4.28.4 スタックポートで使うIPアドレスの範囲設定

[書式]

[パラメーター]

NETWORK_ADDR : A.B.C.D
IPアドレス空間 (A.B.C.0)

[初期設定]

stack subnet auto-ip

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

本コマンドはスタック対応機種でのみ実行できる。

本コマンドはスタック機器間で使用するIPアドレス空間を設定する。

NETWORK_ADDRには、サブネット255.255.255.0が固定で適用される。 auto-ipの場合、スタック機器間でAuto IP機能が使用される。

no 形式で実行した場合は初期設定に戻る。

本コマンドによって指定されたIPアドレス空間は、スタックポート以外のポートでは使用できない。

本コマンドの設定を動作に反映させるためには再起動が必要である。

スタック機器のIPアドレス空間は必ず同じパラメーターを設定する。異なるパラメーターを設定した場合、スタック機器間で正しい通信が行えない。

[設定例]

スタックポートのIPアドレスの範囲として"192.168.101.0"を設定する。

SWX3220(config)#stack subnet 192.168.101.0