SWX3220は、以下のコンフィグを使用して設定値を管理します。
コンフィグの種類 | 説明 | 可能なユーザー操作 |
---|---|---|
ランニングコンフィグ (running-config) | 現在動作中の設定値。RAM上で管理する。 | 参照 / スタートアップコンフィグへの保存 |
スタートアップコンフィグ (startup-config) |
保存した設定値。Flash ROM上の2つのコンフィグとSDカード上の1つのコンフィグを管理する。Flash ROM上の使用するデータはstartup-config selectコマンドで決定する。 |
参照 / 消去 / コピー |
デフォルトコンフィグ (default-config) | デフォルトの設定値。Flash ROM上で管理する。 | 操作不可 |
SWX3220のシステム起動時、以下の流れとなります。
startup-config selectコマンド設定値を参照し、使用するスタートアップコンフィグを決定する。
startup-config selectコマンドで sd が設定されていて、スタートアップコンフィグが保存されているSDカードが挿入されていなかった場合、スタートアップコンフィグ #0 が選択される。
決定したスタートアップコンフィグが存在する場合、該当データをRAM上にランニングコンフィグとして展開する。
startup-config selectコマンド設定値にしたがって決定したスタートアップコンフィグがFlash ROM上に存在しない場合、デフォルトコンフィグをRAM上に展開する。
SWX3220運用中にコマンドなどで設定を変更すると、変更した内容はすぐにランニングコンフィグに反映されます。ランニングコンフィグを変更した後、writeまたはcopyコマンドを実行することで、スタートアップコンフィグが更新されます。設定・変更した内容を保存しないで再起動すると、設定・変更内容が失われます。ご注意ください。