9.2 SMTP メールサーバーの設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


メール送信に使用するサーバー情報を設定する。
smtp-auth パラメータでは、メール送信の際の SMTP 認証のためのデータ ( ユーザー名、パスワード ) を指定する。
SMTP サーバーで認証が必要ない場合は smtp-auth の設定は必要ない。
SMTP 認証でサポートしている認証プロトコルは、CRAM-MD5、DIGEST-MD5 および PLAIN 認証の 3 種類であり、SMTP サーバーと認証交渉を行う。
pop-before-smtp パラメータを設定すると、メール送信時に POP before SMTP 動作を行う。ここで行う POP 動作は、mail server pop コマンドで同じ ID で設定したものを利用する。pop-before-smtp パラメータが設定されているのに、対応する mail server pop コマンドの設定がないと、メールは送信できない。
smtps パラメータを設定すると、メール送信時に SMTPS プロトコルを使用して送信する。
verify-peer=on を設定すると、SSL/TLS接続時にサーバー証明書の検証を行う。
検証してサーバー証明書が本物と確認できない場合、メール送信は行わない。

[ノート]


TFTP によりCA証明書を本製品に保存できる。TFTPで転送する際には、書き込み先に cacert0 から cacert9 を指定する。
証明書は、PEM形式のCA証明書を指定することができる。
ひとつのファイルに複数の証明書を含めることはできない。