9.2.11 クラスマップ(トラフィックの分類条件)の生成

[書式]

[パラメーター]

name : クラスマップ名 (20文字以下、大文字小文字を区別する)
 

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

クラスマップを生成する。

クラスマップは、受信フレームをトラフィッククラスに分類するための条件を定義するものであり、matchコマンドで定義した条件とそれに対するアクション(permit/deny)で構成される。 クラスマップのアクションは、次のようになる。
  • アクセスリスト(ACL)を指定した場合(match access-groupコマンドを実行)

    ACLに対するアクションがクラスマップのアクションとなる。

  • アクセスリスト(ACL)以外を指定した場合

    許可(permit)となる。

生成後、その内容を指定するクラスマップモードに移動する。

no形式で実行した場合は、指定したクラスマップを削除する。

[ノート]

本コマンドを実行するには、QoSを有効にしておくこと。

指定したクラスマップが生成済みの場合、前回の設定に対して変更が行なわれる。 ただし、ポリシーマップがLAN/SFPポートおよび論理インターフェースに適用済みの場合、ポリシーマップに関連付けられているクラスマップは編集・削除することはできない。

[設定例]

クラスマップ"class1"を作成する。

SWX3100(config)#class-map class1
SWX3100(config-cmap)#