端末型プロバイダ接続に関する設定例


プロバイダ情報の登録


作成日2000/Feb/18
最終変更日2023/Jan/10
文書サイズ 28KB


[ 概要 ]


[ 端末型プロバイダ接続の設定(プロバイダ情報の登録) ]

  1. WWWブラウザで、ルータの「かんたん設定ページ」を開こう!

    設定用コンピュータをDHCPによるIPアドレス自動取得で起動し、
    WWWブラウザで「http://192.168.0.1/」にアクセスします。

  2. パスワードの設定画面が表示されます。

    2ヶ所のパスワード入力欄に同じパスワードを設定して ボタンを選択します。

    YAMAHA Remote Router RTA50i Rev.3.04.44


    RTA50i かんたん設定ページへ行く前に

    アクセスするためのパスワードを設定します。半角で8文字以内で入力してください。

    パスワード
    確認のため、同じものをもう一度入力してください。
    パスワード

    注意 このパスワードは、今後かんたん設定ページにアクセスする際に必要となりますので、忘れないように注意してください。アクセス時には「ユーザ名」と「パスワード」が要求されますが、「ユーザ名」は空欄とし、パスワードのみを入力してください。

    次のページに進みます。

  3. 正しく設定されると確認の画面が表示されます。

    ここでボタンを選択すると WWWブラウザにより「かんたん設定」にアクセスするパスワードが求められま す。

    パスワードの設定
    パスワードを設定しました。
    「 OK 」ボタンを押すと再度パスワードの入力が求められます。「ユーザ名」は空欄のままとし、設定したパスワードのみを入力してください。

    トップメニューへ

  4. WWWブラウザのパスワード入力画面例

    ネットワークパスワードの入力

    ユーザ名とパスワードを入力してください。
    サイト192.168.0.1
    領域YAMAHA RT
    ユーザ名(U)
    パスワード(P)
    このパスワードを保存する

  5. 「かんたん設定ページへようこそ」が表示されます。

    YAMAHA Remote Router RTA50i Rev.3.04.44


    RTA50i かんたん設定ページへようこそ

    このページではRTA50iの基本的な設定や操作ができます。ルータとしてお使いの場合は、端末型接続またはネットワーク型接続のどちらかを必ず設定してください。複数のPCをLANで接続する場合でも、契約が端末型である場合は端末型接続を選んでください。下の絵をクリックするとそれぞれの画面へ進みます。

    ルータとして使用する場合の必須事項です。TAとしてのみ使う場合は必要ありません。プロバイダとの契約に応じて選んでください。
    端末型接続 個人でプロバイダに加入している場合はほとんどがこの接続です。ダイヤルアップするたびに与えられるひとつのIPアドレスを、LAN側の機器で共有します。
    ネットワーク型接続 プロバイダから固定的に複数のIPアドレスを与えられている場合の接続です。ルータのIPアドレスを変更した後は、それぞれのPCのIPアドレスの変更も必要です。

    オプション事項です。
    電話設定 各TELポートのダイヤルイン番号やサブアドレス、i・ナンバー、フレックスホンなどを設定します。
    料金情報 データ通信や各TELポートの料金を確認します。
    システム管理 メール着信確認/転送機能やRVS-COM、パスワード、時刻などを設定します。メンテナンス用の内部情報も確認できます。

  6. 「端末型接続設定」画面を表示しよう!

    [かんたん設定ページへようこそ]→端末型接続
    と選択して、表示された画面で、端末型プロバイダ接続に関する 設定操作を行ないます。

    YAMAHA Remote Router RTA50i Rev.3.04.44


    端末型接続設定

    プロバイダの登録
    まず、プロバイダの登録を行ないます。
    プロバイダは複数登録でき、簡単に切り替えることができます。

    現在の接続状態の確認
    回線は接続していません。
    最新情報に更新します。ブラウザの再読み込み/更新ボタンでも更新されます。

    キャンセルボタンでトップページに戻ります。

  7. プロバイダ情報を登録しよう!

