端末型プロバイダ接続に関する設定例


プロバイダにMP(2B,128Kbit/s)で接続するための設定


作成日2000/Mar/07
最終変更日2023/Jan/10
文書サイズ 42KB


[ 概要 ]


[ プロバイダにMP(128Kbit/s)で接続するための設定 ]

  1. かんたん設定の端末型ダイヤルアップ接続設定をします。

    登録するプロバイダ情報例
    プロバイダ名YAMAHA (浜松)
    プロバイダの電話番号10123456789
    ユーザ名NetVolante
    パスワードRTA50i
    DNSサーバアドレスIPアドレスを指定する
    プライマリDNSサーバアドレス133.176.200.51
    セカンダリDNSサーバアドレス空欄

  2. 端末型ダイヤルアップ接続設定のプロバイダ情報が 登録されると、 端末型接続の画面は、 以下のようになっています。

    YAMAHA Remote Router RTA50i Rev.3.04.44


    端末型接続設定

    プロバイダの登録

    プロバイダ名
    手動操作 最後の通信
    1 YAMAHA (浜松) なし
    プロバイダの削除
    自動接続設定
      自動接続を しない する 
      自動接続をする に設定すると、コンピュータからインターネットへアクセス(ブラウザやメールなど)が発生した時に自動的に回線を接続します。
    コンピュータやルータの設定/運用によっては、意図しない接続や長時間の接続による異常課金となる場合がありますので十分注意してください。
    複数プロバイダ選択
     複数プロバイダ選択を しない : 自動接続をする場合の接続先
    する
     

    現在の接続状態の確認
    回線は接続していません。
    最新情報に更新します。ブラウザの再読み込み/更新ボタンでも更新されます。

    キャンセルボタンでトップページに戻ります。

  3. 端末型接続設定の画面を開きます。

    端末型接続

    プロバイダの登録


    端末型接続設定:プロバイダ1 YAMAHA (浜松) のオプション設定

    回線切断タイマ関連
    ISDN回線を切断するタイマ方式を選択します。
    昼と夜の料金を区別する場合は深夜時間帯の設定も行なってください。
    課金される単位時間毎に通信の有無を監視して自動切断をする
    課金単位時間
    深夜時間帯での課金単位時間
    監視時間
    深夜時間帯での監視時間
    タイマで通信の有無を監視して自動切断をする
    設定秒数
    深夜時間帯での設定秒数
    深夜時間帯

    タイマによる自動切断を禁止する時間帯を指定する
    時間帯
    本設定では自動切断を禁止するため、長時間の接続により異常課金となる場合がありますので注意が必要です。
    タイマに関係なく連続通信時間分で強制的に切断する
    (再発信禁止秒)



    課金の制限
    課金情報は本体の再起動でクリアされますのでご注意ください。
    課金情報はNTTの交換機から通知される情報です。各種割引サービスを使用されますと内容が異なりますのでご注意ください。
    課金が 円以上になったら接続を行なわない



    MP関連
    プロバイダがMPに対応している場合のみ設定して下さい。
    限られた時間のみ使用する場合は時間帯を指定してください。
    MPを使用する
    時間帯を指定



    NTPサーバ関連
    毎月1回時刻を修正します。
    時刻をインターネット上のサーバに定期的に問い合わせる
    NTPサーバIPアドレス



    静的IPマスカレード関連
    指定ポートへの外部からのアクセスを許可します。
    プロトコル ポート 使用ホストIPアドレス


    上記の項目を設定した後、登録ボタンで設定内容を登録してください。

  4. MP機能を有効にする設定をしよう!

    MP関連の項目で「MPを使用する」にチェックしてから、 を選びます。
    プロバイダの登録


    端末型接続設定:プロバイダ1 YAMAHA (浜松) のオプション設定


    MP関連
    プロバイダがMPに対応している場合のみ設定して下さい。
    限られた時間のみ使用する場合は時間帯を指定してください。
    MPを使用する
    時間帯を指定


    上記の項目を設定した後、登録ボタンで設定内容を登録してください。

  5. 正しく設定して、ボタンを 押すと以下の画面になります。

    プロバイダ1 YAMAHA (浜松) のオプション設定

    通信の負荷に応じて接続チャネル数を制御します。

    ボタンで、 端末型接続画面に戻ります。

  6. で、設定を確認します。

    YAMAHA
    システム管理:内部情報

    Config表示 Syslogへ
    設定内容を表わすものです。直接コマンドを入力して設定を変更することもできます。
    #	RTA50i Rev.3.04.44 (Fri Jan 14 09:42:53 2000)
    #		MAC Address : 00:a0:de:00:00:fa
    #		Memory 4Mbytes, 1LAN, 1BRI
    login password *
    administrator password *
    ip filter 1 reject * * udp,tcp netbios_ns-netbios_ssn *
    ip filter 2 reject * * udp,tcp * netbios_ns-netbios_ssn
    ip filter 3 restrict * * tcpfin * www,ftp,nntp
    ip filter 4 restrict * * tcprst * www,ftp,nntp
    ip filter 100 pass * * * * *
    ip lan address 192.168.0.1/24
    ip lan routing protocol none
    ip lan secure filter in 1 2 100
    ip route default gateway pp 1 metric 1
    pp select 1
    isdn remote address call 0123456789
    isdn call block time 15
    isdn disconnect policy 2
    isdn forced disconnect time 32400
    ip pp secure filter out 3 4 100
    nat use on
    nat masquerade on
    pp auth accept pap chap
    pp auth myname NetVolante RTA50i
    ppp mp use on
    ppp ipcp ipaddress on
    pp account threshold 10000
    pp enable 1
    provider set on 1 "YAMAHA (浜松)"
    provider dns server 1 133.176.200.51
    provider select 1
    dhcp service server
    dhcp scope 1 192.168.0.2-192.168.0.191/24
    dns server 133.176.200.51
    dns private address spoof on
    analog supplementary-service pseudo call-waiting
    
    コマンド入力 Configへ
    ブラウザで入力可能なコマンドには制限があります。ping や traceroute などの実行コマンドや、help や show で始まる表示コマンドは使えません。


    Syslog表示 Configへ
    各種状態やパケットのやりとりを表わすものです。「最新情報」ボタンで更新します。ブラウザの再読み込み/更新ボタンでも更新されます。
    2000/03/07 08:41:33: Configure save in Nonvolatile memory
    2000/03/07 08:41:35: RTA50i Rev.3.04.44 (Fri Jan 14 09:42:53 2000) starts
    2000/03/07 08:41:43: [DHCPD] Allocates 192.168.0.2: 00:80:98:e0:ee:6f
    2000/03/07 08:41:57: Configure save in Nonvolatile memory
    


[ 色々な設定 ]

  1. 端末型ダイヤルアップ接続設定状態

  2. 負荷に応じて2B(128kbit/s)で接続する。(MP機能を有効にする)

  3. 常に2B(128kbit/s)で接続する。

  4. テレホーダイ・タイム(23:00〜8:00)に負荷に応じて2B(128kbit/s)で接続する。

  5. テレホーダイ・タイム(23:00〜8:00)に常に2B(128kbit/s)で接続する。


[ トラブル対策 ]

[ 関連情報 ]

[ パソコンの設定に関する情報 ]



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