9.2.9 ポート優先度の設定

[書式]

[パラメーター]

queue-id : <0-7>
LAN/SFPポートに設定する送信キューID

[初期設定]

qos port-priority-queue 2

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

LAN/SFPポートおよび論理インターフェースに、受信インターフェースに対応する優先度(送信キューID)を設定する。

no形式で実行した場合、指定したインターフェースの送信キューIDを初期値(2)に戻す。

ポート優先度は、トラストモードが"ポート優先"に設定されている場合の送信キューの決定に使用される。

[ノート]

本コマンドを実行するには、QoSを有効にしておくこと。

実行するインターフェースのトラストモードが"ポート優先"ではない場合、本コマンドは実行エラーとなる。

ポート優先度が異なるLAN/SFPポートは論理インターフェースとして束ねることはできない。

実行するインターフェースが論理インターフェースに所属しているLAN/SFPポートの場合、本コマンドは実行エラーとなる。ただし、スタートアップコンフィグ上の論理インターフェースに所属しているLAN/SFPポートの設定は、最若番ポートの設定が論理インターフェースに適用される。

[設定例]

LANポート #1 のポート優先度として、送信キューID #4 を割り当てる。

SWX3100#interface port1.1
SWX3100(config-if)#qos port-priority-queue 4