9.1.3 IPv4アクセスリストの適用

[書式]

[パラメーター]

ipv4-acl-id : <1-2000>
適用するIPv4アクセスリストのID
direction : 適用フレームの方向を指定する
設定値 説明
in 受信フレームに対して適用させる
out 送信フレームに対して適用させる

[初期設定]

なし

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

LAN/SFPポートおよび論理インターフェースにIPv4アクセスリストを適用する。

受信/送信フレームがアクセスリストの条件と一致した場合、アクセスリストのアクションが該当フレームに対するアクション(permit, deny)となる。

no 形式で実行した場合、適用したアクセスリストをLAN/SFPポートおよび論理インターフェースから削除する。

[ノート]

アクセスリストは、同一のインターフェースに、受信フレーム(in)と送信フレーム(out)のそれぞれに1つずつしか登録できない。

送信フレームに対するアクセスリストはLAN/SFPポートに対してのみ適用可能。

制約事項は以下の通り。

ポート番号範囲(range X Y)を指定したIPv4アクセスリストは、送信フレーム(out)に適用できない。

受信フレームに対するアクセスリストが設定されたLAN/SFPポートは論理インターフェースに所属できない。

受信フレームに対するアクセスリストは論理インターフェースに所属しているLAN/SFPポートに対して適用できない。ただし、スタートアップコンフィグ上に論理インターフェースに所属しているLAN/SFPポートに受信フレームに対するアクセスリスト設定がある場合、最若番ポートの設定が論理インターフェースに適用される。

[設定例]

LANポート #1の受信フレームに対して、アクセスリスト #1を適用する。

SWX3100(config)#interface port1.1
SWX3100(config-if)#access-group 1 in