かんたん設定の基本操作例


NetBIOSの動作を観測する


作成日2000/Feb/24
最終変更日2023/Jan/10
文書サイズ7.5KB


[ 概要 ]


[ NetBIOSの動作を観測する ]

  1. ログをクリアしよう!

    を選びますと、ログがクリアされます。

    しかし、「LANインタフェースを通過するパケットのログを残す」設定だと、クリア後のかんたん設定との通信が記録されてしまいます。

  2. NetBIOSの通信をする操作をしよう!

    Windowsのネットワークコンピュータで最新情報を更新したりする 操作をします。

  3. ログを確認してみよう!

    WWWブラウザの「再読み込み」や ボタンによって、 最新のログを表示させます。

    Syslog表示 Configへ
    各種状態やパケットのやりとりを表わすものです。「最新情報」ボタンで更新します。ブラウザの再読み込み/更新ボタンでも更新されます。
    2000/04/06 10:33:47: Configure save in Nonvolatile memory
    2000/04/06 10:33:49: RTA52i Rev.3.06.20 (Wed Mar 22 16:04:33 2000) starts
    2000/04/06 10:36:58: Configure save in Nonvolatile memory
    2000/04/06 10:41:32: same message repeated 3 times
    
    〜〜〜〜〜 関係の無い部分を省略 〜〜〜〜〜
    
    2000/04/06 10:41:52: LAN1 Passed at IN(100) filter: TCP 192.168.0.2:1116 > 192.168.0.1:80
    2000/04/06 10:43:33: LAN1 Passed at IN(100) filter: UDP 192.168.0.2:138 > 192.168.0.255:138
    2000/04/06 10:43:33: LAN1 Passed at IN(100) filter: UDP 192.168.0.2:137 > 192.168.0.255:137
    2000/04/06 10:43:50: same message repeated 2 times
    2000/04/06 10:43:50: LAN1 Passed at IN(100) filter: TCP 192.168.0.2:1117 > 192.168.0.1:80
    2000/04/06 10:43:50: LAN1 Passed at OUT(100) filter: TCP 192.168.0.1:80 > 192.168.0.2:1117
    
    〜〜〜〜〜 関係の無い部分を省略 〜〜〜〜〜
    
    

    ログに記録されている情報について
    ログの内容説明
    2000/04/06 10:43:33 記録した時刻を表します。
    LAN1 Passed at OUT(100) LAN1側OUT方向の100番のフィルタにより通過(pass)したことを表します
    LAN1 Passed at IN(100) LAN1側IN方向の100番のフィルタにより通過(pass)したことを表します
    TCP プロトコルがTCPであったことを表しています。
    UDP プロトコルがUDPであったことを表しています。
    192.168.0.1:80 IPアドレスが192.168.0.1で、ポート番号が80番であることを表しています。 つまり、RTA52iのかんたん設定であるWWWサーバ機能です。
    192.168.0.2:1113 IPアドレスが192.168.0.2で、ポート番号が1113番であることを表しています。 つまり、RTA52iのかんたん設定の設定操作をしている端末上で動作している WWWブラウザです。
    192.168.0.2:137
    192.168.0.2:138
    IPアドレスが192.168.0.2のWindowsで、ポート番号が137番/138番であることを表しています。
    192.168.0.255:137
    192.168.0.255:138
    192.168.0.255というPアドレスは、(directed) broadcast address宛で、 ポート番号が137番/138番であることを表しています。
    (directed) broadcast addressは、同一ネットワークに含まれるすべての機器 に対して告知することができるIPアドレスです。
    UDP 192.168.0.2:137 > 192.168.0.255:137
    UDP 192.168.0.2:138 > 192.168.0.255:138
    送信元が「192.168.0.2:137」などで、送信先が 「192.168.0.255:137」などであるUDPのパケット


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[ 関連情報 ]



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