5.3.18 RADIUSサーバーホストの設定

[書式]


[キーワード]

auth-port : RADIUSサーバーの認証用UDPポート番号を設定する
timeout : RADIUSサーバーへの要求に対する応答待機時間を設定する
retransmit : RADIUSサーバーへの要求再送回数を設定する
key : RADIUSサーバーとの通信時に使用するパスワードを設定する

[パラメーター]

host : IPv4アドレス(A.B.C.D) または IPv6アドレス(A:B:C:D:E:F:G:H)
IPv6リンクローカルアドレスを指定する場合は、送出インターフェースも指定する必要がある(fe80::X%vlanN の形式)
port : <0-65535>
認証用UDPポート番号(省略時は初期値の1812を使用する)
time : <1-1000>
応答待機時間(秒)(省略時はradius-server timeoutコマンド設定(初期値5秒)に従う)
count : <0-100>
要求再送回数(省略時はradius-server retransmitコマンド設定(初期値3回)に従う)
secret : 半角英数字および、'?'、スペースを除く半角記号(64文字以内)
共有パスワード(省略時はradius-server keyコマンド設定に従う)

[初期設定]

なし

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

認証サーバーリストにサーバーを追加する。

最大エントリー数は8である。

no形式でコマンドを実行した場合は、指定したサーバーを認証サーバーリストから削除する。

[設定例]

IPアドレス192.168.100.100、応答待機時間10秒、要求再送回数5回として認証サーバーリストに追加する。

SWX3100(config)#radius-server host 192.168.100.100 timeout 10 retransmit 5

IPアドレス192.168.100.101、認証用UDPポート1645、共有パスワード"abcde"を認証サーバーリストに追加する。

SWX3100(config)#radius-server host 192.168.100.101 auth-port 1645 key abcde