4.20.3 L2MS機能の役割の設定

[書式]


[パラメーター]

role : L2MS機能の役割
設定値 説明
master 配下に接続したSWXシリーズやWLX302シリーズの設定・制御を行うL2MSマスターとして動作する
slave ルーター、ファイヤーウォール、L2MSマスターに設定されたSWXシリーズ等、L2MSマスターとして動作するヤマハ機器から管理されるよう動作する

[初期設定]

l2ms role slave

[入力モード]

L2MSモード

[説明]

L2MS機能を使用する際の役割を設定する。

no形式で実行した場合はslaveとして動作する。

[ノート]

変更を適用するには、システムの再起動が必要です

同一ネットワーク内にL2MS(スイッチ制御機)機能を有効にしたヤマハルーターやファイヤーウォール、L2MSマスターに設定されたSWXシリーズが複数存在した場合、 L2MS機能が正常に動作しません。

同一ネットワークには、L2MSマスターとなる機器が1台となるようにしてください。

[設定例]

L2MS機能をマスターとして使用する。

SWX3100(config)#l2ms configuration
SWX3100(config-l2ms)#l2ms enable
SWX3100(config-l2ms)#l2ms role master