DHCPサーバー
【目次】
- 1. 概要
- 2. トップページ
- 3. DHCP サーバーの動作設定ページ
- 4. アドレス割り当ての設定ページ
- 5. DHCP クラスの設定ページ
1. 概要
DHCP サーバー機能を使用するための設定と、割り当てる IP アドレスの範囲や有効期間などの設定を行うページです。
2. トップページ
DHCP サーバーのトップページです。
DHCPサーバーの動作
- DHCP の動作の設定が表示されます
- 表の項目の説明は以下のとおりです
- DHCPサーバー機能
- DHCP サーバー機能が有効か否かが表示されます
- DHCPサーバー機能が有効なインターフェース
- DHCP サーバー機能が有効な VLAN インターフェースが表示されます
- DHCPサーバー機能
- 「設定」ボタンを押すと、DHCP サーバーの動作の設定を行うページが表示されます
DHCPによるアドレス割り当ての一覧
- DHCP で割り当てる IP アドレスの範囲が DHCP プールごとに表示されます
- 表の項目の説明は以下のとおりです
- チェックボックス
- DHCP プールの設定を削除する際にチェックを入れます
- プール名
- DHCP プールの名前が表示されます
- IP アドレスの割り当て範囲
- DHCP サーバー機能で割り当てることができる IP アドレスの範囲が表示されます
- リース時間
- IP アドレスを割り当てる期間が表示されます
- 払出数
- 払出中の IP アドレス数と割り当て範囲にある IP アドレス数の総数が表示されます
- チェックボックス
- 「新規」ボタンを押すと、DHCP プールの新規設定を行うページが表示されます
- 「設定」ボタンを押すと、選択した DHCP プールの設定変更を行うページが表示されます
- 「削除」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックを入れたすべての DHCP プールが削除されます
- DHCP プールは最大で 64 プールまで設定することができます
DHCP クラス
- 設定済みの DHCP クラスの一覧が表示されます
- 表の項目の説明は以下のとおりです
- チェックボックス
- DHCP クラスの設定を削除する際にチェックを入れます
- クラス名
- DHCP クラスの名前が表示されます
- リモート ID
- Option 82 の照合で使用するリモート ID が表示されます
- サーキット ID
- Option 82 の照合で使用するサーキット ID が表示されます
- サブスクライバー ID
- Option 82 の照合で使用するサブスクライバー ID が表示されます
- チェックボックス
- 「新規」ボタンを押すと、DHCP クラスの新規設定を行うページが表示されます
- 「設定」ボタンを押すと、選択した DHCP クラスの設定変更を行うページが表示されます
- 「削除」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックを入れたすべての DHCP クラスが削除されます
- DHCP クラスは最大で 16 個まで設定できます
3. DHCP サーバーの動作設定ページ
DHCP サーバーの基本的な動作の設定を行うページです。
設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。
確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。
DHCPサーバーの動作設定
- DHCPサーバー機能
- DHCP サーバー機能の動作を以下から選択します
- 無効にする
- 有効にする
- DHCP サーバー機能の動作を以下から選択します
- 有効にするインターフェース
- DHCP サーバー機能を有効にする VLAN インターフェースを選択します
- 「選択」ボタンを押すと、「VLAN インターフェースの一覧」ダイアログを表示します
- 「VLAN インターフェースの一覧」ダイアログでは、VLAN インターフェースのチェックボックスにチェックをいれて「確定」ボタンを押すことで、DHCP サーバー機能を有効にする VLAN インターフェースを選択することができます
- VLAN インターフェースは、最大 32 インターフェースまで選択可能です
4. アドレス割り当ての設定ページ
DHCP サーバーで割り当てる IP アドレスの範囲を設定するページです。
設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。
確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。
アドレス割り当ての設定
- プール名
- 新規設定時
- DHCP プールの名前を指定します
- 入力可能文字は ? を除いた半角英数記号です
- 入力可能文字数は 31 文字です
- 既に設定されている DHCP プールと同じ名前は指定できません
- 設定変更時
- 選択した DHCP プールの名前が表示されます
- 新規設定時
- ネットワークアドレス
- 対象とするネットワークアドレスを指定します
