クラスターの設定と操作


本製品のクラスター機能は、別途外部機器を使用することなく、複数の ヤマハアクセスポイント の制御・管理を行うことができる機能です。

本機能は、使用する無線APの中の1台を自動的にマスターAPとして運用します。
マスターAPになった本製品は、最大127台の ヤマハアクセスポイント をクラスターとして管理をすることができます。

ヤマハルーターによるスイッチ制御機能またはLANマップと併用する場合、スレーブAP数によってヤマハルーターからの見え方が異なります。
スレーブAPが15台以下の場合、マスターAPとすべてのスレーブAPがヤマハルーターのスイッチ制御/LANマップ画面に表示されます。
一方スレーブAPが16台以上の場合、マスターAPだけがヤマハルーターのスイッチ制御/LANマップ画面に表示されます。
スレーブAPが16台以上の場合は、ヤマハルーターからはマスターAPを介してスレーブAPの設定および状態確認を行うことができます。

本機能は、設定の一元管理やチャンネルの自動設定、送信出力の自動設定が行えるため、かんたんに無線LANシステムを設定し、運用することが可能になります。