9.2.22 受信フレームに対するポリシーマップの適用

[書式]

[パラメーター]

name : 適用するポリシーマップ名
 

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

ポリシーマップを該当するLAN/SFPポートおよび論理インターフェースに適用する。

no形式で実行した場合、LAN/SFPポートおよび論理インターフェースからポリシーマップを解除する。

[ノート]

本コマンドを実行するには、QoSを有効にしておくこと。

既にポリシーマップがLAN/SFPポートおよび論理インターフェースに適用済みの場合、エラーとなる。

ポリシーマップに関連付けられたクラスマップについて、LAN/SFPポートおよび論理インターフェースのトラストモードと対応しない設定が一つでも含まれていた場合、エラーとなる。 クラスマップの設定のうち、トラストモードによる適用制限があるコマンドは以下のとおり。
トラストモード コマンド 制限内容
CoS set ip-dscp-queue 使用不可
DSCP set cos-queue 使用不可
Port Priority set cos 使用不可
set ip-precedence
set ip-dscp
set cos-queue
set ip-dscp-queue
police, remark-map リマーキングが有効な組合せは使用不可(注1)

注1) リマーキングが有効な組合せとは、policeコマンドの yellow-action または red-action が remark に設定されており、且つ、該当色のremark-mapが設定されている場合を指す。

ポリシーマップが適用されたLAN/SFPポートは、論理インターフェースに所属できない。

ポリシーマップは論理インターフェースに所属しているLAN/SFPポートに対して適用できない。ただし、スタートアップコンフィグ上に論理インターフェースに所属しているLAN/SFPポートにポリシーマップ設定がある場合、最若番ポートの設定が論理インターフェースに適用される。

[設定例]

LANポート #1にポリシーマップpolicy1を適用する。
SWX3100(config)#interface port1.1
SWX3100(config-if)#service-policy input policy1
LANポート #1からポリシーマップpolicy1を解除する。
SWX3100(config)#interface port1.1
SWX3100(config-if)#no service-policy input policy1