- 既に設定されている DHCP プールのネットワークと重複するネットワークアドレスは指定できません
- IP アドレスの範囲
- 割り当てる IP アドレスの範囲を入力します
- 開始 IP アドレスを入力して、終了 IP アドレスを省略した場合は、単一の IP アドレスが指定されます
- IP アドレスの範囲は、最大 8 つまで指定できます
- 割り当てる IP アドレスは、すべてのプールを合計して最大 8192 個まで指定できます
- 指定したネットワークに含まれない IP アドレスは指定できません
- ゲートウェイ
- デフォルトゲートウェイとして通知する IP アドレスを指定します
- ゲートウェイは、最大 8 つまで指定できます
- DNS サーバー
- DNS サーバーとして通知する IP アドレスを指定します
- DNS サーバーは、最大 8 つまで指定できます
- ドメイン名
- 通知するドメイン名を指定します
- 入力可能文字は半角英数字およびドット ( . )、ハイフン ( - ) です
- 入力可能文字数は 253 文字です
- リース時間
- IP アドレスを割り当てる期間を入力します
- リース時間の最小設定値は 20 秒で、最大設定値は 120 日 23 時 59 分 59 秒です
- DHCP プールクラス
- Option 82 用の設定です
- Option 82 が付与されたパケットを受信したとき、指定した DHCP クラスに設定されているリモート ID、サーキット ID、サブスクライバー ID に基づいて、配布する IP アドレスなどを設定できます
- DHCP クラス
- 定義済みの DHCP クラスから選択できます
- Option 82 の内容が、選択した DHCP クラスの各 ID に一致した場合に、以下の DHCP プールクラスの設定で IP アドレスの配布などが行われます
- IP アドレスの範囲 (DHCP プールクラス)
- 割り当てる IP アドレスの範囲を入力します
- 開始 IP アドレスを入力して、終了 IP アドレスを省略した場合は、単一の IP アドレスが指定されます
- IP アドレスの範囲は、最大 8 つまで指定できます
- 割り当てる IP アドレスは、すべてのプールを合計して最大 8192 個まで指定できます
- 指定したネットワークに含まれない IP アドレスは指定できません
- ゲートウェイ (DHCP プールクラス)
- デフォルトゲートウェイとして通知する IP アドレスを指定します
- ゲートウェイは、最大 8 つまで指定できます
- DNS サーバー (DHCP プールクラス)
- DNS サーバーとして通知する IP アドレスを指定します
- DNS サーバーは、最大 8 つまで指定できます
- ドメイン名 (DHCP プールクラス)
- 通知するドメイン名を指定します
- 入力可能文字は半角英数字およびドット ( . )、ハイフン ( - ) です
- 入力可能文字数は 253 文字です
- リース時間 (DHCP プールクラス)
- IP アドレスを割り当てる期間を入力します
- リース時間の最小設定値は 20 秒で、最大設定値は 120 日 23 時 59 分 59 秒です
5. DHCP クラスの設定ページ
DHCP サーバー Option 82 の照合で使用する リモート ID、サーキット ID、サブスクライバー ID などを設定するページです。
設定した DHCP クラスは、アドレス割り当ての設定ページの DHCP プールクラスの設定で使用します。
設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。
DHCP クラスの設定
- クラス名
- 新規設定時
- DHCP クラスの名前を指定します
- 入力可能文字は ? " | > を除いた半角英数記号です
- 入力可能文字数は 31 文字です
- 既に設定されている DHCP クラスと同じ名前は指定できません
- 設定変更時
- 選択した DHCP クラスの名前が表示されます
- 新規設定時
- リモート ID
- DHCP クラスに適用するリモート ID を入力します。
- リモート ID は、すべての DHCP クラスのリモート ID を合計して最大 128 個まで設定できます
- 最大 65 バイトの 16 進数を入力できます。バイトごとに「:」で区切ってください。
- サーキット ID
- DHCP クラスに適用するサーキット ID を入力します。
- サーキット ID は、すべての DHCP クラスのサーキット ID を合計して最大 128 個まで設定できます
- 最大 65 バイトの 16 進数を入力できます。バイトごとに「:」で区切ってください。
- サブスクライバー ID
- DHCP クラスに適用するサブスクライバー ID を入力します。
- サブスクライバー ID は、すべての DHCP クラスのサブスクライバー ID を合計して最大 128 個まで設定できます
- 入力可能文字は ? | > を除いた半角英数記号です
- 入力可能文字数は 50 文字です
- 「かんたん入力」ボタンを押すと、ヤマハスイッチ Option 82 フォーマットのリモート ID、サーキット ID、サブスクライバー ID を自動で入力できます。