレクトリに格納されているファイル群は同じディレクトリに配置してください。
展開されたディレクトリ内の[SWX-ConfigConverter.exe]を実行すると、SWX-ConfigConverterが起動します。
- 設定変換の実行
- 変換元の機種で「SWX2200/SWX2200-8PoE」を、変換先の機種で「SWX2210/SWX2210P」を選択します。
SWX2200の設定ファイルのファイル形式に応じて、「テキスト形式」もしくは「バイナリ形式」を選択します。
ファイル形式選択後に「参照」ボタンから手順1で取得したファイルを選択し、「変換」ボタンをクリックしてください。
正常に変換が完了した場合、変換後のCONFIGファイルが格納されたZIPファイルが出力されます。
-
ZIPファイルを展開したディレクトリに格納されているテキストファイルが、設定変換後のSWX2210のCONFIGファイルです。
入力ファイル中に複数台のSWX2200の設定が存在する場合、それぞれに対して変換処理が実行され、台数分のテキストファイルが生成されます。
生成されたCONFIGファイル名は、L2MSマスターの「スレーブの指定方法」の設定に応じて変換します。
- (CONFIGファイル名の例)
- 変換元のSWX2200がMACアドレス指定の場合:00_a0_de_00_00_01.txt
- 変換元のSWX2200が経路指定の場合 :lan1_1.txt, port1.1-7.txt
- <注意>
- 入力ファイル中にSWX2200の設定が存在しない場合は変換されません。
- 入力テキストファイル中にTAB文字が含まれている場合は変換されません。
- SWX2210にCONFIGファイルをインポート
- GUIからインポートする方法とTFTPでインポートする方法があります。ここでは、GUIからインポートする方法を紹介します。
SWX2210のGUI(初期IPアドレス:192.168.100.240/24)にアクセスし、[管理]-[保守]-[CONFIGファイルの管理]ページを開いてください。
[CONFIGファイルのインポート]から、「インポートするファイル」にSWX-ConfigConverterで出力されたファイルを選択し、「確認」ボタンをクリックしてください。
確認画面で「実行」ボタンを押すとSWX2210が自動的に再起動し、変換した設定情報がインポートされます。
- IPアドレスの変更
- 最後にSWX2210のGUIに再度アクセスし、[詳細設定]-[基本設定]-[IPv4設定]ページを開いてください。
IPアドレスを初期IPアドレスからネットワーク構成に合わせたIPアドレス(固定もしくはDHCP)に変更してください。
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以上でSWX2200からSWX2210への設定移行は完了です。
SWX-ConfigConverterで変換したCONFIGを使用する際は、意図した動作になることを十分に確認した上でご使用ください。
その他、SWX-ConfigConverterの動作環境などの詳細については、SWX-ConfigConverterダウンロードページの (SWX2200変換時の使い方) をご参照ください。
[ 関連情報 ]
[ RTシリーズFAQ
/ SWX-ConfigConverter's FAQ
]