    端末型接続の画面で、ボタンを押します。
    表示された画面で、プロバイダの登録情報(基本)を参考にして、プロバイダ情報を登録します。
    この説明では、以下のような情報を設定することにします。

    プロバイダ名YAMAHA (浜松)
    プロバイダの電話番号10123456789
    ユーザ名NetVolante
    パスワードRTA50i
    DNSサーバアドレスIPアドレスを指定する
    プライマリDNSサーバアドレス133.176.200.51
    セカンダリDNSサーバアドレス空欄

    かんたん設定イメージ
    プロバイダの登録


    端末型接続設定:プロバイダの登録

    契約したインターネットプロバイダから通知された情報を設定します。(同じプロバイダを複数登録しないで下さい)
    DNSサーバアドレスの自動取得は、プロバイダが対応している必要があります。
    意図しない課金や接続を防ぐために、登録後には設定した通りの接続/切断が行なわれる事を確認してください。
    課金制限やユーザID/パスワード違いにより自動的に接続を禁止する場合がありますので、接続ができなくなった場合はそれぞれの項目を確認してください。
    プロバイダ名 半角32文字分以内
    プロバイダの電話番号 1 半角入力32桁以内
    2 (省略可能)
    3 (省略可能)
    ユーザID 半角入力32文字以内
    パスワード 半角入力32文字以内
    DNSサーバアドレス
    プライマリDNSサーバアドレス 指定の場合半角入力
    セカンダリDNSサーバアドレス (省略可能)


    上記の項目を設定した後、登録ボタンで設定内容を登録してください。

    [注意]
    プロバイダ名に漢字が使えるかどうかは、設定に利用しているWWWブラウザなど の環境に依存します。 例えば、プロバイダ名に漢字を記述して「YAMAHA (浜松)」となるべきところ 「YAMAHA ()」となることがあります。 そのようなWWWブラウザを利用している環境では、 プロバイダ名などに漢字を利用することができないと思われますので、 半角の英数字で設定してください。

  8. 設定の入力が終ったら、 ボタンを選びます。

    正しく設定されると確認の画面が表示されます。 ここでボタンを選択します。

    プロバイダの登録
    接続するプロバイダを登録しました。

  9. ふたたび、端末型接続の画面が表示されましたか?

    でも、表示内容が少し変りましたね。
    これ以降、この画面で、「登録の修正」画面へ移動したり、登録を追加・削除したり、 手動接続、自動接続の設定などが行なえます。

    YAMAHA Remote Router RTA50i Rev.3.04.44


    端末型接続設定

    プロバイダの登録

    プロバイダ名
    手動操作 最後の通信
    1 YAMAHA (浜松) なし
    プロバイダの削除
    自動接続設定
      自動接続を しない する 
      自動接続をする に設定すると、コンピュータからインターネットへアクセス(ブラウザやメールなど)が発生した時に自動的に回線を接続します。
    コンピュータやルータの設定/運用によっては、意図しない接続や長時間の接続による異常課金となる場合がありますので十分注意してください。
    複数プロバイダ選択
     複数プロバイダ選択を しない : 自動接続をする場合の接続先
    する
     

    現在の接続状態の確認
    回線は接続していません。
    最新情報に更新します。ブラウザの再読み込み/更新ボタンでも更新されます。

    キャンセルボタンでトップページに戻ります。

  10. プロバイダ情報を確認しよう!

    端末型接続の画面で、 先程登録したプロバイダ情報「YAMAHA (浜松)」の ボタンを押します。

    プロバイダの登録


    端末型接続設定:プロバイダの登録

    契約したインターネットプロバイダから通知された情報を設定します。(同じプロバイダを複数登録しないで下さい)
    DNSサーバアドレスの自動取得は、プロバイダが対応している必要があります。
    意図しない課金や接続を防ぐために、登録後には設定した通りの接続/切断が行なわれる事を確認してください。
    課金制限やユーザID/パスワード違いにより自動的に接続を禁止する場合がありますので、接続ができなくなった場合はそれぞれの項目を確認してください。
    プロバイダ名 半角32文字分以内
    プロバイダの電話番号 1 半角入力32桁以内
    2 (省略可能)
    3 (省略可能)
    ユーザID 半角入力32文字以内
    パスワード 半角入力32文字以内
    DNSサーバアドレス
    プライマリDNSサーバアドレス 指定の場合半角入力
    セカンダリDNSサーバアドレス (省略可能)


