2.1.3 SSHクライアントからのアクセス

パソコンなどのSSHクライアントを使用して、SWX3220のSSH サーバーに接続し、操作を行います。SSHを使用した設定を行うためには、まず、接続環境(IPネットワーク)の構築を行い、次に、SSHサーバーの設定を行います。

SWX3220のIPアドレスの設定については、以下のとおりです。

SSHクライアントからアクセスする場合、事前にSWX3220の以下の設定が必要です。

SWX3220のSSHサーバー機能については、以下のとおりです。

また、SSHクライアントが接続する仮想的な通信ポートのことを"仮想端末(VTY: Virual TYpewriter)ポート"といいます。SSHクライアントの最大同時接続数は、SWX3220のVTYポート数に依存します。SWX3220のVTYポートについては、以下のとおりです。

なお、VTYポートの設定は、line vtyコマンドで対象VTYポートを指定した後、ラインモードに移行して行います。仮想端末ポートはSWX3220内部でID管理しますが、ログインセッションとIDの割り当ては接続タイミングに依存するため、通常はすべてのVTYポートに対して同じ設定を行ってください。