7.12.24 OSPFパッシブインターフェースの設定(OSPFv2)

[書式]


[パラメーター]

interface : インターフェース名
 

[初期設定]

なし

[入力モード]

OSPFv2モード

[説明]

OSPFパッシブインターフェースを設定する。

interfaceが指定されない場合、すべてのインターフェースでOSPF Helloメッセージが送信されなくなる。

interfaceが指定された場合、そのインターフェースでOSPF Helloメッセージが送信されなくなる。ただし、パッシブインターフェースに接続しているネットワークの情報はOSPFプロセスの処理対象となる。

[設定例]

172.16.1.0/24(VLAN #1), 172.16.2.0/24(VLAN #2), 172.16.3.0/24(VLAN #3)の3つのネットワークに接続されたOSPFルーターで、それらのネットワークをバックボーンエリアに所属させるが、VLAN #3インターフェース上の172.16.3.0/24のネットワークではOSPFを動作させずに経路情報だけ取り込む。

SWX3200(config-router)# network 172.16.0.0/16 area 0
SWX3200(config-router)# passive-interface vlan3