    上記の項目を設定した後、登録ボタンで設定内容を登録してください。

    [操作]

    • →プロバイダ情報を変更する時選びます。 登録を行なうと、オプション設定の情報は初期化されます。
    • →元の画面に戻ります。
    • →オプション設定画面に移ります。


[ 他のリビジョンと比較してみよう! ]

  1. 設定を確認してみよう!Rev.3.03.34以降

    以下の操作例を参照して、かんたん設定で設定を確認してみましょう。

  2. Rev.3.03.34以降

    • フィルタ型ルーティング機能により、経路設定のコマンドとして、 ip routeコマンドが新設された。
      従来のip pp routeコマンドで設定された経路は、ip routeコマンドで表示される。
    # RTA50i Rev.3.04.44 (Fri Jan 14 09:42:53 2000) 
    # MAC Address : 00:a0:de:00:00:fa 
    # Memory 4Mbytes, 1LAN, 1BRI 
    login password * 
    administrator password * 
    ip filter 1 reject * * udp,tcp netbios_ns-netbios_ssn * 
    ip filter 2 reject * * udp,tcp * netbios_ns-netbios_ssn 
    ip filter 3 restrict * * tcpfin * www,ftp,nntp 
    ip filter 4 restrict * * tcprst * www,ftp,nntp 
    ip filter 100 pass * * * * * 
    ip lan address 192.168.0.1/24 
    ip lan routing protocol none 
    ip lan secure filter in 1 2 100 
    ip route default gateway pp 1 metric 1
    pp select 1 
    isdn remote address call 0123456789 
    isdn call block time 15 
    isdn disconnect policy 2 
    isdn forced disconnect time 32400 
    ip pp secure filter out 3 4 100 
    nat use on 
    nat masquerade on 
    pp auth accept pap chap 
    pp auth myname NetVolante RTA50i 
    ppp ipcp ipaddress on 
    pp account threshold 10000 
    pp enable 1 
    provider set on 1 "YAMAHA (浜松)" 
    provider dns server 1 133.176.200.51 
    provider select 1 
    dhcp service server 
    dhcp scope 1 192.168.0.2-192.168.0.191/24
    dns server 133.176.200.51 
    dns private address spoof on 
    analog supplementary-service pseudo call-waiting 
    

  3. 例えば、Rev.3.03.29

    # RTA50i Rev.3.03.29 (Thu Apr 1 22:11:19 1999) 
    # MAC Address : 00:a0:de:00:00:fa 
    # Memory 4Mbytes, 1LAN, 1BRI 
    login password * 
    administrator password * 
    ip filter 1 reject * * udp,tcp netbios_ns-netbios_ssn * 
    ip filter 2 reject * * udp,tcp * netbios_ns-netbios_ssn 
    ip filter 3 restrict * * tcpfin * www,ftp,nntp 
    ip filter 4 restrict * * tcprst * www,ftp,nntp 
    ip filter 100 pass * * * * * 
    ip lan address 192.168.0.1/24 
    ip lan routing protocol none 
    ip lan secure filter in 1 2 100 
    pp select 1 
    isdn remote address call 0123456789 
    isdn call block time 15 
    isdn disconnect policy 2 
    isdn forced disconnect time 32400 
    ip pp route add net default 1
    ip pp secure filter out 3 4 100 
    nat use on 
    nat masquerade on 
    pp auth accept pap chap 
    pp auth myname NetVolante RTA50i 
    ppp ipcp ipaddress on 
    pp account threshold 10000 
    pp enable 1 
    provider set on 1 "YAMAHA (浜松)" 
    provider dns server 1 133.176.200.51 
    provider select 1 
    dhcp service server 
    dhcp scope 1 192.168.0.2-192.168.0.254/24
    dns server 133.176.200.51 
    dns private address spoof on 
    analog supplementary-service pseudo call-waiting 
    


[ トラブル対策 ]

[ 関連するRTA50i用設定例 ]

[ 関連情報 ]

[ パソコンの設定に関する情報 ]



[ RTA50i (FAQ , 設定例集 / 端末型プロバイダ接続の設定例 (files) ]